雨の日は眠かったり、気だるかったり、いい具合に惰眠を貪れて幸せなのだが、落ち込んで暗くなると言う患者さんもいた。

これは別に珍しいことではないらしい。
ヤフーの記事から、役立ちそうな部分だけ抜粋してみる。

私たちの気分は天気に強い影響を受ける。雨の日に、多くの人が悲しくなったり落ち込んだりして、「雨の日にはブルーになる」として知られている。

天気に影響された落ち込みは別に珍しくはないが、モティベーションが低下したりヒッキーになったりして、人生に悪影響を与える場合もある。

落ち込むのは、病人だからでもなく、日本独特でもない。
そういえば、カーペンターズにも「雨の日と月曜日は、いつも落ち込む」みたいな歌もあった。

北米の北西部（シアトルとかバンクーバーとか）は、美しい街として知られているが、実は冬になると雨ばっかり降るので、その時期になると体調不良者や鬱病患者が爆発的に発生する事でも有名だ。

天気を変える事はできないので、気分をアゲて、「雨の日ブルー気分」を晴れに変えよう。

で、気分を晴れさせる、というか、雨の日ブルーに対抗する５つの方法に続く。

１）明かりをつける

雨の日に気分が滅入るのは、雲によって日光がブロックされるから。日光は自然に気分をアゲる役目を果たすので、それが欠乏すると活発な気分ではなくなってくる。

部屋を明るく＝灯りをつけることが役立つ。蛍光灯より白熱灯の方が良い。太陽に近いフルスペクトル光電球もあり、気分を盛り上げるのに役立つ。

たぶん、目に入る光線の量にも大きく左右されるので、昼間から電気をつけて明るくしておくのが良いのだろう。

フルスペクトル光電球って調べてみたけど、輸入されたものしかないみたい。しかも、5000円もするんですけど。たぶん、睡眠障害の治療で使ったりするのと同じかも。

２）レモンバーム茶

レモンバームは、昔、落ち込み対策に使われていた。お茶の温かさでも気分がよくなるし、レモンは気分を盛り上げる。ハチミツを入れて、ミネラル補給をしてもいいかも。

なるほど。
まあ何か温かいお茶を飲めばいいのかも。

３）動きまわる
運動は脳にケミカルを放出させて、気分や気持ちをアップさせる。

雨だから外に出られなくても、この脳の「ハッピー・ケミカル」を放出させる方法はたくさんある。階段を駆け上り下りしたり、ジャンピングジャックしたり。音楽かけて好き勝手にダンスしたり。部屋に掃除機かけるのもいい。

どんな体の動きも、気分を盛り上げるのに役立つ。

掃除はいいかも。そろそろ大掃除でもあるし。
普段気になっている所、洗面台やお風呂などを、ブラシなどで超細かく掃除するのも気晴らしになる。

運動もいいかも。
「ジャンピングジャック」は、映画で海兵隊などがよくやているやつ。ジャンプしながら足を広げて頭の上で手を閉じ、次に足を閉じたら手も脇で閉じる。結構全身運動なので、１、２、１、２、とテンポ良く続けると汗が出てくる。

そうか。運動か。
と、思って、さっき、マンションのゴミ捨て場まで行って、帰りはそっちの階段で一番上の階まで登って、廊下をたーっと早足で建物を縦断して、反対側の階段から今度は歩いて下まで降りたりしてみた。高層マンションではないので、大した階数ではないが、少し汗ばんで良い運動になった。

…でも、ちょっと不審者っぽかった。

４）ちゃんと食べる

体が不健康な状態だと、気分も落ち込む。雨の日は、ジャンクフードは食べない。

一見、「癒し系スイーツ」であるアイスクリームも、体が必要な基本的な栄養を供給していないので、もっと気分を落ち込ませるリスクがある。プロテイン、全粒粉のもの、そしてビタミンを取るようにしよう。

甘いお菓子やコーヒーは、一時的には気分を盛り上げるけど、それが体から出て行った時に反動で、さらに落ち込む事が多い。

コーヒー飲んで甘い物食べて、自分を甘やかす作戦は、一時的には気分が盛り上がるので良さそうだが、どうも実は後から禁断症状チックになるらしい。たぶん、カフェインと糖分のせい。まあ、「こんなに太る物、食べちゃったよ。ダイエットはどーした。ああ、ダメな自分（涙）」との自己嫌悪にも陥るので、ダブルパンチかも。

でも、チョコ一つとか、お饅頭一つとか、ちょっとならいいと思う。

５）友達とのコンタクト

気分が落ち込んでいる時には、誰とも関わりたくない。でも、その落ち込みを解消する一番良い方法が他人とのコンタクトだ。

しばらく話していない友達に電話してみる。もしくは、スーパーのような公共の場所に出かけてみるだけでもいい。

５分間の電話でも、他人とのかかわりは落ち込みを解消する切欠となったりするものだ。

落ち込みが自分で解消できない場合には、他人からパワーを貰うのが一番だ。でも、実際に落ち込むと、→誰にも会いたくない＆何もしたくない→友達とも会いたくない＆何もしたくない→ますます落ち込む、という悪循環になる。

鬱病で酷い時などは、無理して何かする必要はない。会いたくなければ会わない。やりたくなければ、しない。でも、「雨の日落ち込み」程度だったら、何かアクションを起した方がいいのかもしれない。

しかし、「しばらく会ってない友達に電話」って、普通の状態でもハードル高くない？　いきなり、何の話するのだろうか？

雨の日ブルーに苛まれ続ける必要はない。動いて、明かりをつけ、体に良い物を食べ、友達と接しよう。そうしたら、すぐに落ち込みを吹き飛ばせるはずだ。

…とのこと。

部屋を照明で明るくして、掃除して、好きなアロマでも炊いて、ゆっくりお茶飲んで、料理して美味しいモノを食べて…。

雨の日は、生産性とか考えず、のんびりとお家生活をエンジョイするのがいい。友達は皆普通に働いているので、いきなり電話したら怪しいから、隣のスーパーにでも買い物に出かけたり、ネットで面白いサイトやブログを色々見たりして、「他者とのコンタクト」をするのがいいかも。


もし、落ち込んじゃって何もできなかったとしても、無駄な一日ではない。

心と体を休めたと思えばいい。
病人なんだし。気にしない。気にしない。

世界中に、たぶん、同じように落ち込んじゃって何もできなかった人が、1000万人くらいはいるかも。天気のせいですから。


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