2014年02月24日

治療変更:春はすぐそこ

DSCN48702回、大雪だった。

最初の雪の時にはドイツに出張中だったので関係ないかと思われたが、日本からの飛行機がその雪のために遅れて、フランクフルトで待たされた。

フランクフルトから搭乗する人は、出発の遅れを知って時間に合わせて空港にきたようだが、私は国内線乗り継ぎなので、最初に決めた時間に乗って到着するしかない。

ベルリンのテーゲル空港から国内線で乗り継いで、9時間待って、その後12時間のフライト。日本に着いたら、まだ雪の影響のために首都高がスピード制限していてYCAT行きのシャトルバスより、電車の方がいいですよとのことだった。成田着じゃなくて家に近い羽田着にしたのは正解だった。でも、ホテルを出てから家に辿り着くまで、何だかんだ24時間かかり、惨めさ&疲れマックス(「丸一日、旅を続けてた」と表現すると、みじめさが薄れるかもしれない)。

その後、もし一日、帰りが早かったら、大雪の交通マヒのため、空港に缶詰めになっていたらしいと知る。24時間ウロウロした程度で文句言ってはいけない。

次の大雪の時は出張調整休みだったので、自宅でぬくぬくしていた。しかし、メイドさんが雪で来られずお休みだったので、出張スーツケースや洗濯物を自分で片づけなければならなかった。でも、温暖化と言われていたはずなのに、どうしてこんなに寒いのだろうか?


DSC00122先週一週間、本社からアメリカ人が来て連日会議で、さらに東北に日帰りで出張した。なぜなら泊まったら、翌日が雪予想なので帰って来られなくなるかもだったから。そして木曜日からの大阪出張はキャンセルした。

実際には雪は降らなかったので、雪国に住んでいる人から見たら、大袈裟かもしれないけど、電車もバスも止まって機能がマヒしてしまう。特に横浜は坂が多いので、バスは確実に止まる。車のタイヤはスレッドじゃないし、さらにあんなに積雪して坂ならスレッドでも無理と思う。しかし、チェーンも持ってない。

家から歩いて地下鉄の駅まで行けば何とかなるけど、その根性がない。だって、雪が止んだ翌日でも一番上の画像みたいなんだもの。1分以上歩くのは無理。雪に履く靴だって持ってないし。


DSC00121ところで、外人が来たら、出来る限り「クジラ」を食べさせる事にしている。別にクジラがそんなに好きと言う訳ではないし、それほど美味しいとも思っていないのだが、異民族に自国の食文化を否定されるとむかつく。

大抵、最初は「クジラ、オーノー。信じられない」とか何とか言っているので、興味のない人には無理強いしない。でも「じゃあ、私は食べるからね」と言うと、何かモジモジして「でも、日本でしか食べられない物だよね?」とか「歴史があるんだよね?」とか「そんなに日本人が食べたがるのだから美味しいのかな?」とかブツブツ言いだす。

「じゃあ私だけが食べますから。あー、食べないなんてもったいない。人生の損だよねえ」とか言うと、すごい内面葛藤し始める。クジラに対しては何と言うか罪悪感かしらね?別に日本だけじゃなくてノルウェーでもアイスランドでも食べられると思うんだけどね。捕鯨国は日本だけじゃないんだから。

そして、結局、罪悪感なんて好奇心に負ける。外国にいるって解放感もあるしね。そして、実際に食べてみたら、(゚ロ゚)!←こんな顔になって、「マジ、これ?クジラ、サイコー!」という感じになる。そして、写メとりまくったりして「クジラを食べたぜー、ふふん」と、本国の知り合いに自慢し始める。禁断の食に興奮してか、「旨い物は旨いんだよね。だって、日本人はクジラを何百年も食べてるんだぜ」とか何とか、どこまでが嘘か本当か判らない話までしだして得意げ。大抵はこのパターン。

「お箸が使える外人(非アジア人)」の殆どは異文化に柔軟な考えを持っているか、もしくはそういう地域の出身なので、本当の日本食(現地の、ウソ日本食ではなく)を刷り込んで、日本食ラブ&自称「日本食通」にさせて帰らせるのをミッションとしている。もしどこかでクジラ漁の議論になったら、ひっそり日本の味方をしてくれればそれでいい。


2014_ca15_3_feb2/24は通院日だった。

マーカーの全体的な数値はやはり、上昇を続けている(赤線が基準値23)。


2014_ca15_3_feb_pdayしかし、日割りで見ると、違う形になる。8月に始めて、5か月間、全体数値は上昇をし続けたけれど、あきらめないで粘ろうと思ったのは、一日当たりの上昇値が2か月目から減少傾向になっていたからだ。(緑線が増減ゼロライン)

そう見ると、前回から現状維持っぽい。現状維持というのは薬が活躍していると言う事だ。でも、こちらも全体的に上昇ぎみだし、1月末のCT結果が良くなかったので、フェマーラ切り時かなという感じかな。

一年間、よく効いてくれた。とても良いお薬です。これから使う人は期待大で。

次回からフェソロデックス。耐性がついても効くかもとのこと。説明はここが判りやすい。

最初の3回だけ2週間おきに。その後からは4週間おき。
3月から査察月間が始まり、仕事はちょっと忙しくなるが、3月なら自分は二か所だけ行けば良さそう。今年からなるべくスタッフに任せて、自分は最低限にしようと決意。そして、3月半ばにCTとマーカーをチェック。フェマーラの時も効くまでに時間かかったので、そんなに即効性はないと思う。

じっくりやるしかない。なるようになる。


DSC00119お花やさんにチューリップが増えてきて、とても春っぽい。

隣にあるのは、ウィッグでお世話になっているひろみさんからもらった枝を刺して根付いたアロマティカス。使わなくなったコーヒーカップで、大きくならないよう芽を摘みながら育てている。爽やかな香りでペリエに入れるととても美味しい。

DSCN4873DSCN4875
さらに、初ホワイトアスパラ。春はそこまで。


オリンピックホッケー、カナダ、男女金メダル、おめでとー。カナダの友人達も皆発狂しています。まあ、アイスホッケー国ですから。スタンレーカップでカナダチームが負けると街を破壊するくらいだし。

子供の頃は、ソビエトのアイスホッケーチームの美しい連携プレーが好きだった。綺麗なフォーメーションで、スティックに吸い付くようなパック回しで揃ってオフェンスが上がって来る。パックを完璧に技術でコントロールして相手ディフェンスを崩して切りこむスタイル。昔は伝説のゴールキーパーもいたし、本当に無敵だった。西側の野蛮な選手達にどんなに挑発されてもラフプレーされても、ソビエトの選手だけは乱闘しなかった。じっと耐える姿がまたストイックで紳士的で良かったし、イケメンも多かった(実際には、たぶん乱闘に参加したら収容所送りになる、とかだったかもしれないけど)。CCCPと胸にあるユニフォームもクールに見えた。

それがソビエトの終わりの頃には、パス回しが北米スタイルの個人パワープレイに寸断されて、ゲームに勝てなくなり、あげくソビエト選手までもが乱闘にも加わるようになって、何だかなという感じになった。

北米のホッケーはパワーがメインで、打てるところならどこからでもガンガン打ち込んで来る。肉弾戦のような感じでぶつかって押し除けてパック奪う。パス回しの美しさとか、繊細なパックのコントロールとかもないので、正直、ガサツだ。でも、いつの間にかそちらが主流だし、ソビエトの主流選手はプロに流出、さらに複数の国に分かれてしまって選手層も薄くなってしまった。

EUNという名前で出場し、アルベールビルの決勝でカナダを負かして金メダルを取ったのを最後に、所謂ソビエトチームはなくなってしまった。

今でもアイスホッケーは好きだけど、あの頃の、綺麗なパスが芸術的に回るソビエト的チームプレーがまた見たいなあと時々思う。きっと失われた物に対する懐かしみなのかもしれないけど。


DSC00127いつの間にか、梅が満開。
寒いけど、春は来ている。

気分が重くても暗くても冬なので仕方ない。気持ちや体調が滅入っていても、何となく停滞していても、それは自然の摂理だから。春には何もかも活動的になる。自動的に。

だから、なるようになるのだと気楽にしていれば良いだけ。誰にだって落ち込む事や、うまくいかない時はある。

誰にとっても、春はすぐそこ。



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nekome1999 at 20:08コメント(2)トラックバック(0)仕事のこと治療メモ(転移後) 

2014年02月16日

ちょっと育っていますね:CT結果

1/6に撮ったCTの結果を出張前の1/27に聞いた。
腫瘍がまた育ちつつある。大きいのも小さいのも。肺の中のも胸膜のも。そろそろフェマーラが効かなくなってきたのだろう。でも、2012年の8月から続けているから(効果が出たのは12月くらいから)、丸一年以上、よくまあ持ってくれたものだ。

今までの抗がん剤:
術前:AC→T(タキソテール)
術後:ゼローダ
再発後:CX→GT(タキソール)→ハラヴェン

ホルモン治療薬:ノルバテックス→フェマーラ

抗がん剤は結構やり尽くした感がある。
アバスチンを試すとしてもタキソールはもうやっているし。ナベルビンもあるけど、タキサン系で耐性ついたならあんまり効果は期待できないだろうし。

ホルモン剤は、たぶんもう閉経したとみなして良いので、アリデミックスがまだ。あとフェソロデックス。2月末にマーカーをまたチェックして今後の方針を決定する予定。まあその間は特に何もないので、出張に。

アフィニトールの承認はまだかなあ。バゼドキシフェンも気になる。ファイザーのこれは「無増悪生存期間の中央値が統計的に有意に改善(26.1ヶ月対7.5ヶ月)」…26.1か月ってすごい。

そのうち、ガンなんてごくごく普通の病気として認識されるくらいに、どんどん新しい薬が承認されますように。


DSCN4396結局ドイツに行ってきた。

今回は会社手配のディスカウントチケットで自腹アップグレードも無理かもなので、海外エアラインより最近では食事も機体も良いからエージェントさんにANAにしてもらった。会議出席のためライプチヒとベルリン。行きは羽田便が満席で取れなかったので、成田からフランクフルトで乗り換えて、ライプチヒまで。ライプチヒからベルリンは電車で移動して、帰りはベルリンからフランクフルトで乗り換えて羽田着。

DSCN4567昔行った時は東西に分かれていたんだよねと懐かしむ。当時、西側は普通で、東側は共産圏で、何となく薄暗くて貧乏臭かった。まあ、子供の頃のイメージなので、事実だったかどうかは不明。

でも、冬なので寒々しかった。昼間は8度くらいで、夜になるとマイナス2度くらい。しかし、皆「今年は暖かい」と薄着。ダウン着こんで防寒対策ばっちりな私を見て「どうしてそんなエスキモーみたいな格好しているの?」とジョークに。余計なお世話です。携帯カイロも装備しています。それに「エスキモー」は差別用語で、もう使っちゃいけないのではなかったか?カナダでは敏感だけど、ヨーロッパじゃ関係ないのでどうでも良いのかもしれない。

出席者はドイツ人九人、スイスジャーマン一人。「スイス人」は「スイス人」的な特質は余りなく、その地域で喋る言葉によって限りなくイタリア人かフランス人かドイツ人っぽいから、スイスジャーマンならドイツグループになる。今回の最大グループ。フランス人一人、ルクセンブルグ人一人、スイスフレンチ一人。この辺もフランスグループ扱いなため、次に大きいグループ。アメリカ人二人。チェコ人一人。イギリス人一人。そして日本人一人。スペイン人やイタリア人、カナダ人などは呼ばれていない。大抵大事な会議には、アメリカ人が本社から来て、EUで多数で発言力のあるドイツ人と、決まったことを真面目に実行する日本人が呼ばれる感じ。他は無視される傾向にある。

今回はこの部の新人トレーニングをグローバルでどう標準化していくかの会議で非常に大事だった。大体EU諸国は一番下っ端管理職でも英語に問題ないから、全員EU本社のあるルクセンブルグで三か月英語でトレーニングする。もう自国でバラバラとトレーニング機能を持っていない。標準化と経費削減のためか。しかも、英語できなかったはずのフランスでさえも、最近では若い人たちは英語できるようになっているので、それが可能なのだ。

でも、そんな法則を日本に当てはめたら無理。そんな人材、安月給では採用できない。中国も同じく無理。この分野は日本でも中国でも、そもそも女性ですら珍しいような非常に保守的な部類なので、仕事経験ある人を採用しようとすると英語なんてできる訳がない。だからローカルでの自国語でのトレーニングが重要な意味を持つから、日本と中国はルクセンブルグやアメリカでのトレーニングだけではダメと押し返さないといけないのに、肝心の相棒なはずの中国人は「旧正月は人生で一番大事だからお休み」とか言いだして来ない。完璧なアウェイでマイノリティ状態なので、声も態度も大きい中国人パワーが必要だったのに。対白人との戦いで中国人が有色人種として味方になると信じてはいけない。常に軽く裏切る。

ところで、ドイツと日本は規則が守られていて街は綺麗で似てるとか言う人もいますが、似ていません。ドイツ人は働き者で日本人に似ているとか言う人もいますが、似ていません。タイ駐在員Lはドイツ駐在経験もあるため昔から、「ドイツ人は怠け者で、日本人なんかとは全然似てませんし」と言っていた。今回、一緒だったアメリカ人はシアトル出身で、年中日本にも来ているのだけど、ドイツ初体験だった彼も同じ意見。人も社会も似ていない。

まあ、例えば蜜柑とビールとコアラを比べて、まあビールは飲食物だからコアラよりはまあ蜜柑に近いよね、とこの程度の類似。そりゃイタリア人やボリビア人とかと比べたら、やや日本人に近いとも言えるかもしれないけど、それだけ。

日本人は明治の頃、政治や法律等の色々なシステムを輸入したし、文学や音楽などに対する憧れが大きかったために尊敬の念があり、いまだにちょっとドイツを過大評価し続けている感じ。時々、中国に対しても同じような「悠久の大地や文化」に対する憧れみたいなのを抱いている人もいるけど、それに近い幻想だと思う。今のドイツも中国も、残念ながら昔のそれではない。基本的に日本が憧れていたその国は滅びた。国が滅びる度に、前時代の文化や美徳は否定され、上書きされて薄れてしまうものだ。「敬意」は日本の美徳ではあるけれど、根拠なしの憧れも偏見も、どちらも同じくらい意味ない。

今回は、「息子がアイキドーをやっていて、日本の『ブシドー』が好きになってしまい、今度は剣道をやりたいと言っている」とか「昔、武術をやっていて武道館のイベントに参加した。誇らしく思った。また日本に行きたい」とか「柔道で黒帯を持っています」とか「宮本武蔵を尊敬していて、彼の『ゴリンノショ』を人生の教えにしている」とか日本大好きな人ばっかりで、ちょっとびっくり。彼らが妄想する「日本」も、きっと前時代の物で、今の日本では薄れてしまっているものだろう。

参加したEUトップの人が「宮本武蔵ラブ」だったものだから、皆の前で「これからのこのチームのストラテジーは、皆も知っているようにムサシの『ゴリンノショ』にあるように何とかかんとか」とか語って、私に同意を求めるように微笑みかけてくるが、そもそもそんな本を知らないので、ますます何を言っているか判らないし、皆も知る訳なくキョトンだった。

そういう悲しい出張の時には、楽しみは食べ物しかない。
大昔、イギリスにいた頃、ドイツに遊びに行って、いい加減忘却の彼方になりつつあるけど、別に食べ物に不満はなかったはず。

社食も楽しみですよね。
なになに?定番の肉と芋以外にも日替わりランチとかあるんだ。
2.98ユーロと3.98ユーロ。4ユーロってことは140円換算で500円ちょっとか。今日はベジタリアンのメニューだそう。高い方にしよう。どんなランチが来るんだろう?楽しみですね。

DSCN4551ぐしゃ。

…ポテトコロッケ風味な物(巨大)。
冷凍っぽいパサパサご飯。これだけ。これだけ?

飲み物も何も付かないので、2ユーロでコーラ買う。コーラ一本280円。800円出してこのランチ。しかも、これでも社内販売だから福利厚生の一環で市場価格より安いはずなのだ。スイスも物価高いと聞くけど、ドイツも高いと思った。

空港でお水一本買ったら、3.8ユーロだったのを思い出した。コーラは2.8ユーロだった。空港は基本的に高いだろうけど、コーラの方がお水より安いって何なのよ。同じような事がどこかでもあった。デジャブ。

DSCN4652ホテルのビュッフェでも生野菜はこの3種類だけ。しかもトマト古い。





DSCN4576「街で一番美味しい」という居酒屋風なパブで肉のビール煮食べる。付け合せには、黙っていてもやはりお芋が来る。これとビール小さいの一杯で4500円。高い気がする。


DSCN4651毎晩の飲み歩きに付き合えないし、シーフード食べたくてルームサービスにしてみた。フレンチオニオンスープのはずが、酸っぱい。玉ねぎがザワークラウト状態?

正直、不味い。なぜ酸っぱくするのか?

サーモンの下の野菜のグリルに小さいエビ?かと思ったら、ザリガニ。スエーデン人もザリガニ好きだ。なぜこのエビは泥臭い?と思うと、やっぱりザリガニ。なぜあんなにザリガニを愛するのか?(中国も、アメリカ南部も)

DSCN4701シュトルーデルは、まあまあ美味しかった。カフェでコーヒーとこれで10ユーロくらいだったかな?

何が高くて何が安いのか、ちょっと判らない。

食事は、基本的に、肉、肉、肉、芋。だった。

サラダなんかもパックで売っているのだが、誰も買わないから新鮮さが皆無。街のカフェに行くと野菜が挟んであるサンドイッチとかも色とりどりで綺麗だけど、たぶん余り回転が良くないのでキュウリが乾いているのが見えるような有様。サブウェイに行った方が良いかもとすら思えた。三日目に胃が痛くなってくる。

DSCN4771結局、お腹がすいたらスーパーでバナナやプレッツェル、スムージーなどを買って食べる方が健康的に感じた。

しかし、この安いプレッツェルが、プレッツエル好きな自分にとって今回ドイツで一番美味しい食べ物だったというのはどうなのか?香ばしさと柔らかさが絶妙だった。

DSCN4867帰り、日本からの飛行機が雪で遅れてフランクフルト空港で9時間待たされた。

エコノミーだとラウンジ使えないのだと知る。免税店も隅々見て、余りに退屈して空港のフードコートみたいなショボい所でフルーツ食べて、コーヒーとジュース飲んだら17ユーロだった。フルーツもメロンとハニーデューが全く甘くなく、まるで「大根」のようで半分くらいしか食べられず余りのまずさに驚愕だったのに、1ユーロ140円としてこれで2400円もする。ありえない。マックカフェは外からチラっと見ただけだったけど、比較的値段が普通そうだった。マックにすべきだった。たぶん味もグローバル的だったろう。

ドイツ人がタイが大好きな気持ちもすごく理解できた。
別世界のように気候も良いし、物価も安いし、食べ物は美味しい。

フランクフルト空港の地下には、チェックイン前の場所にスーパーがあるので、ラウンジが使えないとか待ち時間が長い場合には、そこで好きな物を買って入るのがいいと思う(液体はダメだけど)。

街は薄ら暗くて落書きとゴミだらけだったけど、ステキな建物も勿論あったので、それは次回に。


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nekome1999 at 19:18コメント(6)トラックバック(0)検査&病理結果治療メモ(転移後) 

2014年01月19日

2014年:10年患者

あけましておめでとうございます。
と、言ってももう一月も終わりに近づいているのですが。

お正月は毎年お天気が良く、静かで穏やかだなあと感じているけど、天気予報を見ると吹雪いている所もあるので、太平洋側だけの話なのかもしれない。

おそらく多数が帰省するからか、あちこち人が少なくなり、道路もすいて、静かになる。空気も澄んで、富士山が綺麗に見えるようになる。そのような事で新年気分が炸裂するのだが、何が新年気分を呼び起こすかというのも、地域によって異なるのだろう。

去年は大晦日までお仕事だった。
お節はタニのを食べて、ダラダラ駅伝を見て過ごした。初詣と初売りに誘われたけど、やはり三が日は動く気がしない。

6日の月曜日に通院する予定だったので、4日の土曜日から仕事始めした。年度末に作っていた資料に追加を求められているので、日曜日もお仕事した。(でも、家から)

1月は、えらい人がいきなり日本へ来たり、部下や同僚にパフォーマンスのレビューを書いてあげたりしなきゃならなくて、いつも通りに仕事をしていたら何も終わらないので、週末も仕事ばかりだったし、今月一杯、ずっとこんな調子だろう。しかし、こんな時代に、仕事があるだけでありがたいのだ。ブラック企業とか悪口を言うのは止めて真面目に働こう。(と、自分に言い聞かせる)

DSC00066大晦日、珍しく定時で終わったので、近所の花屋さんに何か見繕ってもらおうと立ち寄ったが、お正月関連の納品で余りに忙しそうだったので、パッと見華やかな花をゲットしてきた。

「ピンクッション」という名前だそうだ。
一本でも十分華やかだ。去年の金の枝みたいなのが、納戸から出てきたのでそれを一緒に刺してお正月っぽく感じる事にした。


DSC00088いつもの蝋燭コーナーも、お正月っぽくしてみた(クリスマスっぽいのからグリーン系の物を排除しただけ)。

夜になると、このようにライトアップされる。夕方以降、暗めの照明で生活すると、夜、よく眠れるようになる。暗くなるとメラトニンが良く分泌されるようになるというので、きっとそのせいだろう。

メラトニンには免疫作用を活発にするという説もある。また炎の揺らぎにはリラックス効果もあるという。アロマキャンドルなら、アロマ効果もプラスされてさらに良いだろう。夏に蝋燭つけると暑いので、せっかくのこの寒い季節、早めに暗くして蝋燭の炎でのんびり過ごすのがお勧め。リラックス効果のありそうな音楽聞きながら深呼吸したり、ストレッチなんかも良いかも。

ちょうど10年前の今頃、乳がんと診断された。
遥か昔の事なので、断片的にだが、一番最初に行った市立病院でレントゲンのパネルが冷たかった事やマンモが痛かった事。そして検査技師さん達が自分を見た時の気の毒そうな顔。トイレで泣いていたおそらく同じ乳がん患者さんの姿などを、ぼんやりと思い出す。でも、余り遠すぎて、思い出しても扉の向こうの関係ない事のような感覚。もわ~んと、「そう言えば、そんな感じだったっけ?」みたいに、鮮やかでも生々しくもない。もうすでに、「終わった過去」として整理されたのだろう。

人は感情にも記憶にも限度があるので、色々詰め込めば、どんな嫌な思い出もきっとそのうち押し出されたり、圧縮されたり、擦れて薄くなったりして、記憶の引き出しの奥の方に仕舞われていって、自分を悩ませなくなるようになるのかもしれない。時々、普段は忘れていた忌まわしい思い出がピョコーンと存在を主張したりもするが(大昔の恥ずかしかった失敗など、特に)、客観的に見ると、「暇な時」に発生する事が多いように思う。暇はリスクだ。


ピロたんとあけおめ電話で「もう10年だよ~」と言ったら、驚いていた。私も自分の事ながら驚いたし。ピロたんとのお付き合いも10年ということだ。当時、乳腺チームにいた若くて元気だった当時の女医さん二人は、もう二人とも二人の子持ち。10年って長い。

10年前のステージIIIbの10年生存率なんて、どこかの資料では確か3割くらいで、「何なのこれ?」とやる気をなくしていたが、良く考えたら、それはその10年以上前の治療を受けた人の生存率だから、きっとその間に医学も進歩していてもうちょっと良いのではないか?とも思いついてみたのだけど、たぶん自分は10年生存率に貢献はできないのだろうなと考えていた。

でもまあ、結局、患者にとっては、死ぬか生きるかのどちらかなのだから、どんなステージでも誰でも「50%」だよね、ステージとか関係ないわ、との自分的結論になった。

当時は、術前抗がん剤をやってくれる病院は少数派だったし、ハーセプチンも殆ど普及していなかった。全く初期でリンパにも転移なかったような患者さんが速攻で再発されて亡くなったのを見たり、転移したのに20年もお元気な患者さんを見たりして、やはりデータは単なる統計の数字であって、自分に都合の良いデータだけを心の慰めにしようと決意した。ポジティブな事には耳を貸すが、ネガティブな事は余り気にしない(占いみたいに)。

「気持ちの強さ」も関係ない。「生き方」も関係ない。私なんかより、よっぽど精神力があり、頑張っていて、すごく立派な方も亡くなった。「食べ物」も、さほど関係あるとは思えない。綺麗な空気の場所で健康食事&晴耕雨読みたいなのんびり生活をしていた知人も乳がんになった。まあ、確かにストレスは良くないかとは思うが、ストレス三昧でジャンクフードばかりでもガンにならない人もいる。大きな目で見ると、何もかも実は誤差程度で余り関係ないように思える。

まあ、もし関係があったとしても、もうなってしまったのだから、原因や理由をくどくど考えても仕方ない。これからどうするかを考えるだけで十分だ。

いたずらに楽観的にもならないけど、無駄に悲観的になる必要もない。今、自分がしたい事、できる事をできるようにすれば良い。

10年ずっと治療を続けてきた。
術前、術後、ホルモン治療にゼローダを何年もずっと。そして再発してからも抗がん剤をメインに。元々健康だったのもあるけど、先生方の上手いさじ加減で、何事もさほど大事にならずに騙し騙し元気で暮らせている。

あっという間だったけど、よく考えると色々あった。
「どうせ死ぬなら、好きな会社で仕事したい」と転職も二回したし、出張もたくさん行ったな…。と、まず仕事の事が思い出されるのが仕事人間っぽくてトホホだけど、かなり遊びにも行った。美味しい物も食べたし、楽しい事も良い出会いもたくさんあった。

これからも色々あるのだろう。毎日、元気で楽しく過ごせればいいや。


DSC00036さて、クリスマスとお正月に全社員にお菓子を配るイベントがあるのだが、毎回、それぞれの事業所が通販で依頼したりして済ましていた。

今回は、事業所の一つがある県の福祉施設の作業所が熱心に色々な商品開発に取り組まれていたのを知って、そこでクリスマス用のクッキーをまとめてお願いする事になった。社員全員分と、各事業所でご近所さんやお世話になっている皆さんに配る大きいセット。張り切って、とても素敵に作ってくれて評判も良かった。そして、お正月用は、東北支援の一環で、津波で工場が流れちゃったけど、頑張って再建しているお菓子屋さんに、こちらも社員全員分と、事業所がお年賀で配る大箱をまとめて注文して作ってもらった。

結構な数になったので、ちょっとは地域社会と復興に協力できたかなあと、少しだけ嬉しい。一度で終わらせたらダメで、続ける事に意味があるので、これをオフィシャルに恒例にしていきたい。自分の今年のゴールにもちゃっかり別のプロジェクトで「地域貢献」入れて、予算取っちゃったし。継続的に地域貢献できるプロジェクトの基礎をしっかり作りたい。


そうこうしていたら、今年一番目の出張は、ドイツの地方都市かアリゾナ州になった。2つの別の部が主催して、参加者も違うイベントが行われるのだが、日本では両方私が担当なので連続になってしまったから、どちらか選択。さて、どちらにするか?

フェマーラが一年間効いてくれている。でも、さすがにそろそろ効かなくなる頃合い。マーカーも上がりつつある。今月撮ったCTの結果を来月見てみないと判らないけど(急激な変化はないだろうと、2月の通院時に確認予定)、次は別のホルモン剤か、また抗がん剤に戻るか。別の治療を始めると、経過を頻繁にチェックしないといけなくなる。また、抗がん剤を始めると、白血球が下がって飛行機に乗るのがピンチになる。いずれにしても海外出張には行き難くなるから、今のうちに遠いドイツに行っておいた方がいいかなと迷い中。でも、かなり寒そうだな。


ピンクッションの花言葉は「どこでも成功を」。

2014年が皆さんにとって、元気で楽しく、そして実りある一年でありますように


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nekome1999 at 16:56コメント(11)トラックバック(0)治療メモ(転移後)患者としてできること 
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