2014年04月29日

マーカーは上がってるけどフェソロどうかしら?

フェソロデックス第一回(3/3)は、速攻で終わった。採血もなかったので、12時前に入って13時には終了。2回目(3/17)もそんな感じで、終わった後、CT撮って帰った。造影剤とプラスされても別に平気なのだろう。3回目(3/31)も4回目(4/28)も速攻で終わった。ベッドが空くのをちょっと待ったくらい。

お尻に打つと聞いていたけど、お尻と言うより太ももの上の腰の辺り?
献血で使うような太い針で刺した後、ゆっくり中身を押し出す。1分30秒かけて入れるようメーカーに指導されているそうだが、ゆっくり入れた方が良いとのことで、ここの病院では砂時計を使って2分かけて入れる。左右に一本づつ。液体はとろーんとしていて粘度がある感じ?

大きな注射器とか、デジャブ。リュープリンに似ている。
針が太いためかチクっとして、その後、注射されている先が押し広げられて何かが入ってくる異物感があるけど、別に大人が耐えられないような痛みではない。終了後もさほど痛くないが、数日は押したりぶつけたりすると痛いし、何となく違和感がある。圧迫しない方が良いのだろう。横向きに寝るのは注意かも。

注射の箱の中に入っていた説明書によると、2日~9日に血中濃度が高まるそうなので、打ってすぐ体内に回ってどうこうという物ではないのか。となると、何となく、仕組みもリュープリンと殆ど同じ。たぶん、元々が粉の薬で体内に入れ込み、それが時間をかけて血中に溶けてリリースされていくタイプか。

…と読みながら注射を受けていると、やはり「本品は白色の粉末でメタノールまたはエタノールに溶けやすく、水に殆ど溶けない」…となると、添加物はアルコール?

成分を見ますと、「エタノール」ってアルコールじゃないの?「ベンジルアルコール」って毒物って習った気がする。このように。そして、「安息香酸ベンジル」に「ひまし油」か。

もしかして、お酒の弱い人は眠くなったり、お腹の弱い人はゲリラになっちゃったりするのかもなあと妄想している間に注射は終わる。

最初、2週間おきに3回。その後は4週おき。最初に血中濃度を高めてガーッといく方針っぽい。

説明書に書いてあった主な副作用は以下の通り。

10%以上:注射部反応(硬結、疼痛、出血、血腫、膿瘍等)

…10%以上なので、結構な割合で発生するのだろう。

10%未満:悪心、便秘、頭痛、めまい、感覚異常、不眠症、適応障害、筋肉痛、筋力低下、発心、高コレステロール、卵巣腫大、貧血、白内障、耳不快感

…これも結構注意。

頻度不明:嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、嚥下障害、骨粗しょう症、関節痛、多汗症、脱毛症、爪痛、発熱、間質性肺炎、高血糖、血小板減少、浮腫、その他

これは大した発生率ではなさそうだけど念のため注意。

薬が変わる。
患者生活10年での教訓は、「餅は餅屋」だ。
治療法は主治医の先生が考えてくれる。がん治療は薬剤が勝手にやってくれる(やってくれない時もある)。だから患者は適切な治療を続けられるように、心身を万全に整えておくのが最初の役割。

今までも散々抗がん剤もホルモン治療もやってきたので、例え副作用がヌルいと言われている薬でも、いつどんな形で体が反応するか判らない。治療ができなくなったら困るので、いつも患者としてできる限りのメンテナンスをしておく事にしている。と、言ってもこの程度。

・消化器官:年に一度、胃カメラと大腸カメラ。去年の夏やったし、この薬の副作用とは余り関係ないので今回は不要。

・心臓:心電図を年一の会社の検診でやっているからいいや。

・婦人科系:乳がんになってから、こちらも年に一度、検査。子宮ガン検査も含む。次は夏。

・神経内科:時差や疲れすぎて眠れない事&更年期睡眠障害も時々あるので、安定剤や睡眠導入剤をもらっておく。必要なら使って睡眠を確保する。

・歯:半年に一度、お手入れしてもらっている。フロス、歯間ブラシなどで念入りに自分でも手入れする。

・目:年に一度のチェックだったが、10%以下の副作用に白内障があったので、念のため近所のかかりつけの先生に診てもらっておく。心配だったら2,3か月に一回来るようにとのこと。

・耳:年に一度会社の検診でフォロー。

・血:血液検査はマーカーのために毎月している。懸念事項だった中性脂肪もコレステロールも最近では基準値以内に収まって(たぶん運動のおかげ)、マーカー以外は本当に健康な血だ。貧血すらない。

次の役割は、治療を負担なく続けられるような調整。
上記で異常があったらすぐに専門医に診てもらう事。そして主治医の先生にちゃんと伝える事。どうでもいい事かもしれないし、重要な事かもしれないので、先生に客観的に判断してもらう。

治療を続けた方がいいなら続けるし、薬を減らしたり、代えたり、もしくは症状に対処したりするなど、適切な対応を決めてもらう必要があるので、情報は多い方がいい。物忘れがひどい場合には、メモを取っておくべき。何でも都度忘れてしまうので、会社でもらったオヤジっぽい手帳に体調に異変があれば書き留める事にしている。(手が痛いとか、足が攣ったとか、余り大した事はなくても、もしかしたらあとで重要な意味を持つかもしれないので、念のために書いておく。最近ではパソコンばかりで「字」を書かないので、だんだん「字」がアートっぽくなってきてしまったが、たぶんボケ防止に良い)

4/28の測定で、マーカーは依然、上昇傾向。1月からゆるやかなカーブを描いてアップし続けている。フェソロに切り替えたのは3月から。前回のCTは3月3週目だったので、たった2週間でフェソロデックスの効果測定ができるかは疑わしく、余り参考にならない。

と、言う訳で、来月末にまたCT、そしてマーカーで様子見。

もしフェソロが効かなかったら、次の作戦は、アロマシン&乳がん認可されたばかりのアフィニトール。まだやっていないのはナベルビン。先生がさらに挙げたのは、タキソールのウィークリー。タキソールはジェムザールと組み合わせてやったが、ウィークリーではなかったので、やってみても良いかもと。まあ、確かに、最後にやったのは2011年の12月なので、二年以上空いている。ウィークリーなら投与量が少ないので、3週間に一度より副作用が少ないと言われているし、一度やってみたかった。騙し騙し続けていくには良いのではないだろうか。ただ、毎週通院というのがネックか。

次の一手をしみじみ考えてくれる先生。アバスチンはどうなんでしょう?とか聞きたかった。でも、急に腹部がゲリラ活動っぽくヤバい雰囲気で、早く切り上げてトイレに行きたくなってきた。診察の途中なのに「ちょっとトイレ行ってきていいですか?」とかは失礼だし、もたもたしていると実質的にヤバい。

ああ、ヤバい。
もじもじして冷や汗が出てきて、挙動不審になってきた。

先生が真剣に次の治療法を考えてくれているのに、上の空で話を切り上げ、退室。先生、ごめんなさい。本当は広島すばらしかった報告も色々あったのだけど、診察室での粗相は人間の尊厳に関わるので。

抗がん剤止めても、時々腸がセンシティブになる事がある。特に食べた後。元々胃腸は丈夫だったので余り注意深くないのとゲリラ活動のトリガーが判らないので、緻密な防衛対策ができてない。まあ、一昨年のゲリラ活動半年以上経験で、常にトイレのロケーションを把握する=対ゲリラオペレーション:アブソルート・トイレ=をマスターしたので、どうしようもないような窮地に陥る事はさほどない。ミーティングの途中でも、平気で抜けるし。さりげなく(と、本人が思っているだけかもしれない)。

で、来月下旬のCTとマーカーチェックで、今後の治療をどうするか決めるのだが、いつものマーカー増加日割り計算にかけてみると、0.63だった上昇が0.45になっていた。次の値がそれ以下だったら、マーカー値は上昇していても、上昇傾向は抑えられている事になる。

前回、フェマーラの時は8月に開始して、マーカーが下がってきたのが1月。効果がマーカーに反映されるまでに約5か月くらいかかっていた。ホルモン治療は自分の場合、余りシャープに効かないので、他に不都合が生じなければじっくり取り組みたい。まあ、マーカーを下げることが治療目的ではないので、あくまで目安で。来月のCT画像の方が大事なキーとなるだろう。

それまでは、GWですとか(半分仕事だけど)、爽やかな気候とかを存分に楽しんでおこう。仕事もします。


DSCN4939マンション花壇の花がすごい咲きまくっている。もっと清楚なイメージがあったのだが、野生化したように繁殖して大量の花を付けている。


九州に行った時、ロッキングチェアさんの代役でお見舞いに伺った。その病院のトイレで点滴ポール連れている患者さん(しかも、利き腕の右)がいたので、大変そうだと思い、場所を譲って点滴チューブを支えて手を洗うのをお手伝いした。乳腺の人が入院している病棟。たぶんその人も乳がんなのだろう。

治療ですか?と尋ねると、

「これからCEFです。赤いやつ。吐き気ひどくて大変なんだけど、頑張ります」

と、ガッツポーズを見せてくれた。
コットンの帽子をかぶっていた。もう毛がないのだろう。だからたぶん2回目とか?吐き気か、大変だな。初発治療かな。たぶん心細くてハイになって、こうして見知らぬ人相手にも話しかけたい気分になっているのだな。いや、ステロイド点滴してたら、そのせい?と、考えながら、

「私も乳がんで赤いのやりました(ACだけど)。きっとすごく効きますよ。終われば副作用はなくなって楽になって、毛も、ほら、こうして生えてきますよ」

と、自分の帽子の下の毛を見せた(薄いけど)。

目を輝かせて、本当に?本当に?と何度も繰り返されていた。

大丈夫、大丈夫ですよ。治療が終わればまた、何だってできるようになりますよ。その時には苦しいけど、「すぐ」ですよ。と手を握って励まして別れた。(トイレで長話も変なので)

自分の初発治療を遠く思い出した。
恐怖より好奇心が勝っていた。抗がん剤はどんな感じなんだろう?と、実はちょっと興奮していた。数年で死ぬと思っていたので、まさか10年後も、こうやって治療ができるとは想像もしていなかった。


大丈夫、大丈夫。
きっと効きますよ。

そして再発もしない。
殆どの人は再発しない。
心配しないで。

一通りの治療が終わったら、皆、ガンの事なんて忘れて生きるのがいいと思う。

再発したら…なんて事は、実際に再発した時に考えればいいのだし、もし再発しなければ、その心配時間は無駄になる。それに、ガンは余り突然死しないから、再発してから考える事にしても、その時間は充分ある。

DSCN5281DSCN5284






テラスの花たちがいつの間にかすごい事になっていて、お天気が良いとミツバチがぶんぶん飛んでくる。蝶も。

アマリリスは冬に枯れずに、球根が分身して、しかも、それぞれ蕾を付けて咲いている。松葉ボタンは一年草だと思っていたのが、冬を乗り越えて木化して、またすごい事になっている。地球温暖化?

基本放置プレイで時々お水あげているだけなのに、よく育つし、よく花が咲く。日当たりが良いからだろうか?綺麗に咲いてくれたので、お礼として雑草をむしっておく。

DSCN5293お休みの日ブランチにファラフェルを作ってみた。LAで買ってきたイギリス製のインスタントファラフェルという微妙な物。揚げ物するほどオイルがないので、ボール状ではなく平たく作ってオリーブオイルで両面焼いて、あとはレンジでチンという手抜きメニュー。豆から茹でて作ると、そりゃ美味しいのだけど、このインスタントもスパイシーでかなり美味しかった。また買って来よう。家にあった人参をバルサミコであえたものとプチトマト、近所の即売所で買ってきた野生ルッコラと、屋上のハーブガーデンで取ってきたイタリアンパセリと併せて、ある物全部活用&簡単メニュー。

DSC00243こちらもお休みのブランチ。近所のパン屋さんのキッシュに、ルッコラ。ケールを軽く茹でてドライトマトと併せたサラダ。これにクルミとか松の実を入れてパルメザンを振ると美味しいのだけど、そんな物がストックされていなかったので、ゴマを振ってみた。和風なので、オリーブオイルにポン酢にしたけど、ケールが少しえぐいので本当はクリーミィなドレッシングが美味しい。

屋上ガーデンで収穫した生ミント&レモンバームティーも入れ、お友達のご主人の手作りマーマレードも味わいながら、花に集まる蜂を見てぼんやりする。

毎日がこんなお休みだと、どんなに幸せだろう?と出不精&オタクな自分は時々夢見る。一日中ゲームしたり、DVD見たり、キンドルで本読んだり、近所の大学の講座通ったり、家庭菜園復活したり、ジャム作ったり、糠漬けしたり、毎日お料理したり、お掃除も念入りにするよ、もうメイドさん要らないくらいに…。きっと飽きない。やりたい事はいっぱいある。

…のだけど、実際にそうなると、別の意味で退屈するのかもしれないな。

まあ、そのうち働けなくなる日はいつか来る。別にがん患者じゃなくても、歳をとれば誰にでも来る。少なくとも、できる間はボチボチ働こう。あと、メイドさんが里帰りしちゃったから、掃除とか衣替えとか自分で頑張らねば。

皆さんも楽しいGWを。


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nekome1999 at 18:21コメント(6)トラックバック(0)ホルモン治療 | 治療メモ(転移後) 

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コメント一覧

1. Posted by ロッキングチェア   2014年04月29日 19:35
猫目さん、こんばんは。

先日は大変お世話になりました。体調イマイチで何となく乗りも悪く、申し訳なかったです。
是非、またリベンジを!

そしてそして、九州お見舞いの折には本当にありがとうございました。
お忙しい中、お時間を作って頂き、とても感謝しております。

フェソロデックス、私は15回お世話になりましたが、マーカー等もそんなに簡単に結果が出ませんでした。毎度毎度お腹は緩くなりましたが、慣れれば腰の痛みもそれほどでなく、ずいぶん楽な1年を過ごせたと感謝しています。
猫目さんももうちょっと粘れますように。

とにもかくにもお互いのんびりいい休日を過ごせますように。
落ち着かれたら森林浴に是非おいでくださいね。
2. Posted by ともママ   2014年04月29日 22:12
いつも読み応えのある内容、ありがとうです。
とてもためになるし、面白いし、励まされます。

それにしても、せっかくの診察の時に大変でしたね。
猫目さんの主治医は腫瘍内科医ですか?

色々候補をあげてくださり、心強いですね。
なかなか良い(相性や専門性や色々)ドクターに出会うのは難しいという気持ちの私ですので。

フェソロデックスの効果が現れているといいですね。
きっと、効く、効いてる。
3. Posted by 猫目   2014年05月01日 00:45
ロッキングチェアさん、こんばんは。
美味しかったですよね。でも、次はお勧めコースでのリベンジを是非!

九州ではTさんにお会いできて良かったです。悲しくて、そして本当に残念ですが、彼女から学んだ事をお互いに活かしていきましょうね。

フェソロデックス、私も一年くらい粘ってくれたらいいなあと希望しつつ観察していきます。しかし、体力を過信しちゃいけませんね。つい、貧乏性のように予定を入れてカリカリ動いてしまいますが、のんびりは大事ですね。お互い、少しゆっくりできますように。森林浴、楽しみにしています(^-^)
4. Posted by 猫目   2014年05月01日 00:52
ともママさん、こんばんは。
まさか診察室で、あんな冷や汗かくことになるとは、予期できなかったので本当に困りました。次回から気を付けよう(と、言っても突然なので、気を付けようがないのですけど…とほほ)

そうよね。ともママさんは病院と先生では苦労したものね。主治医の先生は乳腺外科ですが、すごく研究されていてお詳しいのです。海外の学会などにもがんがん参加されていますし、私の質問や意見に、適切なご助言もいただけますし、先生の選択なら間違いないとの信頼関係が持てているのは、非常にありがたい事だと思っているのです。

フェソロデックス効いているように念じていてくださいね(^-^)
またご飯食べに行こう。美味しいお店、探しておきますね。
5. Posted by リリー   2014年05月04日 10:38
こんにちは。
猫目さんの治療に対する考え方に賛同。
一つ一つ、丁寧に、でもあまり神経質にならずに主治医との信頼関係が築ければ安心ですね。 この信頼関係がなかなか難しいのが実情のようですが。
GW私はゴスペル三昧。カート カーというアメリカのゴスペルの大家が来日し、3日間のワークショップののち、6日に彼のコンサートでバックコーラスを務めるという無謀な企画。 まあ楽しみながらやりますわ。ソウルミュージックが大好きな私としては楽しみな企画なのです。 
フェソロが効くように祈っておりますよ。
またご飯食べにいきましょう。
6. Posted by 猫目   2014年05月16日 22:58
リリーさん、こんばんは。
まず良い主治医を見つけること、そして信頼関係を築くこと。これが治療の要になるように思うのですが、おっしゃる通り中々難しいですね。幸いにも良いご縁に恵まれ、安心して治療ができるのは本当にありがたいと感謝を忘れないようにしたいです。

ゴスペル三昧のGWだったのですね。パワーも要るけど、刺激されて充電もできそうなステキな企画ですね。また遊んでください(^-^)

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