2014年10月10日

肝浸潤だったんだ

*「転移」じゃなくて「浸潤」だと教えてもらったので昨日の記事を訂正しておきます。「転移」は接触していない遠隔臓器のものとのこと。

イメージ的には、
「転移」:ガン本店から暖簾分けや支店
「浸潤」:ガン本店、隣町まで拡大


午前中お仕事、午後からCTに行こうとした晴天の日。病院から電話が。嫌な予感。良い知らせが来る訳がない。ちゃんと支払もしてきたので心当たりない。

と、主治医の先生。肺炎関連の検査で、とんでもない数値が出て、間質性肺炎の疑いありとのこと。午後のCTより少し早く来て、呼吸器の検査を受けられるように。そして診察も入れてくれた。肺炎だったら治療を一時お休みしなければならないし、肺炎の治療のためにガン治療を再開するまでに時間かかってしまうので、2週間放置するよりは早めにと思ってくれたのだろう。

病院では肺活量などの検査。吸ったり吐いたり。標準数値っぽい。元々やる予定だったCTと、胸部レントゲンも追加。あっち行ったりこっち行ったり。元気だから苦にならないが、病院って大きいから具合悪い人だと大変だよね。

くるくる回っている間にCTやレントゲンが完成しており、先生の診察。CT結果はいつも翌週に診ていたけど、すぐ出るんだと知る。頑張ってくれたのかも。

さて、間質性肺炎の目安となるKL-6値。普通は~500の範囲なのに、どうも4000超(?)のとんでもない数値。そのため先生がお電話くれたのだった。診察日じゃないお休みなのにすみませんの巻。ただし、この数値は乳がんでも高くなるのでその可能性もあると先生も。いつもふざけた患者だけど、もしかしたら重篤になっちゃって苦しいのかもしれないと心配してくれたのかもしれない。

指に挟むパルスオキシメーターでサチュレーション(血中酸素飽和度)もチェック。99%、きわめて健康なんじゃないかしら。

症状:
咳、鼻水、痰

画像からは肺炎の徴候はまだはっきり出ていない。さて、どうするか?
翌週に呼吸器の先生の診察を入れてもらって、それまで経過を注意深く観察しながら(自分で)とりあえず続ける事に。発熱とかまあ呼吸が苦しいとか発生したら休薬。どの薬が原因か判らないので、念のため、アロマシンも止めておいた方が良いとのこと。ほとんどどんな薬でも副作用に間質性肺炎があるリスクがあるとのこと。今まで異常がなかった薬でもそのリスクはあるそう。でも、一つ一つすべてのバイアスを取り除いてテストはできないから、結局何が原因だったかなんて100%は判らないのかもしれない。

肺活量は結果出ていたけど、それ以外の細かいデータもその時までには揃う。もし悪化しちゃってもその時に診てもらえるからいいか。

私的には、
鼻水←ブタクサのせい(そのうち終わる)
咳&痰←肺のガンが悪化したせい(薬が効かなきゃ治らない)

で、そこに最初「風邪」がオーバーラップしてしまったから、複雑で判りにくくなっているんじゃないかなあという推理。肺炎の自覚症状として息苦しさがあるらしいのだけど、全然息苦しくないから微妙に違うんじゃないかと。まあ、来週、判るだろう。

先生、次回の血液検査に追加で「カンジタ」の検査も入れてくれる。セクシャルな病気に心当たりのあるような行為してませんしと、無言の主張をすると、「全身のネ」と。免疫が落ちれば思わぬ菌が全身で繁殖する恐れがあるから、そういう事らしい。

まあ、いい。治療継続。


それよりCT結果。
前回から二か月。無治療。何もしてない。良くなっている要素なんて一つもある訳ない。あったらむしろ不気味。

やはり胸水は増えてるし(画像的には息切れする程度らしいけど、鈍いからか余り感じない)、胸膜の塊も大きくなっちゃって、あれ?

胸膜に接している肝臓の上部がクルミの実のようにぐしゃっと胸膜に巻き込まれているようになっていた。結構しっかりと。

うわー、胸膜腫瘍増悪→肝臓浸潤。
数値が上がったのも、マーカー3倍も、すべてメイクセンス。
肝臓がやられたから数値が上がった。だから薬止めようが変えようが、余り関係なかったんだ。無治療の時に、胸膜から下の肝臓に広がったんだ。

肝エコーで見つからなかったのは、点のように肝臓全体に転移していたのではなく、ろっ骨の下に固まって隠れていて診にくい部分だったから。皮下脂肪が邪魔でそっちまで押し込んで映せなかったからに違いない。デブは身を滅ぼす。ぱらぱらと遠隔に広がるような転移だけ心配していたけど、こういう浸潤タイプで他臓器へというのも当然ある。あーあ、胸膜、横隔膜、腹膜と、いきなり全部?その原理なら、肋骨の一番下とかも危なくない?しばらく骨シンチしてないから不明だけど。

ピロたん曰く「まあ、想定内ですね」って、そういうものなのか。
確かに、薄い壁を隔てた隣に大声でおかしな一家が住んでいて何年も煩く騒いで暴れたりゴミを投げ込んできたら、普通の一家もうんざりして病んでしまうのと同じだ。人の場合は引っ越せるけど、肝臓は引っ越せないし。


なるほど。
…クリアになってちょっと気が楽になった。


でもちょっと、アフィニトールが効かなかった場合、使えなかった場合の事も考え始めた方がいいかな。楽しい人生だったし、やりたい事は殆どやったけど、心配は老母と猫達かな。

老母のために弁護士先生に遺言作成してもらい済。遺産の税金のことは、これまた昔、実家の顧問だった税理士の先生にお願いしてもらう予定。会社の株やら保険やらも、全部清算してもらう。猫は、超猫好き友人に何かあったらとお願い済。母一人で4匹育てていくのは無理なので、女の子2匹を引き取ってもらえたらいいなあと。猫を育てるのにもお金がかかるので、猫に遺産相続させたかったが、住民票がない(!)対象に遺贈できないそうなので、そのお友達に少し遺贈。車は車好きな古い友人に遺贈。その他色々。保険や確定拠出年金は「遺産」ではないそうなので遺書には載せられないが、判り易くまとめておこう。結構、長年生きていると色々な物があるなあと感心すると同時にめんどくさく…。

長く鬱病で大変で、やっと上向いてきた弟に気分が滅入るような後片付けをやらせるのは気の毒なので、弁護士先生と税理士先生に頑張ってもらいたい。

そうか、猫には遺贈できないのか。確かに固体の特定ができないよね。茶トラ、12歳、オス、鼻ピンク、喉白とか細かく指定してもダメな物はダメか。ああ、相続ってそういう物だったよなあと自分が法学部だったことを思い出した。

でも民法なんて妊娠した馬がどーしたとか貸したお金がどーしたとか、他人の物の話なんか興味なかったので自発的に勉強しなかった。しかも、民法の判例で一番最初に習うのが、「宇奈月温泉事件」ですよ?昭和初期、地下の長い温泉引き込み管と土地の権利でもめる物語。18歳の小娘が「わあ、画期的な判例!わくわくしますね!」なんてなる訳ない。宇奈月温泉がどこにあるかも知らなかったので、正直、どうでもいい。資格勉強のために嫌々覚える程度。今でも最初に習うのは、それなのかな?

それを勉強し続けた弁護士の先生って、本当に偉い。遺書作成費用はちょっと高くてびっくりしたけど、仕方ないと思えた。


DSC00018と、さっぱりしたところで治療を続ける。

まずはアフィニトール。
また一週間。肺炎にならないように注意しながら。まあ、注意してもなる時にはなるから、余りどうにもならないのだけど、体調を整えながらやろう。連休明けに呼吸器の先生に診てもらってダメならアフィニトール中止。大丈夫なら継続。肝転移していようといまいと、やる事に変化はない。

しかし、咳が肺のガンの増悪から来るのであれば、アフィニトールやり続けて、それが効いてくれなきゃ治らない。でも、もし本当に肺炎なのだったら、アフィニトー続けたら危ない。昔習った、ヤマアラシのジレンマ的な?(チガウ)


過度な期待もしないけど、失望もしない。いつ、どんな事になっても、後悔しないようにしていきたい。100%は無理だろうけど、まあできる限りはね。

皆さんもね。
リアルの友達も読んでいるけど、ショック受けないでね。メソメソ止めてね。なーに、もうちょっと引っ張れるかもしれないし、ダメな時はダメだし。それが人生だものね。

だからそれまでは、今までのように楽しく遊びましょう。


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nekome1999 at 23:58コメント(21)トラックバック(0) 

2014年10月08日

アフィニトール継続:台風の中の通院

日曜日ダラダラしながら在宅仕事していましたら(月曜日に通院で休むので)、翌日が台風で首都圏は通勤通学時に台風通過と知る。

湘南新宿ラインなど早々と運休を決めている。東海道線も止まりそう。沿線の距離が長い路線は危ない。横浜から東京縦断しての通院は無理なのではないかとホテルで前泊する事にした。山手線はまず止まらないだろうけど、念のため、病院のある駅で。ビジネスホテルしかないけど、仕方ない。

結果、正解。
雨に濡れないで通院できた。しかし台風でガラガラかと思っていたのにむしろ混雑。採血して診察。

さて、一週間後の肝臓の値は、

AST(上限値40): 74 → 80→ 92
ALT (上限値40): 61 → 64→ 58

ASTは上がってALTは下がっている。現状維持という感じ?
一週間アフィニトールをやって現状維持というのは、

A) 肝機能の数値を上げた原因は、アフィニトールではなかった
B) 原因はアフィニトールだったけど、肝臓機能回復のウルソやグリチロンが良い働きをしてくれている

どちらかなのだろう。でも、判らない。とりあえず、肝臓の数値が現状維持なら、アフィニトール継続という事だった。内科の先生曰く、3ケタにならないなら問題ないでしょうとのこと。確かに一週間現状維持なら、治療継続で大丈夫なはず。

一週間アフィニトールをやってみて、まあ副作用として気になったのは

・胸のむかつき
→常に空腹感がない。でも食べれば食べられない事はない。胃もたれする。ゼローダ飲んでいた頃と似ているかな?吐き気まではない。ガスターとムコスタでまあ大丈夫。

・ミニ口内炎
→始めて数日で、何となく口腔内の粘膜が全体的に「薄く」なった感じがした。舌などもザラザラヒリヒリしたかと思うと、それが小さな口内炎化する。舌先に小さな口内炎が集団であるのを見るのは気持ち悪い…と思いながらもまたつい見てしまう。口の中全体にミントのマウスウォッシュが浸みる。これが進むとあちこち擦りきれてしまうような感じ…。と歯医者の先生に話したら、おそらく唾液の出が悪くなって口腔内が乾きがちなので、あちこち当たって、普段痛まない所が痛むのではないかと。口内炎もそこから始まり、唾液が少ないと口腔内の菌が繁殖しがちなので炎症がひどくなるのだ、と。

DSC00007なるほど。粘膜が上手く機能しなくなって口内炎になってしまうのかと想像していたが、さらに唾液が出ないので傷つきやすく、炎症を起こし易いのか。メイクセンス。だから乾いたり菌が繁殖しないように「うがい」を奨励していたのか。納得納得。さすが先生。そして、処方してくれたのがこちら。

これって、介護用品?スポンジが付いたスティックみたいなの(別売り)で口の中に塗るのだ。どう考えても介護用品ですよね?寝たきりのお年寄りなどが使うやつ?と先生に尋ねると、「いやー、病気で唾液が出にくい人とかもいるんだよ。お年寄りじゃなくてもね」とのこと。慰めてくれていたのだろうか。

専用スティックなんて持ってないから綿棒で口の中に塗りたくってみた。口内炎ができそうみたいな所に塗るといい感じ。単にヌルヌルしている。味も臭いもない。仕事中にそんなにウガイばかりしていられないから、これ塗っておけばいいか。あとはお茶飲むのもいいかも。理論的には、口腔内の水分を多めに保っておけば良いのだろうし。

・爪が薄くなる
→長く伸ばしている爪が横から割れて引っかかる。短めに切りそろえて、ネイルで補強必要。

その他、手足は寝る前にオイルやクリームで十分保湿。一週間はこんな感じで過ぎた。

一点心配だったのは、先月からの風邪の咳が抜けない事、と主治医の先生に。風邪の記録としてはこちら。まだ咳がある。出ない時は出るが、出始めると止まらない。

どんな咳かと尋ねられたのでやって見せると「空咳ですネ」と。コホコホと軽い咳。あまり咳をしない人には、どんな咳が「空咳」なのかよく判らないと思う。鼻水、痰、咳は抜けないまま。でも、一か月も続くと、もはや風邪じゃない気がする。耳鼻科に行ったら、治療で肝数値高くなっちゃってる人に変な薬は出せないなあと困られちゃったし。

「もうそれは風邪じゃない気がしますネ」

と、主治医先生。
確かに、最初の一週間は確かに風邪だったと思う。喉腫れて痛くて、咳、鼻水がひどかった。でもそれは通常の風邪のように数日で終わった。そこから良くなったり悪くなったり、でも鼻水は治らない。何となく、ブタクサのアレルギーっぽくもあるのだけれども。くしゃみも出るし。

アレルギーなら検査で判るんですけどネと、先生。本当だよ。何で耳鼻科の先生はちゃんと診てくれなかったのか。診ても薬出せないからなーという感じだったのか。

・風邪をこじらせている。
・アレルギー
・肺が酷くなってガンのせい
・間質性肺炎

と、現状には色々な可能性がある。

先生、ささっと今日の採血の血がまだ残っているか電話で確認してKL-6やその他色々な間質性肺炎関連のマーカーを入れてくれる。さらに前回8/18だったが、少し早目にCTを入れてくれようとする。翌日15:30にたまたまスポット空いており、それ以降は月末までCTの予約が一杯。

前回から「無治療」だもの。前回のCTから2か月、何もしていない。しかもマーカーが3倍。CTを見ても全く良い要素なんてないだろう。…と思ってテンションは上がらないが、間質性肺炎の心配も払拭したいのでナイスか。翌日、午後からまた来よう。こんな事もあろうかと今週は木金しかミーティングや面接を入れてないし。

アフィニトール、アロマシン、ムコスタ、ガスターを二週間分処方してもらって帰る。10/7にCTで次の診察は10/20という予定。それまでには今日の採血から間質性肺炎のデータも出ているだろうし、すべてOKな予定。


病院前のいつもの薬局へ。薬局マスターが出て来て色々説明してくれる。前回、アフィニトール処方してから時間経っているから、使えたのかなあ?大丈夫かなあ?と心配していてくれたそう。そこの患者さんでアフィニトール使って良い結果が出ている人も多いので、使えればいいなあと案じていてくれたらしい。

ここのマスターは勉強熱心で、がん患者の口腔内ケアという小冊子を病院と共同で出したり、待合室にもガンの最新情報のコピーや切りぬきが置かれていたり、がん患者に対するケアが充実。さすががん病院の前の薬局だ。一度、近所の小児科隣の薬局に行ったら、フェマーラが置いてなかった事もあったので、やはり経験豊富な薬局がいいと思う。

薬剤師マスターはやはり肺炎を心配してくれる。KL-6を次回調べるんですよと話すと、面白い事を教えてくれた。KL-6は間質性肺炎のマーカーとして使われるが、乳がんの転移でも50%が異常値を示す。そのため、ガンのマーカーとしても効果があるのではないかとの研究がある(こちら)。ですので、乳がん患者は、間質性肺炎になる以前に、この数値がすでに高い可能性がある。

ので、本当はアフィニトールを始める前にチェックすると良いとのことだが、間質性肺炎の可能性もない時点での検査がいくら比較に役立つかもと言って保険適応になるのか?等の謎がある。でも、これからアフィニトールやる人は、何のため、開始前に調べておいた方がいいかも。薬剤師マスターも、今後、他のマーカーが安定しているのにKL-6だけが上昇していたら目安になりますよと。

なるほど。
と、思いつつ内科クリニックに立ち寄って、継続は内科的に問題ないと確認してから帰宅。台風一過の素晴らしい天気。

DSC00468子供の頃は、「台風一過」を「台風一家」だと思っていて、「台風一家の晴天」と聞くと、たぶん台風は強風、大雨、そして晴天がセットで一家(ファミリー)なのかなと思っていた。そのうち漢字を習うまで、晴天さんは台風さんの家族メンバーだった(私の中で)。そうではないと真実を知った時の、幼いながらの知的喜びと興奮が蘇ってきた。

人生って、いくつもの包みを開けて行くような感じかもしれない。

綺麗なパッケージ。汚い物。要らないと思うけどどうしても開けなければいけない物。欲しかったのに自分は持っていない物。その逆。一つ一つ開けていく。開けるたびに知識を得て、経験を得て、色々な物を積み重ねていく。綺麗で好きなパッケージだけを集めて開けていきたいと思うけど、そう上手くはいかない。努力で得られるパッケージとそうでない物とがある。何かを成し遂げるためには、どうしても開けなければならない物もある。

若い頃は、小さいけど綺麗なパッケージが多くて、きっと将来はもっと綺麗でもっと大きなパッケージを開けていくのだろうなあと夢見ていた。倉庫の中の手持ちパッケージはまだ全部見えないので妄想し放題。年取ると、かつて新鮮で大きな喜びを与えてくれたはずの小さなパッケージが、ショボく見えたりするようになる。さらに、薄暗かった倉庫の中が見えるようになってきて、ああ、自分の手持ち(将来)にはもう、昔、夢描いていたような綺麗で大きなパッケージなんてないんだなと判ってくる。自分が昔無くしたパッケージが、すごく綺麗で大きかったようにも思えてくる。

それが年を取る事なのかもしれない。現実的に将来が見えて、そして失った物が懐かしく思える。でも、昔の価値観でショボくて小さなパッケージだったとしても、喜びを感じられるように気持ちでデコレーションする事は、きっと年取った方が上手にできる。

朝、元気に起きられる事が幸せで、今日の続きに明日があって。そんな当たり前の事にささやかな幸せを感じつつ、まだまだパッケージを開けて行こう。(嫌なパッケージも仕方なく)



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nekome1999 at 21:23コメント(6)トラックバック(0)アフィニトール&アロマシン治療メモ(転移後) 

2014年09月29日

肝数値横ばい&マーカー3倍

9/22以来、上がってしまった肝機能数値を下げるため、一週間、ロキソニンとか風邪薬とか一切止めて、油っぽい物を避け、暴飲暴食せず、仕事もゆるく、疲れたらゴロゴロし、適度にストレッチし、よく寝て、元町チャーミングセールでストレス発散もした。勿論、禁酒。お友達がランチシャンペンだのサングリアだのやっている時にも、自分だけ我慢してオレンジジュースを飲んだ。

な、涙が出ますよ的な肝臓第一生活。これは数値も、さぞ改善されている事であろう。超下がっているに違いなく。

AST(上限値40): 74 →80
ALT(上限値40): 61 →64

…って、上がってるじゃん、むしろ!

まあ、横ばいと判断してもいいかもだけど。(γ-GTPは、主治医の先生曰く、飲酒などでも変動するからとの事で、今日の検査には入れられていなかった)

あれほど養生したのに、全く無駄だったという事だろうか?
いや、まあ、もっと酷くなっていた所が、この程度で済んでいるという見方もできるのだけど。まあ、努力しがいがないというか何というか。

内科クリニック先生はいつもポジティブで患者を元気つけてくれる。曰く、横ばいというのは、変化がないのではなく、もしかしたら計測する前はもっと上がっていたものが、状態が良くなって下がってきているのかもしれないとのこと。肝臓に養生は大事なので、のんびり生活を続けて欲しいと。

まあ確かに。前回検査後にもっと上がっていた物が、状態が良くなって下がってきた瞬間を切り取った検査かもしれない。でも、その逆にもっと下がっていた物が、状態が悪くなりつつあって上がってきた瞬間を切り取った検査かもしれないし、単に現状維持かもしれない。真実は毎日測定でもしないと判らない。でも、そのためだけに毎日、採血なんて嫌だし、たぶん病院ではやってくれない。そして、それが判ったからと言って余り治療に役立つとも思えない。とにかく養生しながら行くしかない。

とりあえず、風邪も収まってきた。まだ鼻水&痰&咳のコンボはあるが、風邪なのだか、鼻炎なのだか、肺の状態が悪くなってきているのだか、さっぱり判らないが、喉の痛みや腫れ&発熱などはなく、まあ治療には問題ないだろう。

マーカーは261.1→725。

3倍?
人生最高値だ。でも、マーカーが上がるだけでは人は死なない。また、3倍になったと言っても、腫瘍が3倍になったという事でも、病気が3倍進んだという事でもない。マーカーに関しては今でも誤解がよくあるが、マーカー1000の患者はマーカー100の患者の10倍病状が進んでいると言う事ではない。マーカーの大きさ=病気の重篤さでもなく、他人と数値を比べても意味がない。ただしマーカーが病状を反映している患者の場合、自分の個人的な上下トレンドは参考になる。しかし、全く病状がマーカーに反映されない患者さんもいるので、あくまで目安だ。

マーカーの上昇は、1か月無治療だったのでまあ仕方ない。ちょっと懸念は、伸び率が高い事かな。活発になっちゃっているかもしれないのに、アフィニトールとアロマシン(ホルモン系スロー効果)で大丈夫だろうか?よりシャープに効果が出る(かもしれない)抗がん剤の方が良いのではないかという疑問。しかし、色々使い果たして、残っている物も、精々ウィークリータキソール、ナベルビン、アバスチン&タキソール程度しかない。

自分は再発治療をしてからずっと抗がん剤が本格的に効いた事はない。マーカーは一時的に下がったりしたけど、画像で腫瘍が小さくなった事はフェマーラで一度あるだけだった。おそらく、抗がん剤が余り効かないタイプなのだと思う。(作用機序的に)フェマーラが効かなくなった患者に効果を発揮すると言われているアフィニトールをどうしても試してみたい。

まあ、とりあえずやってみよう。
アフィニトールはまだ手元に残っているので、アロマシンを処方してもらう。通常量で、一週間、グリチロン&ウルソで肝臓をケアしながら試してみて、口内炎などの副作用にも注意しつつ、来週また採血して肝臓の様子をチェック。数値が横ばい程度で済んでいたなら治療は継続。超アップしちゃっていたら、原因はアフィニトールで間違いないので、その時に、次どうしようか考える事になった。

まあ、効くか効かないか。続けられるか続けられないかは、とにかくやってみないと判らない。アフィニトールを使っている乳がん患者さんはまだ少ない。続けて使っているというブログも見た事はない。これが誰かの役に立てるように、ちょっと続けたいんだけど、どうなるかな。

適正使用ガイドというのが製薬会社から出ていて、WEBで見られる。アフィニトールの乳がん用はここ。でも、この種の物はあらゆるリスクを漏らさず真剣に書いてあるので、怖がりな人は見るのを止めた方がいいかも。概略としては、やはり肺炎が結構大変そう。あと、肝炎のキャリアな人は注意。

DSC00462家のアマリリスがまた咲いた。毎年株が大きくなって巨大化している。さらに屋外で越冬する。植物の環境への順応度はすごいのかも。


さて、飲む時間を決めねば。一日一回、忘れないように。

腎臓がん患者さんの冊子では「空腹時」とあって、食事の1時間以上前、もしくは食後の2時間以降とのかなり細かい指定が。タイケルブみたいに空腹時って事かな?食事の内容によって血中濃度が影響を受けるので、一定の効果が期待できないというもの。しかし、これが乳がん患者さん用ですと「食後」「食後30分以内」って、何で?

ピロたん曰く、まだよくわかっていない不思議な薬らしい。例えば、あるお薬で間質性肺炎になっちゃうと、もう2度とそれは使わないけど、これは場合によっては休薬してから再開しても大丈夫だったりとか、空腹でも食後でもデータがあるとか。まあ、まだ新しいからかしらね?謎は深まるけど、あんまり関係ないか。

昼間から飲んで嫌な気分になっても困るので、夜からアロマシン&アフィニトールを再開。グレープフルーツとの飲み合わせが良くないらしいので注意。分子標的薬はグレープフルーツがNGなのが結構ありますね。


DSC00466リンドウ3色、可愛かったので買ってみた。しかし、普通に活けるとやはり仏花っぽい雰囲気が漂う。ピンクと白は仏花っぽさがないから普通に活けても大丈夫だけど、青は青で花だけ短く切ってアレンジした方が良いかも。


「プラセボ」という現象は良く知られている。
単なる小麦粉でも「薬だ」と信じて飲めば効果が出たりする事。その逆の「ノセボ」というのも研究されていて、鎮痛剤を投与し続けているのに「投与を止めた」と伝えると、また痛みを感じるようになったり、また「副作用があるよ」と伝えられると、「偽薬」なのにその副作用を感じたり等、色々あるらしい。人間の心の力の不思議さ。

人間の心の力だけではすべてを変える事はできないが、「効く」、そう信じていれば効果の出方も違うのかもしれない。また副作用もあらかじめ「出る」と思い込むのも良くないと思う。特に抗がん剤の吐き気は、始める前からすごく脅されるけれども、殆ど出ない場合もあり、本当に人それぞれなので。


注意しながらもとりあえずやってみて、勿論、副作用は仕方ないので上手に宥めつつ、できるだけ長く、なるべく当たり前な普通の自分の日常を送っていけるのがベストなのだろう。そうして10年やってきた。これからもできる限り、そうしていこう。

…じゃあ、さて、仕事するか。



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nekome1999 at 21:43コメント(6)トラックバック(0)アフィニトール&アロマシン検査&病理結果 
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