2014年04月19日

春を訪ねて:グラタンリング?

DSCN5188春っぽくラナンキュラス。キャンドルもピンクにして、お花見女子会(婆会)の時に飾ってみた。これは咲き過ぎちゃって、近所のお花屋さんが「こんなの売れない」と、代わりにスイートピーを執拗に勧めてきたのを無理に買ってきたのだったが、数日は大丈夫だった。普段余りピンクの花は使わないんだけど、春らしく華やかな感じでたまにはいいと感じた。

ところで、先日、「出会いと別れ」というタイトルだったのだけど、別ればかりで出会いについて書いてなかったのに気付いた。出会いは、今年、自分の部に6人の増員を勝ち取り、その採用で、たぶん。いい人が来てくれるといいな~。やっと十分なリソースが揃うので、自分がいつ辞めてもいいような体制作りをこっそり進めて行きたい。(楽できるし)

そして、再会もあった。
友人で、カナダ大学院時代の戦友(学校で苦楽を共にした)の旦那で、日本での大学の元恩師とも関連で(業界が狭いので)、そして元部下という多重役割の人が、めでたくカナダの市民権取って、「外人」として日本の学校に戻ってきた。市民権取るまでは、やたらに国外に出られないので、たまーにしか会ってなかった。でも、再発して最初の抗がん剤入院した時、夫婦でわざわざ日本に戻ってきて、レンタカー借りて退院時に迎えに来てくれた。普段は余り接点がなくても、彼らが本当に困ったときには何を置いても助けに駆け付けたいと思えるし、彼らも実際にそうしてくれる貴重な友人。また頻繁に遊べるようになるのは嬉しい事だ。

別れもあれば、出会いも再会もある。長く生きると、いい事がたくさんある。しぶとく行こう。

DSCN4942花見第二弾は、新幹線でお出かけ。

これはなだ万のお弁当。うにのムースが美味しく。今度、マネして作ってみよう。

ところで、新幹線に乗るとテンションが上がっていきなり旅気分になるのは、私が昭和の人間だからだろう。

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行先は、こんな新しい物とこんな古い物が大切にされて共存している、綺麗な街。街が綺麗で、人が良く、食べ物が美味しいだけではなく、電車好きでもあるために、自分の中では最も素晴らしい街の一つとされている。電車は、エコの観点からも素晴らしい。

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桜だー。
やはり、ソメイヨシノだけじゃなくて、しだれなど色々な種類がある。色も桜色だけではなく、ピンクの濃淡が楽しめる。大井川から西はそうなのか?箱根から西か?

しだれや八重などは余り尊重されず、ソメイヨシノ大好き。一色、一斉に咲いて一斉に散ります。…は、武家カルチャーもしくは江戸っ子気質に沿ったもので、江戸時代から関東に続く文化なのか。いや、もしかして鎌倉時代からとか?

ウナギも背開きと腹開きで違うと言うし、たぶん昔は現在の私達が想像もできないほど、東西文化には違いがあったのではないかしらね?

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ステキなお庭、縮景園。右には小さいけど、花嫁さんもいる。広島駅から路面電車で簡単なアクセス。路面電車ではスイカが使えないので、数回乗り降りする場合には一日乗車券を買った方が面倒くさくない。

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宿泊は今年もグランドプリンス。荷物は広島駅からホテルに送ってくれるし、シャトルバスもあるし、宮島へは直行船が出ていて、比較的すいているので楽。そんな船の中にもカープ愛を発見する。晩御飯の前菜。春の旬を感じる。あわびが柔らかくて美味しい。

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宮島の桜。
去年は時期が遅くて八重桜しか見られなかったが、今年は満開タイミングで素晴らしかった。お天気も良かった(午前中は)

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鳥居が遠く見える。手前は馬酔木の群生。こちらも今が花盛り。そして、あなご飯。

あなご飯は、最初、陸側にある「うえの」というお店がお弁当で出したのが最初だったという(広島出身主治医説)。先生もお勧めのふじたやさんに。

去年もここに行って、美味しかったので再訪。11:30に行けばよかったはずなのに、平日ですでに一回目のお客さんが入っており待たされた。やはり桜の時期だからか。

メニューは一つ。あなご飯しかない。ご飯はふっくら。タレの味は優しく、あなごは柔らかく。やはり美味しい。実に美味しいと思います、ここのは(力説)。合席になった地元の年配ご夫婦も、このお店が一番美味しいとお話してくれた。観光客もいたが、和服をお洒落に着こなしたお婆さんが一人でさりげなくいたりとか、どちらかと言うと地元のお客さんが多かった。人気店なのだろう。

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弥山ロープウェイで上った先の展望台がここ。獅子岩の展望台。右の写真は天気が良かった去年のもの。お天気でずいぶん印象が変わる。

瀬戸内海の島々が綺麗に見えて、ここでも充分景色も良いのだが、実はさらに山頂まで行ける。去年は一緒に行った友人の靴が「ヒール」だったし、自分も疲れていたので断念したのだったが、今年は登る気満々だった(無謀)。

かなり歩く。アップダウンが激しく、きつい。

DSCN5070途中の霊火堂で休む。

ここには、空海が宮島で修行をした時から1000年以上も燃え続けていると言われている火がある。

この火と大釜で沸かしたお湯が万病に効く霊水と言われているので飲んでみた。鉄の釜の色か、ちょっと茶色くて鉄の味。たぶん、鉄分が豊富なので、貧血とか昔の栄養不良が原因の病気に非常によく効いた事から「霊水」と呼ばれるようになったのではなかろうか?

この火は、広島平和記念公園の平和の灯の元火の一つとなったらしい。へー。と思ってまったり休憩。

友人は、ここでギブアップ。もう登りたくないと。

私は、ここまで来たら最後まで行かねばと登り続ける。とてもガン治療中とは思えない元気さが発揮される。さすがホルモン治療。抗がん剤と比較して、体力の衰えは全く感じない(老化による衰えは感じるけど)。

DSCN5055でも、登り始めて、即、後悔した。

すごい勾配だし、こんな岩だらけで、どうよ?という感じ。途中、道らしい道もなくなって岩によじ登ったり。景色も見えないし。人影も殆どない。あちこちに積み石がしてあるのも、ちょっと怖いテイスト。何なの、この石たちは?三途の川、賽の河原フィーリング。

けもの道みたいだし、積み石が恐山風味だし、この先は、様々な意味でさらにすごい事になっているのでは?という危機感が。

さらに雨まで降ってくる。
トホホ・フィーリング炸裂。しかし、足を止める訳にはいかない。止めたらそこで終わりな気がする。ここまで登ってきたのに逆戻りするのは、自分のエネルギーを無駄遣いしてしまって損した気もするし、かと言って、到底乗り越えられないリスクがこれから待ち受けているかもしれないケースにゴリ押しするのもリスクマネージメント観点からは悪手だ。

…様々な思いが去来するが、元気な時に、できる時に何でもやっておくべきだと意地になって登る。中途半端を恐れる事はない。もう転んでもただでは起きないような歳だし、ズーズーしさも兼ね備えた。もしダメだったら、その時に途中で止めればいいんだし。元々、失う物など何もない。

DSCN5069そうだ、こんな物、八甲田山死の行軍に比べたら何でもない。と、昔、修学旅行の東北で見た資料を思い出した。あの悲惨だったこと。それに引き換え、今の季節は冬じゃない、春だし。

自らを励ます心を嘲笑うかのように冷たい雨がポツポツと落ちてきて、結構寒々しくなってきた。標高が高いから、こんなに寒いのか?ヒマラヤ的な?

可憐な馬酔木の花を慰めに登り続ける。馬酔木も大木で群生していて壮観だ。ドウダンツツジの花に似ている。

ところで、宮島は馬酔木がやたらにあるけど、何か理由でもあるのだろうか?これ毒よね。

DSCN5067そうして、ヨレヨレしながらやっと頂上に到着した。

頂上の展望台からの景色はこんな。

トップオブザワールド。
私の上に人はいない。ああ、そうだ。福澤先生もおっしゃったよね。『天は人の上に人を作らず』。たぶんちょっと違うけど、意味が。一万円札フェイスが走馬灯のように過る。

やり遂げた感につつまれる…。

雲間から零れ落ちる光…。
神々しさを感じる。

ビューティフル、神の島・宮島。
その神の島の頂上だよ。
もうこれは、想像を絶するご加護があるに違いない。

自分が世界を手にした感。無敵感に包まれる。

やった。
やったのだ。
世の中に不可能な事なんてないんだ。エベレストのようなこんな険しく高い頂だって制覇できたんだもの…。
(ちなみに標高535 m、エベレストは8,848m)

去年から一年元気で幸せで、またこの島に来させていただき、どうもありがとうございました。新しい薬が効きますように。どんどん新薬が出ますように。これからも元気で幸せで、しっかり働けますように。母がボケずに元気でありますように。ブログを見に来てくれている皆さんにも、健康と幸せがもたらされますように。ついでに日本がまたバブルみたいになって、不死鳥のように繁栄しますように。世界に平和がもたらされますように…。その他諸々をてんこ盛りにしてどさくさ紛れに宮島の神に祈ってみる。

…高揚感でハイになっている所に、冷たい雨が酷くなってくる。
しかも、もうすぐ5時だ。ロープウェイがなくならないうちに下山せねば。

DSCN5068下で友人が待っているので、反対側ルートからさっさと降りる。人っ子一人いない。一見、機械か何かでまっすぐに切られているように見えるけど、あくまで自然にできたらしいこんな謎の岩もある。

変質者に襲われても戦えるように、武器の日傘を手に進む。

まあ、雨と汗にまみれてぜーぜーしながらよろけているおばさんを変質者が襲うとは思えないけど、強盗ならお金欲しさに襲うかもだし。最近は、日本でもたかがか数千円のために人が殺されたりするので、油断は禁物だ。

DSCN5088鹿、発見。
小鹿かな。可愛い。

ここの鹿は奈良の鹿ほどアグレッシブじゃないように思える。やたらに餌をあげないからだろうか?


今回は宮島にも宿泊。

宿はいろはさん。お部屋も大きく、ライトアップされた鳥居も見える。露天風呂は海を見渡せて、とても素敵。

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書き始めたら記事一回分になってしまうほど、インテリアや小物にすごく気合が入っている超寛ぎ空間だ。アメニティはお化粧品がアベンヌで、シャンプーがジョンマスターとか、何もかもが至れり尽くせりで大満足。

今回は友人が支配人さんと知り合いでこちらにお世話になったのだが、偶然オーナーも支配人さんも大学同窓で非常に盛り上がって楽しかった。小さな学校なので、知り合いの知り合いがまた知り合いというような事が多い。今回も、私のゼミ同級生と支配人さんが元同僚だったとか、元野球部同級生(学内有名人)を当然支配人さんも知っていて、当時の野球部の栄光(基本的にとても弱いため、栄光は希少で特定される)の懐かしいお喋りしたりとか。世間は狭い。


ところで、この宿は外国人のお客さんが多かった。広島でも宮島全体でもそうなのだけど、スイス、フランス、ドイツをやたら見かけた。白人なんだけど、服装がアメリカ人じゃないよね的なおしゃれな人は、やっぱりヨーロッパ人(殆どがフランス人)な事が多い。ヨーロッパで日本がブームなのかしら?

露天で一緒になったフランス人のお婆さんも実は乳がん経験者だった。自分は50代で、娘さんも30代で乳がんに。娘さんは医者なので、「自分にもいずれ来るだろーなー」と気をつけていたので早期にしこりを自分で見つけたのだそう。娘も乳がんになってしまって、ちょっと罪悪感があったと話してくれた。娘さんは「罪悪感って、ばかばかしい、止めて」と言ってくれたらしいが、母の心は複雑なのね。

日本はもう5回目の訪問で、長い休みが取れると日本につい来たくなるとのこと。今回は城崎と宮島を訪問するのだそうだ。あとは、ロープウェイで一緒になったNYのヤッピーなカップルが新婚旅行で、三週間、東京から大阪、そして彼らも城崎に立ち寄ってきたと言っていた。アメリカとヨーロッパのお金持ちの間で、日本がブームなんでしょうかね?しかも「城崎」とか、渋いですね。

そして晩御飯。
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お刺身は晩白柚?の中に入っていた。良い香りがした。正直、ザボン、晩白柚とか大きな柑橘の区別は難しい。最近では、いよかんや八朔、夏みかんやネーブルだけではなく、タンゴール、アンコール、せとか、はるか、ニューサマーオレンジ、スイートスプリングなど、ますます柑橘が増えて、嬉しい限りなのだけど、把握が追いつかない。

カサゴのお刺身。見た目のゴツサとは対照的に優しい味の白身。もっちりして美味しい。日本酒が進む。

お肉は二種類の広島牛の炙り。少し干して旨味を出した方には、筍の香りが移っていて、これまた春テイスト。黒いお皿に赤とグリーンでお料理が映える。

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親子揚げ。イセエビと桜エビ。どれもこれも春。

カリッ、パリッ、シャリッ、もっちり、ねっとり、ふわふわと、季節の食材(地の物)で様々な食感を楽しめるように工夫を凝らしてある。かなり美味しい。

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お部屋からは鳥居や五重塔が見える。朝ご飯は小さな釜炊き。

tofuさんにお勧めされてから、一度、宮島に泊まってみたかった。フェリーが来る前の静けさは本当に素敵。昔の人が「神の島」とした事。それを大切に粛々と守ってきた事。おそらく、江戸時代の人たちも、もっと前の人たちも、ここで同じ景色を見たであろう事。そして、今ここにいる人たちが皆死んでしまっても、この場所は同じようにあり続けるだろう事。

そんな長い長い時の流れに思いを馳せると、自分の悩みや苦労など、どうでも良くちっぽけに思える。さらにこの島には特別な空気と時間が流れている気がする。自分も清められるような?そんな気分になれる不思議な場所だ。小さな島なのにリピーター率が高いのは、そんな理由なのだろう。

そして宿は居心地が良く、お料理は美味しかった。今回も大満足なステイ。

DSCN5076マンホールのふたも紅葉。秋も綺麗そうね。また計画しよう。

広島は毎回楽しい。
食べ物は美味しいし、街は綺麗で人も良いし。何より交通機関が便利で良い。ちょっと地中海っぽさも感じる。気候とか、ちょっとほんわかした所とか。転勤で広島に行けと言われたら、問答無用で即受けするレベル。まだ行った事がない人にはもれなくお勧め。

DSCN5169ああ、今回の旅も終わるのかと寂しいフィーリングで岸に渡って来ると、駅前にこんな。

次回はこの方を見に来たいものです。


DSCN5171新幹線の駅で、「みっちゃん」のお好み焼きを食べて帰る。

色々あるけど、ここのが一番オーソドックスで美味しい気がする。


DSCN5174駅で「はっさく大福」を発見し、車内でのおやつに。本当にはっさくが入っている。

瀬戸内海は柑橘がたくさん栽培されて名物だと言う。レモン作ってるイタリア南部っぽい温暖さなのだろう。「はっさく」は好きだし、大福も美味しそうだったけど、合体すると微妙そうなので、話題のためだけにと思ったが、白あんのこってり感とはっさくの酸味のさっぱり感が良いハーモニーでかなり美味しかった。周りのお餅部分も、求肥ではなく、しっかりした「お餅」でかなり本格的。見かけたら、是非、お勧め。

DSCN5177宮島の駅で、晩御飯用にあなご飯元祖という「うえの」のお弁当を買って帰った。やはり一度は食べてみねばなるまい。

冷めても美味しいように、ご飯にもち米を使ってあるとのこと。美味しかったけど、やはり炊きたてでアツアツの方が美味しいのは仕方ない。しかし、あなごをウナギのようにしてお弁当にしようというアイデア。さらに、それを一大名物に育て上げた先人の創意と努力にリスペクトを感じながら食べる。

DSCN5247お土産のもみじまんじゅうは、前回気に入ったアンデルセンとのコラボ。ショコラ、レモン、フロマージュと、もはやお饅頭というより洋菓子なんだけど、美味しい。



DSCN5270さらに、前回試しに買って美味しかった「チーズと味噌のかけつゆ」。たまごかけごはんのお醤油(?)で有名な寺岡屋の。

お豆腐にかけても美味しいし、サラダのドレッシングとしてもいいし、麺つゆ代わりに使ってもいいし、温野菜にあえてもいい。とても便利なお品。

お友達にも食べて欲しく、何本も買って重い思いして持ち帰ったのだが、あとで通販でも簡単に買えると知って軽くショック。良く考えたら、成城石井辺りにも置いてあるかもと気づく。見かけたらお試しください。

にんにく醤油は炒め物やドレッシングに便利だった。牡蠣醤油を使った醤油麹も冷奴に乗せたり、ディップに使ったり万能。これも、もしかしたら通販で変えるのかも。便利な世の中になったので、実はお土産なんてもう要らないのかもしれない。


今回の謎。リングって何だろう?

DSCN4948パイシチューのパイの代わりにパンみたいな感じなのだろうか?広島ではこのようなお料理を「リング」と呼んで人気なのだろうか?それとも、このお店だけのお料理なのか?どこの部分が「リング」なのか?

美味しそうだった。しかも、サラダ、デザート付で680円は安いのではないだろうか?

広島市内の八丁堀の辺りで。気になる。次回は試してみたい。

花粉の季節も終わった。
すっきり春っぽく暖かくなるのかと思っていたけど、けっこう寒暖の差もあるし、風は冷たい。春は何かと忙しいのに、心も浮き立つためか、さらに色々用事を入れてしまって慌ただしくなりがなので、風邪などひかないように注意で。


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nekome1999 at 18:46コメント(0)トラックバック(0)その他 

2014年04月11日

別れと出会い

DSC00194春は桜。

春は出会いと別れの季節。
でも、それって、日本での自分の入学や卒業、新卒などのワクワクドキドキした季節が変わって何かが新しくなる人生経験とリンクしているから、「ああ、春が来たのねえ」ってしみじみするのだろう。カナダにいた時は本入学が秋だったり、3セメスター制で新学期が4か月ごとに来たから、やたらに出会って別れるし、就職も別に春ではないし、春に人生の岐路も余りない。だから春に咲いていた桜にもそこまでの感動もなく。人生におけるインパクトが小さいと表現すべきか。そして、ソメイヨシノが少ないので、いつまでも咲いている木が多く、花吹雪で一斉に散ってしまってサヨナラという無常感が少なかった。

やっぱり儚さが大事なのかもしれない、桜には。一か月同じように、咲き続けたら、もしかしたらそんなにありがたい気持ちにはならないかも。


さて、今の会社に入って、一番最初の部下。ブログにも以前登場し、私が再発で休職するときにメソメソしていたT君。

社会人経験が殆どない所から天塩にかけて(?)育て、他の部に送り出したのだが、このたび、系列別会社の同じ業務での日本の責任者に抜擢された。積極的に本社に送って作らせてきたコネを活かして、彼自身の努力とも併せて新しいチャレンジの機会をゲットしたのを知って嬉しくなった。おっとりのほほーんとし過ぎて、まあそれが彼の良い所でもあるのだけど、ハングリーさのかけらもないってどうよ?と案じていたのだが、「いつの間に、やるじゃん」みたいな。

アジアパシフィック地域で初めてのポジションの所在地に選ばれたのが、インドでもない中国でもない、日本なので、頑張ってそのままアジアパシフィックの責任者となり、シンガポール勤務とかになったらいいなあ、遊びに行くしね、と夢は膨らむ(勝手に)。将来はすごく偉くなって、私をチームに呼んで頂戴ねと、何十回と一緒に通ったお店でのランチで送別する。

このT君もそうなのだけど、結婚して子供ができると男の子は変わる事が多い気がする。父親としてしっかりしなくちゃ的意識で仕事に熱心に取り組み、すごく伸びた社員が何人もいる。いいことですね。

いつもチームに口うるさく言っているのは「家庭を大事に」。そして「仕事は楽しく」。家庭は、毎日自分が存在する場所なので、持つと決めたら責任持って幸せな物を築いて欲しい。否応なく与えられた「生家」ではなく、自分の意思決定で伴侶を選択して一から築いて行けるものだから。そして、仕事は嫌でも毎日やらねばならない事だから、大変さの中にもやりがいや生きがいを見出したり、出来る限り楽しく取り組んで欲しい。さらに生活の糧でもあるので、どうせ働くなら、会社が与える教育や環境、コネやお金を目一杯活用してキャリアアップして行って欲しい。会社を踏み台として利用して転職し、やりたい事したりお給料上げてのし上がって行くくらいでいい。人生は一度なのだし。


さて、日本企業ではないので、一斉に異動とかはない。しかし、たぶん、人間は春になると変化が欲しくなるのかもしれない。以前、ブログにも登場した頭の回転早い皮肉屋のボストン男が、会社を辞めてしまった。

「外資系」と一括りにされているが、会社によって社内の雰囲気は当然違う。日本進出が古く規模の大きい外資は、福利厚生や文化もすっかり日本企業化していて手厚いが、新しい所はそうでもない。例えば、何年働こうが退職金なんて全くないとか。社内カルチャーも、本社の母国によって当然違う。アメリカ企業とヨーロッパ企業は違うし、同じアメリカ企業でも、東海岸に本社があるような古い企業と、西海岸のベンチャー企業では、これまたかなり違う。

彼はボストンの良い階級出身で、東の良い大学を出て、いつもスーツでびしっと決めているような東の硬い企業に勤めていた。ボストンというのはとても古くて歴史的で綺麗な街。個人的に大好き。そして彼はケープコッドに代々の別荘があったりして(しかも、自分の結婚式に300人招待できるような巨大な別荘)、紛れもなくアメリカ的名家&金持ち。チャレンジしたくて今の会社に転職してシアトルに来てみたが、やっぱり「西海岸が合わない」と言っていた。

そう言えば、以前いた本社がNYの金融系も、そりゃお固かったなあと思い出す。NY本社の人たちは皆ブランドスーツを着て、映画に出てくるようにスタイルが良く(デブは出世できないって本当だ)、女性はメイクや髪や爪の先まで完璧に決めてヒールで綺麗に歩いていた。アイビーリーグ出身者が多く、知性と教養に裏打ちされたような東の英語を話した。ボストンはNYにライバル意識があり、まあ厳密にはちょっと違うんだけど、大きな集合では「東海岸」的で一緒。

DSCN2929それに比べると、西にある今の会社はやたらカジュアルで、ノーメイクな人やジョギング途中みたいにTシャツとか短パンの人とかもいるし、犬まで会社に連れてきたり、変なオタクも多く、感動できるような英語をしゃべる人は本当にごく一部。以前いたオタク帝国もそうだったけど、北西部の新興企業って皆似ている。基本的に大学の延長みたいにダラけている。どの会社にもオフィスにホッケーゲームなんてあるのが良い例。オーナーが若くて起業した会社が多いからか。まあ、所詮ベンチャーだ。会社の組織もフリーダムだし、いる人もフリーダム。

ボストン男は、私の昔の「古き良きアメリカへの憧れ」みたいな物を思い出させてくれたのだった。華麗なるギャツビー的なハイソさ。ウォートンの『エイジ・オブ・イノセンス』の世界的な優雅さ。とにかく英語が綺麗だった。発音も、使う単語もイディオムも、完璧に知性でコントロールされている感じで、皮肉もうわーってなる程、知的で。彼が言うと何でも説得力200%って感じ。(イケメン効果もプラスされたため)

でも、それは私の個人的な印象で、西海岸の連中は彼のお硬さを裏でジョークにして笑っていたりしたのだった。そういうのも、彼がこの会社を嫌になった原因なのかも。テキサス出身の元同僚も、本人も転勤に付いてきた家族(奥さんと子供たち)もシアトルに合わなくて辞めて行った事があった。西の経済が強い事もあってか、そんな彼らを、残った人たちは「ルーザー(負け犬)」って呼んでた。

アメリカが異文化に寛容なんて嘘。そして失敗者や落伍者にはびっくりするほど厳しい。同じ国内で、自国民に対してすら、これ。ちなみにヨーロッパでも同じ。ドイツでも、西出身は今だに東出身をゴミみたいに見下していたし、理想社会であるはずの北欧ですらこんなことは結構あるのを経験した。だからメディアで「日本は異文化に不寛容」とか「閉鎖的」とか「格差が」ってコメントに遭遇すると、「どこの国と比べて?」と謎に思う。都合よく切り貼りしたありもしない「社会」と比較してる気がする。

あーあ、テンション下がる。やっぱり東海岸企業の方が好きかも。
東海岸企業に転職すべきか?とふと迷う。いや、本社出張がさらに遠くなるから嫌だと気づく。止めておこう。


DSC00192そして、テンション上げるべく、最初のお花見は青山墓地へ。

え、墓地?と訝しく思う人もいるかもだけど、お花見には良い。都心で便利だし。

著名人のお墓もあるし、明治時代の外国人助っ人のお墓(造幣局で最初の紙幣のデザインをサポートしてくれたイタリア人、ドイツ人のお医者さんなど)もある。そして、「XX伯爵の墓」など、ノスタルジックな発見もある。

DSC00195何の花か不明だが、可愛い。

背景に墓地が写りこまないように撮影するのが難しい。

去年は、桜が咲いてからも結構寒くて、花が長持ちしたのだけど、今年は、急に暖かくなって、速攻で満開になってしまった。満開は一瞬。しかも肝心の週末が雨で残念。



DSC00205ボケの花。何とも言えない綺麗な色。

本当に綺麗で花持ちがして素晴らしいと思うんだけど、この「ボケ」という発音の破壊力が…。

もっと愛らしい名前がいいのに。






DSC00187いつものタニで、ホワイトアスパラガスを食べたくてランチ。
ソースに桜エビ。すっかり春


ところで、節々が痛く、よく腱鞘炎になる。

簡単な事で。例えば、この間は歯磨きしていて、指がピキーンと痛くなり動かせなくなるとか、頭を掻いていたらまたピキーンとか。そして数日間、そのまま痛い。

ちょっと最近、指が虚弱過ぎ。ゲームのし過ぎとか使い過ぎであるなら納得もできるが、単なる日常動作なのに困る。会社でも名刺出そうとしてピキーンとかあったので、仕方なく湿布を常備することにした。

腱鞘炎と思っていたが、整形の先生曰く「中年女性に多い『バネ指』」だそうだ。

更年期で代謝が悪くなり、あちこち浮腫み(体外に出ていなくてそれと判らなくても)、指の関節の出し入れが上手くできなくなり、ひっかかって痛いのだそうだ。浮腫み、恐るべし。

もう立派な中年女性になっているので、ホルモン治療副作用のせいか、単なる老化で自然の摂理のせいか、判断に苦しむ。

フェソロデックスが一か月終了した。
マーカーは上がり続けている。3月に撮ったCTでは良くなっている所もあるし、悪くなっている所もあった。何にせよ始めて1か月では効果が判らないので、しばらく治療継続。

4月は評価査定の指導とか監査三か所でちょっと忙しそうなので、最初の週に宮島にお花見に行って、美味しい物を食べてきたのだった。それを心の糧に、あとは仕事、ちょっと頑張ろう(ちょっと)。


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nekome1999 at 23:44コメント(0)トラックバック(0)仕事のこと治療メモ(転移後) 

2014年03月17日

毎日を普通に:もう3年

フェソロデックスの第一回目も無事に終わって、今日、もう二回目だった。
最初の3回は隔週にあるが、丁度良い感じに、注射の翌週に出張が入っていて6週間、パーフェクトなスケジュール。風邪ひかないようにしないと。すべての計画が損なわれる。

今のところ、副作用はホルモン治療にありがちな、関節痛、こわばり、物忘れ等の一般的老化現象が山盛り。しかし、治療の副作用なんだか、本当に老化なんだか、区別が難しい今日この頃。あとは眠い。ひたすら眠いが、これは忙しいからかもしれないし、春だからかもしれない。

まあ、命に関わらない事を余り気にしても仕方ない。注射や副作用については、次回にまとめを。

DSC00123出張以外の毎日としては、外人連れて、夜の鎌倉を観光案内したり。

鎌倉は夜が早くて、小町通りなんかは暗くなるとさっさと閉めてしまうんだけど、夜の神社も静かで趣があって良いと思う。

DSC00129福寿司でお寿司食べたり。

お友達の同級生のお嬢さんのお家だよと、近くを通る度に大昔から聞いていたが、一度も行った事がなかった。その頃は近くの「スパゴ」などの洋物がお気に入りだったため。しかし年取るとお寿司の方が良くなってくる。「お嬢さん」と言っても同年代なので、お父さんが亡くなった後を切り盛りしていた。美味しかった。別室で、ゆっくりお茶とデザートが楽しめるのが良い。

DSC00134ミッドタウンのモラビトを覗いたり。

昔、ヤナセが輸入代理店やっていて、セールスさんとのお付き合いで親がシーズンごとに何か買わされていたため持たされていた。当時は、デザインがどうにも地味で婆っぽくて嫌いだったが、自分もすっかり婆になったので似合うかもと、また使い始めた。バッグの一つをメンテナンスに出したくて行ったのだが、手縫いなためパリのアトリエに送って三か月くらいかかるとのこと。時間かかるし高そうだし、悩む。さらに、お店にあった色違い&素材違いの新作が欲しくなる。モカ、ホワイト、そして渋い藤色というお洒落な組み合わせ。春っぽくていいなあ。素材も柔らかい皮で使い易そうだなあ。そのデザインは、皮もステッチも好きな色でオーダーもできるとのことだ。でも、ちょっと高いのでこれも悩む。

DSC00138チューリップ。

本当に春だ。明るい色の花が増えるので、お花屋さんを覗くのも楽しくなる。出張がない週には花を買って帰る。








DSC00139お友達へのお土産を買いに行ったついでにDEAN & DELUCAのパン。バナナケーキ、アップルのマフィンと新作のチョコレートっぽいやつ。ちょっと一人では食べきれないので半分に。

アップルマフィンはお勧め。そんなに甘くなく、リンゴはたっぷり。ここのプレッツェルは、本場の物にはかなわないけど、結構頑張っている。

DSC00140ストーンズのコンサートに行っておく。

彼らみたいなお爺ちゃんたちが、今でも元気にスタイルを維持して歌ったり踊ったりして頑張っているのに、もっと若い自分はダラダラと、一体何してんの?と叱咤する良い機会になる。そして、エアロスミスの時にも感じたが、「スター」が体型や恰好よさを保っているプロフェッショナリズムにリスペクトを抱く。

前回のドーム(2006年だったらしい)でも「次はないかも」…(お爺ちゃんのうちの誰かが亡くなって、もしくは自分が死んで)…と思っていたが、8年ぶりにまた見られた。自分もお爺ちゃんたちも元気でいる限りは、また来よう、そして、自分たちももういい加減に歳だから健康に気を付けようと同行友人と誓う。

DSC00142ストーンズの翌日は、始発新幹線で出張。普段見慣れない天気予報図に、遠くに来たんだなあと感じる。

昔、女性の上司や先輩たちが「遊んだ次の日は、這って行ってでも絶対に遅刻するな。意地でも休むな」といつも言っていた。バブルの頃。踊っても歌っても飲んでも、遊んだ翌日は絶対に仕事を休んだり遅刻したりするなという教えは今でも心に(有休取っている場合は別)。あの頃の大人達(自分より上の人たち)は、遊んでいたけどその分仕事もしていて恰好良かったな。と思い出す。

始発と最終新幹線の、静寂が好き。
ハイテンションな観光客もお子さまもいない時間帯。服装も皆スーツ。働く戦友たちという感じの仕事人間ばかりの空間で、聞こえるのは、居眠りしている小さな鼾、ノートパソコンのキーを叩く音。そして、夜、遅い時間の「のぞみ」では、さらにビールを開ける音があちこちからプシュっと。金曜日の夜には、「ああ、これでやっと1週間が終わったなあ」というような深い溜息も。

自分だけじゃない。皆、頑張っているんだなあという確認と、お互いにお疲れ様でしたという労わりフィーリングに満ちた一種独特な空間。昔はオヤジ一色だったが、最近は女性も進出している。

年取って、もしくは病気が進んで、もしくはもうそういう仕事の仕方をしなくなって、いつかはあの空間から卒業する日が来るだろう。でも、出来る限り長くあそこにいたいな。

…とか言って、帰りのビールでお弁当つまみながら幸せまで感じているのは余り良くないのかも。でも、まあいいか。


DSC00160博多駅の前はイルミネーションで綺麗だった。雨でぬれた路面に反射して、とても幻想的。ちょっと寒かった。

いつも九州出張は博多のANAホテル滞在なのだけど、今回はロイヤルパークにしてみた。お風呂も洗い場が別で大きく(大事)、シャンプーなどはミキモト、お茶は辻利、ベッドも良く、色々な備品にもこだわりがあり、皆、基本、日本製で安物の外国製などは置いていなかった。もしかして、みなとみらいにもあるのと同じ系列?と尋ねてみると、同じ系列で「ザ」がついているのはビジネスホテルなのだそうだ。

大阪北浜のブライトンシティホテル以来のヒット。こちらにもレディスフロアがあり、女性に強くお勧め。部屋はそんなに大きくないけど、バスローブ、パジャマ、スリッパ、コスメセット、パックなど欲しい物は全部ある。基礎化粧品を持って行く必要がない。次もまたここにしよう。いいよね、最近は、ビジネスホテルもオヤジっぽくなくて。

今回、九州ではもちろん仕事もしたけど、お友達と会ったり美味しい物を食べたりと様々な楽しい事があった。自分的にインパクトあった事件が二つ。

一つは、九州の人の鶏肉への拘りを知った事。
会社の社食で、「鳥の空揚げを、胸肉からもも肉に変えました!」とものすごい自慢気&嬉しそうなポスターを発見した。…ちょっと待って。この自慢気と嬉しそうさから判断すると、もも肉>胸肉、というカーストなのだな。もも肉の方が良いのね?しかも、「から揚げ定食」というのが定番で毎日あって、それが毎日味が変わるとのこと。から揚げの衣の味が一つではないのだ。から揚げ大好きな様子。

毎日の定番でから揚げ定食?そして、鳥のから揚げの肉の部位なんて、生まれてから一度も気にした事はなかった。

九州人数人に確認してみる。すると、全員が、胸肉の空揚げなんて許せないと、やはりもも肉しかないと。もも肉の方がジューシーなのだと。マジで?から揚げ=鶏肉という事だけが重要で、自分が買う時はささみかひき肉だし、アメリカとかでチキン食べても、殆ど「チキンブレスト」で、胸肉だった。

しかも、腿肉は足とも違うのだと。腿と足って繋がっているよね?どこまでが腿で、どこからが足なのか?謎は深まる。

九州には鶏肉に深い食文化があるのだろう。だからから揚げの部位にまで強いこだわりがあるのだ。知らなかった。

もう一つはカナちゃんに美味しいイタリアンに連れて行ってもらった時、起きた。

二人とも食べるより飲みたかったので、前菜3種類くらいを注文した。白や赤をグラスワインで何種類かづついただいた。おしゃれなお店だ。しかし、シェフがやたら色々話しかけてくる。カナちゃんへのお土産のバッグ(アメリカで買ったビニールの安い買い物バッグ)の模様がすごく可愛いですね、とか。あげく、料理を一品一品、やけに詳しく説明しだした。「これはXXを使って、XXして、XXの感じを出してみました」…みたいに解説して、前菜は一皿づつアラカルトでオーダーしたのに、二人分綺麗に撮り分けて盛り付けてくれたりとか。グラスワインを頼んだだけなのに、5,6種類見せに来たり。ワインも料理も詳しく解説してくれるので、こちらも感想を述べる。プリゼンテーションがいいですね、とか、テクスチャーに工夫されていますね、とか。デザートは何がお勧めか?と尋ねると「メニューにはありませんが、XXがあって自信作です」と。まあ、自信作をいただく。

何となくスタッフ全員の挙動がおかしい。すごくこちらを気にしていて、特別扱いをしている。緊張してピリピリしていると言うか。カナちゃんが知っているお店という訳でもなく、初めて来たとのこと。…この変な雰囲気は、なんでだ?まあ、逆に邪険な扱いじゃないからいいかと思いつつ食べる。美味しかったし、お値段も東京などと比べると安い。あんなに飲んだのに。

帰り際に、スタッフの皆さんは、私の事をミシュランの採点婆だと勘違いしていたのだと知る。

ミシュランがやって来た?
だからピリピリしてすごい盛り付けのを出してくれたのだ。

しかし、なぜ?
福岡にもミシュラン来るかもとの噂があったのが伏線らしいけど、何で? 
もしかして、私、すごくエラそうにしちゃっていたのかしらね?たぶん採点する人はもっと目立たない感じでひっそり来ると思う。カナちゃんと二人で大笑いした。

DSC00162九州出張は毎回、楽しい。食べ物が美味しいから。お醤油も買って帰る。九州のさしみ醤油は癖になる。味がしっかりしていて、色も濃くて、関東の味覚に近い気がする。アゴの出汁も空港でゲット。これでお味噌汁作ると最高。

今回は九州産の素材を使った天ぷらもいただいたし。江戸前のと違ってごま油を使っていない軽い口当たりで春の味覚を楽しんだ。有明海の謎のお魚も食べた。「エツ」というのだそうだ。関東にはないよね。初めて。


DSC00149311の飛行機でサーブされたのは、こんなカップだった。

地震の時間に黙とうした。そして、震災の3年特集番組をホテルのテレビで見た。

被災者の人にとっては、「もう3年」か「まだ3年」か。

元気で普通が一番。
そんな当たり前の事を日々忘れてしまいそうになるけど、思い出すようにしたい。


この間、確定申告で、よく見てみたら、「復興特別所得税」というのを所得から+2.1%、そして住民税も追加で払っているのに気付いた。

あれ?いつの間に?
最近では、東北の物産を思い出したら買う…程度しかできていなかったけど、税金でちょっとは貢献できているのか。

しかし、この「復興税」は25年、続けるのだという。

復興のために増税は仕方ないけど、25年って一体何だろう?
10年後、20年後に、何をするのだろう?そんなに長いスパンでの復興を考えているのだろうか?そんなに先の資金が、具体的に被災地にどんな役に立つのだと想定しているのだろう?ちゃんと考えて設定されているのだろうか???5年くらいで、もう少し大きな金額を集めて、短いスパンでスピード復興する方が良いんじゃないのか?等、謎は深まる。

25年って長い。
震災の時に生まれていなかった子供も成人して払う。四半世紀。
かなりなお金が集まるだろうから、無駄なくきちんと使われて欲しい。業者に丸投げじゃなくて、価格や品質が妥当かどうか、ちゃんと競争入札も、その後の検証もしてほしいし。

政府に任せるだけじゃなく、本当に被災者に役立つ使い方がされるように、被災者の代表者たちや全くの第三者が使い道や価格の妥当性をチェックできるようなシステムがあるといいのかもな。


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nekome1999 at 20:08コメント(6)トラックバック(0)仕事のこと治療メモ(転移後) 
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