ホルモン治療

2014年07月06日

マーカーの行方2:平塚七夕

しつこいようだが、治療は一般論で説明できない事が多い。再発治療だと更にその傾向があるように思う。

個人の体質、ガンの種類や性格、状態によって、患者が100人いれば100種類の副作用の出方があるように、効果の出方にも違いがある。副作用の軽い人、重い人。効果が早くシャープに出る人、そうでもない人。同じ「脱毛」と言っても殆ど抜けちゃう人やそうでない人がいたように、「治療中患者」としての大きな集合では一緒だが個性は出る、みたいな。そのため、私の治療もあくまで個人の例の一つで。

初発の治療はACとT(タキソテール)、ホルモンが陽性だったのと閉経していなかったのでその後、リュープリンとノルバテックス、さらに再発防止でゼローダも飲んでいた。6年目に再発するまでずっと。

再発は肺と胸膜。それ以降、エンドキサン&ゼローダ(3か月)→ジェムザール&タキソール(約1年)→ハラヴェン(8か月)と、2年ちょい抗がん剤を続けたが、腫瘍は両肺に広がってどんどん増えるし大きくなるし、胸膜はブクブクになっちゃうし、最初は数えていたけど、数えきれなくなった。はっきり言ってずっと押されている感じで劇的な効果はなかった。抗がん剤で抑えられない物が、ホルモン治療で抑えられる訳ないよねと、ダメ元で試したフェマーラが思いがけず効果があって、再発して以来、画像で腫瘍が縮小したのを初めて見て、ちょっと驚いた。フェマーラが効いたのは、ガン治療を始めてからずっと薬剤閉経状態だったのが、たぶんその頃に本当に閉経したからだろう。

フェマーラを開始したのが8月初め。約3か月後のCTで腫瘍が小さくなった(ちょっと)のが確認できた。それでもマーカーは元気に上昇を続け、下がるまでに約18週間、約5か月かかった。もしフェマーラ開始後の2、3か月でマーカーだけ見て「効果がない」と切ってしまっていたら損していた。治療の変更決定はマーカーだけではなく、CTやレントゲンなども必ず参考にすべきという教訓を得たのと、ホルモン治療は速攻で効果は出ないのだと実感した。

勿論、進行が速くてそんなにのんびりしていられない場合も、症状が出ちゃう場合もあるので、本当に臨機応変に。でも、自分が後悔するような選択をしなければ良いのだと思う。

フェマーラに代えた時には、正直何か月も続くゲリラ活動に飽きてしまっていたし、顔色も悪いし、倦怠感も半端ではなかった。だから、ちょっとでも楽ができるなら、それでいい。もしフェマーラが効かなくても仕方ないや、程度の気分だった。再発後の今までの治療で一番期待していなかった物が一番効果があるとは、人生は本当に判らない。

フェマーラは2013年の1月から、再びマーカーが上昇を続ける2014年の1月まで、約1年効果があった。

と、なると、フェソロデックスもたぶん効くまで数か月勝負になるだろうなと考えていた。数か月の間にどこか転移が増えたり、不具合が出なければいい=治療が続けられる。と考えてみても、意志の力ではどうにもならないので、適当に念じて終わった。

開始して2週間、そして3か月弱のCTは変化なし~もしかしたらちょっと小さくなってる?微妙?という程度だった。でも、変化がないのは良い知らせ。マーカーはずっと上昇していた。そして約12週間後のマーカー検査では。

2014_ca15_3_juneちょっと下がっていた。

フェマーラはマーカーに反映するまで18週間かかったが、今度は12週間だ。しかし、これ単発イベントかもしれないので油断はできない。次回も下がって、下りカーブになってようやく「効いているかも」という感じだろう。来月もしっかりマーカーチェックを入れてもらっておく。でも、7月の出張と8月の恒例ハワイバカンスは大丈夫そうなので、さっさとフライトと宿泊の予約入れてしまった。とりあえずの大きなイベントはそれ。間を埋めるためのお仕事頑張ろう。

さて、いつも4週間おきの月曜日にフェソロ注射なのだが、来月のいつもの月曜日は祝日でお休みだ。そんな場合には、注射を前倒しにするのが良いのか、後倒しにするのが良いのか?

最初の入院の時にチームで診てもらっていた女医Kたんが診察していたので、丁度良い感じにセカオピ(?)をもらった。Kたんの患者さんも、月曜日祝日になるので、後ろ倒しにしたとのこと。前倒しにするリスク、後ろ倒しにするリスクをバランスで考えたら、一週間の違いなど誤差でしかなく、注射部位が腫れるとか痛いというような副作用がある場合には、後ろ倒しでも良いのではないかと。前倒しにして、例えば治療ができなくなっちゃうような事象が発生しちゃうリスクの方が怖い。とのこと。

…なるほど。
まあ、どっちのリスクも誤差と言えば誤差的かもしれないけど、前倒しにはしないのか。まあ、確かに簡単な注射ではあるが、強い薬を体に入れているのだし、何が起きるか判らない。

とのことで、次回のフェソロは一週間後ろ倒しにするとアメリカ出張のスケジュールに重なっちゃうので、3日後ろ倒しにして主治医先生のほかの診察日、木曜日に変更してもらった。注射してすぐに出張だが、今までの経験からまあ特に問題もないだろう。ゲリラ活動防止薬と痛みどめがあればたぶん大丈夫。今回は本社だけ行ってちょこっと会議に出て、その他必要な本社人たちに会ってきて簡単に終わろうと計画。

あいにくのお天気だったが、今週末は平塚の七夕だった。日本三大七夕の一つなのだ。しかし、マダムPと駐在員Lなどが行った事がないと言うので訪れてきた。二本の通りに延々と七夕飾りがあり、その両側に屋台や出店が連なる。しかし、子供の頃はもっとびっちり並んで壮観だった記憶があるので、ちょっとさびしく思えた。平塚地区の経済の落ち込みのせいだろうか?(震災の自粛でパレードなどもやらなくなったのが、最近復活したと聞いた)

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あと、地元のお祭りでも感じたのだけど、最近の屋台や出店は、ホルモンとかお好み焼や焼き鳥ばっかりで大人がお酒飲んだり食べたりする場所と化してしまって食べ物臭いし酔っ払いばっかりなんだけど、昔は子供が楽しむお店ばっかりだったんじゃないだろうか?金魚すくいとか、ヨーヨーとか、色々なお菓子とか。ちょっと様変わりしてしまったような。

この飾りは仙台にも行くらしい。仙台での飾りとも合体してパワーアップするだろうから、たぶん仙台七夕の方が本数が多いのではないだろうかと推測してみる。

DSCN5597子供たちの手作り飾りもたくさんあった。今年の流行りは黒田官兵衛とふなっしー関連かな?

夜になると灯りが付いて幻想的で綺麗。ちょっとミニねぶた祭りっぽくなる。しかし混むので注意。

通りの左右に屋台や出店が立ち並ぶので、それをひやかしてもいいし、疲れたら駅ビルラスカのお茶屋さんがリニューアルした和カフェがあるので、お茶買うついでにリフレッシュするのも良い。ここのお抹茶は手ごろ価格だけど美味しい。わざわざお茶をたてなくても、スムージーにちょっと混ぜたり手軽にビタミン摂取的な飲み方ができるし、アイスに混ぜたりしても美味しいので家にあると便利。

横浜から30分なので東海道線でまったり遊びに行くのが良いと思う。

DSCN5619そして、夜はナイターへ。地元弱小球団の応援。市民の義務として。

当然のように負けるので、みなとみらいの夜景を見つつ黄昏る。

球場に行くとビールが進むのはなぜなんでしょう?やけ酒のせい?

DSC00354お花屋さんのお花はもうすっかり夏になっているけど、ここの所涼しいのでよく眠れて元気。

明日からまた一週間、無理せず元気に楽しく頑張りましょう。









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nekome1999 at 17:48コメント(0)トラックバック(0) 

2014年06月19日

マーカーの行方

2014_ca15_3_mayこれが前回までのマーカーのグラフ。

数値よりカーブが目安。例えば1000の人は100の人の10倍酷いとかではない。どのような動きかが大事。徐々に上昇中。

2014_ca15_3_may_pdayこちらは、日割りにしたもの。マーカー測定は必ずしも一定間隔ではないので、変化の値を日割りにしてみたもの。総マーカー値は上がっていても、上昇値は下がっていたり、面白い感じ。

こちらも負けずに上がっている。しかし、CT画像では変化なかった。その場合は、

1)効いているけど、マーカーにはまだ反映されていない
2)効いていなくて増えているけど、まだCTに写るほどの大きさになっていない

と、どちらかだろう。

個人差もあり、マーカーは100%病状を反映はしないけれど、自分の過去経験からは、病気が進んでいてもマーカーが上がらない場合はあるが、マーカーが(継続して一定期間)増加し続けている場合には、たぶん何かが起こっている。

何かが起こっているに違いない…と、言っても、尿の再検査は異常なしで、泌尿器周辺のエコーにも問題なかった。そして、どこか急に不具合や痛みが生じている訳でもない。…となると今月末の診察まで特に用事もないので、
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クーデター中のタイまで、ジムトンプソンのセールに行ったり。

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外人ビジター連れて江の島行ったり。

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再び、鎌倉行ったり。

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アジサイ見たり。

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地元のお祭りに行ったり。

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川越行ったり。

DSC00332ピロたんとご飯食べたり。






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実家のバラ見たり、アーティチョーク食べたり。

日本出張中魚料理ばかりでもてなされて泣きそうになっていた以前の会社の同僚外人をステーキハウスに連れて行ったり、蛍見に行ったりしているうちに、今年の監査も全施設で完了し、さらにすごい数の面接をしてチームの新人二人の採用も決まり、かなりのやり遂げた感が…。(監査の二か国語報告書をこれから作らないといけないのだけれども)

さらに土曜日はマンションの理事会(今年は役員)で、その後マダムPの家で久々に友人が集まってお食事して、月曜日は通院で、一か月ぶりにマーカーチェック。CTでは変化なしだし、これと言った新しい自覚症状もないので、自分の場合は比較的病状を素直に伝えてくれるマーカーを目安に治療方針を決めて行くしかないのだけど、あちこち痛くて倦怠感あってもこんなに元気なのは抗がん剤ではなくてホルモン治療なおかげでもあるので、できればフェソロをもうちょっと引っ張りたい。マーカーが倍増とか、どこかに症状が出ない限りはこのままかな。

その週にはまた別件で本社から外人ビジターが来るので複数施設をアテンドし、週末は以前の勤務先の元同僚達と中華街で飲茶。地元の野球も見に行かねばならない。

その翌週には全社的な新しいシステム導入が決まっていて、その関連外人も来る。準備は目を光らせて進めているので、たぶん問題なく行ける。

何でこんなに外人が来て、いつもツアコン状態にさせられるのだろう?と部の皆は謎に思っているが、本社で5部門に分かれている事を、日本では1つの部で受け持っているのだから仕方ない。皆、来日の目的が異なるので、一緒に来てくれとも言えないし。チームの皆のコミュニケーション力が上がって来ているのを見るのは嬉しい事。英語なんて使う機会があれば誰でも上達する。せっかく外資にいるのだから頑張って欲しい。本人たちも自信を付けてきているし、来年になったらあっちの施設を見学に行かせようと考え中。

来月末には、アメリカ(北西部と砂漠地帯)での会議に呼ばれた。まあ、元気なうちにあちこち出張しておこう。8月には恒例のハワイにも行くし、まだまだ忙しいのでマーカー上がっている場合じゃないんだけど、さて、どうなっていることやら?


涼しくて過ごし易いからか、よく眠れ過ぎて困るけど、眠い時には体が睡眠を欲しているのだと惰眠を貪るのが吉。これから暑くて体力奪われる夏が来るので、今は無理せずに適当に。楽しい毎日を!


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nekome1999 at 21:30コメント(4)トラックバック(0) 

2014年04月29日

マーカーは上がってるけどフェソロどうかしら?

フェソロデックス第一回(3/3)は、速攻で終わった。採血もなかったので、12時前に入って13時には終了。2回目(3/17)もそんな感じで、終わった後、CT撮って帰った。造影剤とプラスされても別に平気なのだろう。3回目(3/31)も4回目(4/28)も速攻で終わった。ベッドが空くのをちょっと待ったくらい。

お尻に打つと聞いていたけど、お尻と言うより太ももの上の腰の辺り?
献血で使うような太い針で刺した後、ゆっくり中身を押し出す。1分30秒かけて入れるようメーカーに指導されているそうだが、ゆっくり入れた方が良いとのことで、ここの病院では砂時計を使って2分かけて入れる。左右に一本づつ。液体はとろーんとしていて粘度がある感じ?

大きな注射器とか、デジャブ。リュープリンに似ている。
針が太いためかチクっとして、その後、注射されている先が押し広げられて何かが入ってくる異物感があるけど、別に大人が耐えられないような痛みではない。終了後もさほど痛くないが、数日は押したりぶつけたりすると痛いし、何となく違和感がある。圧迫しない方が良いのだろう。横向きに寝るのは注意かも。

注射の箱の中に入っていた説明書によると、2日~9日に血中濃度が高まるそうなので、打ってすぐ体内に回ってどうこうという物ではないのか。となると、何となく、仕組みもリュープリンと殆ど同じ。たぶん、元々が粉の薬で体内に入れ込み、それが時間をかけて血中に溶けてリリースされていくタイプか。

…と読みながら注射を受けていると、やはり「本品は白色の粉末でメタノールまたはエタノールに溶けやすく、水に殆ど溶けない」…となると、添加物はアルコール?

成分を見ますと、「エタノール」ってアルコールじゃないの?「ベンジルアルコール」って毒物って習った気がする。このように。そして、「安息香酸ベンジル」に「ひまし油」か。

もしかして、お酒の弱い人は眠くなったり、お腹の弱い人はゲリラになっちゃったりするのかもなあと妄想している間に注射は終わる。

最初、2週間おきに3回。その後は4週おき。最初に血中濃度を高めてガーッといく方針っぽい。

説明書に書いてあった主な副作用は以下の通り。

10%以上:注射部反応(硬結、疼痛、出血、血腫、膿瘍等)

…10%以上なので、結構な割合で発生するのだろう。

10%未満:悪心、便秘、頭痛、めまい、感覚異常、不眠症、適応障害、筋肉痛、筋力低下、発心、高コレステロール、卵巣腫大、貧血、白内障、耳不快感

…これも結構注意。

頻度不明:嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、嚥下障害、骨粗しょう症、関節痛、多汗症、脱毛症、爪痛、発熱、間質性肺炎、高血糖、血小板減少、浮腫、その他

これは大した発生率ではなさそうだけど念のため注意。

薬が変わる。
患者生活10年での教訓は、「餅は餅屋」だ。
治療法は主治医の先生が考えてくれる。がん治療は薬剤が勝手にやってくれる(やってくれない時もある)。だから患者は適切な治療を続けられるように、心身を万全に整えておくのが最初の役割。

今までも散々抗がん剤もホルモン治療もやってきたので、例え副作用がヌルいと言われている薬でも、いつどんな形で体が反応するか判らない。治療ができなくなったら困るので、いつも患者としてできる限りのメンテナンスをしておく事にしている。と、言ってもこの程度。

・消化器官:年に一度、胃カメラと大腸カメラ。去年の夏やったし、この薬の副作用とは余り関係ないので今回は不要。

・心臓:心電図を年一の会社の検診でやっているからいいや。

・婦人科系:乳がんになってから、こちらも年に一度、検査。子宮ガン検査も含む。次は夏。

・神経内科:時差や疲れすぎて眠れない事&更年期睡眠障害も時々あるので、安定剤や睡眠導入剤をもらっておく。必要なら使って睡眠を確保する。

・歯:半年に一度、お手入れしてもらっている。フロス、歯間ブラシなどで念入りに自分でも手入れする。

・目:年に一度のチェックだったが、10%以下の副作用に白内障があったので、念のため近所のかかりつけの先生に診てもらっておく。心配だったら2,3か月に一回来るようにとのこと。

・耳:年に一度会社の検診でフォロー。

・血:血液検査はマーカーのために毎月している。懸念事項だった中性脂肪もコレステロールも最近では基準値以内に収まって(たぶん運動のおかげ)、マーカー以外は本当に健康な血だ。貧血すらない。

次の役割は、治療を負担なく続けられるような調整。
上記で異常があったらすぐに専門医に診てもらう事。そして主治医の先生にちゃんと伝える事。どうでもいい事かもしれないし、重要な事かもしれないので、先生に客観的に判断してもらう。

治療を続けた方がいいなら続けるし、薬を減らしたり、代えたり、もしくは症状に対処したりするなど、適切な対応を決めてもらう必要があるので、情報は多い方がいい。物忘れがひどい場合には、メモを取っておくべき。何でも都度忘れてしまうので、会社でもらったオヤジっぽい手帳に体調に異変があれば書き留める事にしている。(手が痛いとか、足が攣ったとか、余り大した事はなくても、もしかしたらあとで重要な意味を持つかもしれないので、念のために書いておく。最近ではパソコンばかりで「字」を書かないので、だんだん「字」がアートっぽくなってきてしまったが、たぶんボケ防止に良い)

4/28の測定で、マーカーは依然、上昇傾向。1月からゆるやかなカーブを描いてアップし続けている。フェソロに切り替えたのは3月から。前回のCTは3月3週目だったので、たった2週間でフェソロデックスの効果測定ができるかは疑わしく、余り参考にならない。

と、言う訳で、来月末にまたCT、そしてマーカーで様子見。

もしフェソロが効かなかったら、次の作戦は、アロマシン&乳がん認可されたばかりのアフィニトール。まだやっていないのはナベルビン。先生がさらに挙げたのは、タキソールのウィークリー。タキソールはジェムザールと組み合わせてやったが、ウィークリーではなかったので、やってみても良いかもと。まあ、確かに、最後にやったのは2011年の12月なので、二年以上空いている。ウィークリーなら投与量が少ないので、3週間に一度より副作用が少ないと言われているし、一度やってみたかった。騙し騙し続けていくには良いのではないだろうか。ただ、毎週通院というのがネックか。

次の一手をしみじみ考えてくれる先生。アバスチンはどうなんでしょう?とか聞きたかった。でも、急に腹部がゲリラ活動っぽくヤバい雰囲気で、早く切り上げてトイレに行きたくなってきた。診察の途中なのに「ちょっとトイレ行ってきていいですか?」とかは失礼だし、もたもたしていると実質的にヤバい。

ああ、ヤバい。
もじもじして冷や汗が出てきて、挙動不審になってきた。

先生が真剣に次の治療法を考えてくれているのに、上の空で話を切り上げ、退室。先生、ごめんなさい。本当は広島すばらしかった報告も色々あったのだけど、診察室での粗相は人間の尊厳に関わるので。

抗がん剤止めても、時々腸がセンシティブになる事がある。特に食べた後。元々胃腸は丈夫だったので余り注意深くないのとゲリラ活動のトリガーが判らないので、緻密な防衛対策ができてない。まあ、一昨年のゲリラ活動半年以上経験で、常にトイレのロケーションを把握する=対ゲリラオペレーション:アブソルート・トイレ=をマスターしたので、どうしようもないような窮地に陥る事はさほどない。ミーティングの途中でも、平気で抜けるし。さりげなく(と、本人が思っているだけかもしれない)。

で、来月下旬のCTとマーカーチェックで、今後の治療をどうするか決めるのだが、いつものマーカー増加日割り計算にかけてみると、0.63だった上昇が0.45になっていた。次の値がそれ以下だったら、マーカー値は上昇していても、上昇傾向は抑えられている事になる。

前回、フェマーラの時は8月に開始して、マーカーが下がってきたのが1月。効果がマーカーに反映されるまでに約5か月くらいかかっていた。ホルモン治療は自分の場合、余りシャープに効かないので、他に不都合が生じなければじっくり取り組みたい。まあ、マーカーを下げることが治療目的ではないので、あくまで目安で。来月のCT画像の方が大事なキーとなるだろう。

それまでは、GWですとか(半分仕事だけど)、爽やかな気候とかを存分に楽しんでおこう。仕事もします。


DSCN4939マンション花壇の花がすごい咲きまくっている。もっと清楚なイメージがあったのだが、野生化したように繁殖して大量の花を付けている。


九州に行った時、ロッキングチェアさんの代役でお見舞いに伺った。その病院のトイレで点滴ポール連れている患者さん(しかも、利き腕の右)がいたので、大変そうだと思い、場所を譲って点滴チューブを支えて手を洗うのをお手伝いした。乳腺の人が入院している病棟。たぶんその人も乳がんなのだろう。

治療ですか?と尋ねると、

「これからCEFです。赤いやつ。吐き気ひどくて大変なんだけど、頑張ります」

と、ガッツポーズを見せてくれた。
コットンの帽子をかぶっていた。もう毛がないのだろう。だからたぶん2回目とか?吐き気か、大変だな。初発治療かな。たぶん心細くてハイになって、こうして見知らぬ人相手にも話しかけたい気分になっているのだな。いや、ステロイド点滴してたら、そのせい?と、考えながら、

「私も乳がんで赤いのやりました(ACだけど)。きっとすごく効きますよ。終われば副作用はなくなって楽になって、毛も、ほら、こうして生えてきますよ」

と、自分の帽子の下の毛を見せた(薄いけど)。

目を輝かせて、本当に?本当に?と何度も繰り返されていた。

大丈夫、大丈夫ですよ。治療が終わればまた、何だってできるようになりますよ。その時には苦しいけど、「すぐ」ですよ。と手を握って励まして別れた。(トイレで長話も変なので)

自分の初発治療を遠く思い出した。
恐怖より好奇心が勝っていた。抗がん剤はどんな感じなんだろう?と、実はちょっと興奮していた。数年で死ぬと思っていたので、まさか10年後も、こうやって治療ができるとは想像もしていなかった。


大丈夫、大丈夫。
きっと効きますよ。

そして再発もしない。
殆どの人は再発しない。
心配しないで。

一通りの治療が終わったら、皆、ガンの事なんて忘れて生きるのがいいと思う。

再発したら…なんて事は、実際に再発した時に考えればいいのだし、もし再発しなければ、その心配時間は無駄になる。それに、ガンは余り突然死しないから、再発してから考える事にしても、その時間は充分ある。

DSCN5281DSCN5284






テラスの花たちがいつの間にかすごい事になっていて、お天気が良いとミツバチがぶんぶん飛んでくる。蝶も。

アマリリスは冬に枯れずに、球根が分身して、しかも、それぞれ蕾を付けて咲いている。松葉ボタンは一年草だと思っていたのが、冬を乗り越えて木化して、またすごい事になっている。地球温暖化?

基本放置プレイで時々お水あげているだけなのに、よく育つし、よく花が咲く。日当たりが良いからだろうか?綺麗に咲いてくれたので、お礼として雑草をむしっておく。

DSCN5293お休みの日ブランチにファラフェルを作ってみた。LAで買ってきたイギリス製のインスタントファラフェルという微妙な物。揚げ物するほどオイルがないので、ボール状ではなく平たく作ってオリーブオイルで両面焼いて、あとはレンジでチンという手抜きメニュー。豆から茹でて作ると、そりゃ美味しいのだけど、このインスタントもスパイシーでかなり美味しかった。また買って来よう。家にあった人参をバルサミコであえたものとプチトマト、近所の即売所で買ってきた野生ルッコラと、屋上のハーブガーデンで取ってきたイタリアンパセリと併せて、ある物全部活用&簡単メニュー。

DSC00243こちらもお休みのブランチ。近所のパン屋さんのキッシュに、ルッコラ。ケールを軽く茹でてドライトマトと併せたサラダ。これにクルミとか松の実を入れてパルメザンを振ると美味しいのだけど、そんな物がストックされていなかったので、ゴマを振ってみた。和風なので、オリーブオイルにポン酢にしたけど、ケールが少しえぐいので本当はクリーミィなドレッシングが美味しい。

屋上ガーデンで収穫した生ミント&レモンバームティーも入れ、お友達のご主人の手作りマーマレードも味わいながら、花に集まる蜂を見てぼんやりする。

毎日がこんなお休みだと、どんなに幸せだろう?と出不精&オタクな自分は時々夢見る。一日中ゲームしたり、DVD見たり、キンドルで本読んだり、近所の大学の講座通ったり、家庭菜園復活したり、ジャム作ったり、糠漬けしたり、毎日お料理したり、お掃除も念入りにするよ、もうメイドさん要らないくらいに…。きっと飽きない。やりたい事はいっぱいある。

…のだけど、実際にそうなると、別の意味で退屈するのかもしれないな。

まあ、そのうち働けなくなる日はいつか来る。別にがん患者じゃなくても、歳をとれば誰にでも来る。少なくとも、できる間はボチボチ働こう。あと、メイドさんが里帰りしちゃったから、掃除とか衣替えとか自分で頑張らねば。

皆さんも楽しいGWを。


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2012年12月10日

マーカー上がる、でもフェマーラ働く

12月の予定

12/1:レストラン・タニで元勤務先先輩たちとランチ忘年会
12/4:CT検査
12/8:マッシュルームでマダムP達とワイン忘年会
12/10:マーカー検査&診察
12/12:秘密忘年会
12/14:親友Tと忘年会@中華街?
12/15:元同僚宅でハイティー忘年会
12/21:たぶん勤務先の部の忘年会(たぶん若者向け居酒屋で、もう一人の年配者と伴に、単にお金を余分に出して早く帰る係)
12/22:元同僚と忘年会、タニかシモムラかどちらか
12/24-25:南熱海でクリスマス
12/26-28:もしかしたら広島出張
12/30:もしかしたら幼馴染忘年会

次の診察
1/7: 神経科
1/28: 乳腺外科

元同僚チーム数組、大学のゼミチーム(先輩混合)&ゼミ女子会(ババ会)チームは時間調整ができずに新年会へ移行のサダメ。年に一度、こんな機会でもないと会わない人々も多いので、なるべく調整したい。

副作用以外にもコレステロールが上がりそうな要素が満載。
そして、今年はもう出張ないやと心ではクローズしていたのに、ぎりぎり年末に出張がありそうな予感。レ・ミゼラブル。牡蠣食べるのを楽しみにする。


さて、その後の治療経過
1月から開始したハラヴェンでマーカーはいったん下がったが、半年くらいで再度上昇。最後にやったのが、8/6。8/13のCTの結果、画像でもガン勢力の拡大&繁栄が見られ、ハラヴェンはその役目を終えた。

そして、「この辺でホルモンやって、ガンをびっくりさせましょうかネ」という作戦の下、閉経しているんだかいないんだか判らないままに、閉経後の治療薬「フェマーラ」を使用してみた。マーカーは上昇し続けたが、緩やかだったので、ハワイ、香港、タイに行く間、とりあえず3ヶ月、そして異常も出なかったので続けて、これで丁度4ヶ月になる。

CA15_2_ovマーカーは相変わらず上がっている。こんな感じで。

でも、何となく上昇カーブが緩やかになってきたように見える。

CA15_2_dそこで、変化の数値を日割りにしてみる。

すると、ハラヴェンの最後の頃、効かなくなってしまってからの上昇は急で、フェマーラをやり始めてからは一日あたりの上昇数値が抑えられてるのがわかる。何だかまだ上がって来ているのが嫌な感じではあるが。

CT画像を見ると、あちこちで固まりが小さくなっているように見える。慎重な主治医の先生もそう言うのだから、本当にそうなのだろう。

胸膜にぶっくりとしている部分は特に変化がなかったが、例えば中心部の結構巨大な塊がいくつかの塊に分かれていたり、大きな塊に子分のように付いていた複数の小さな塊がさらに小さくなっていたり。あちこちで画像をざっと見るだけでも判る効果があった。肺と胸膜以外に新しい転移もない。

あれ、本当に効くんだ。
フェマーラ、ナイス働き。
あんなに小さい錠剤なのに。

…と、言う事は、ついに閉経したということかしらん?
閉経していなければ、これは効かないのだろうし。

抗がん剤は、実は再発してからマーカーは下がったりしたが、画像的な効果は全然見られなかったので、これが初めて「目で見える効果」と言うことになる。

ホルモン治療は副作用も抗がん剤に比べて穏やかだからか、効いてるんだか効いていないんだか、個人的にはさっぱり判らない所がある。しかし、効く時には効くのだ。サボらず真面目に続けようと思った。

いつもは一ヶ月ごとの診察なので、次回は1月初めの予定だが、「せっかくだから、少しでも病院から離れた方がいいですヨ」と、先生が次の診察を1月末に入れてくれた。次は春にCTかな?と思いつつ、骨と頭への転移症状に注意して過ごす。どこかおかしくなったら、その時に検査を入れてもらえばいい。

とにかく、年末年始、治療方法の変更等で悩む面倒がなくなったので良かった。2月の外人訪問、3月のイベント、4月の施設オープンなど、スケジュールがすでに色々入っていて、「もしフェマーラ効いてなくて治療方法変更で、また抗がん剤だったら、調整しないとなー」と考えていたのだが、大丈夫そうな予感。

ハラヴェンとフェマーラで一年引っ張れたのだから、上々。
心穏やかに忘年会をクリアしていく。


DSC00399テラスに飛んできた落ち葉からも、秋の気配というか木枯らし?が感じられる。

その前日に掃いたばかりだというのに…。

私ではなく、スーパーメイドさんが。



DSC00398アメリカのカナダ人がカナダの頼りを届けてくれた。メープルシロップももらった。ナイス。

その代わりに、この間空港で買ってきたJAPAN キットカット(抹茶味、イチゴ味)とダンボーを与えた。

このダンボーは、アメリカではプレミアが付いてオタクの間では60ドルとかで取引されているという。可愛いから仕方ない。

DSC00412アマリリス。

「アマリリスは寒くなると葉が枯れてきますので、水を抑えて枯らせ、球根を掘り上げます」

…どころか、家のアマリリスは、もう一回咲こうとしている。春、夏、そして秋と。鉢植えなのに、すごい生命力。

DSC00401クリスマスムードを出したくて赤い花を買いに行ったのだが、サービスブーケのテーマはピンク。

ピンクはどうもクリスマスムードがない。





DSC00417内容はクリスマスなのだが、こうして飾ってみてもクリスマスさは余り感じられない。

このペールピンクがメルヘンな感じになるので、パワフルなクリスマスイメージと違うのかもしれない。




DSC00414やはり、赤と緑があるとクリスマスの雰囲気が出る。

濱文様さんから日本のクリスマス

猫がいい感じで可愛い。
小さなアイテムも、よく見ると、すべて和風だ。

額に入れるには、こういうはっきりした模様の方が映えるようだ。

アイロンかけなきゃ。


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2012年12月02日

秋のバタバタ

11月
11/3:鎌倉&中華街、重慶飯店ディナー
11/5週:久々に会社で仕事週→タイへ
11/12:CT予定→その前の週からタイ行きでキャンセル
11/19:診察&クリニックでインフルエンザ予防接種
11/24:元部下ウェディング
11/26週:本社からの来日外人連れて大阪出張

大阪出張が終わり、12月になった。
本当はフェマーラの効果測定を11/12にやって、11/19の診察で今後どうするか決めるという主治医先生のすばらしいスケジューリングだったのだが、急にタイに行きたくなってぶち壊してしまったので、効果測定は12月に延期となった。

フェマーラでマーカーは下がっていないけど、急激にどこか悪くなった感じもしない。右の股関節や腰が時々痛いが、ここは前から痛いし、痛み発生の再現性がないので原因も不明。寒くなったからというのもあるかもだし、フェマーラの副作用の関節痛なのかもしれない。

マーカーは上昇していたが、緩やかだった。急激になったら、ちょっとシリアスに捕らえなければならないだろう。さらに、もうちょっとコンスタントに嫌な感じに足や腰が痛くなってきたら、MRIなど入れてもらえばいいだろう。駄目なら駄目だし、良ければ良いし。確定してから考えればいいので、普段は忘却の彼方へ。

DSCN0642-----
タイは、現在日本在住な元タイ駐在員Lが久々に長期でタイに仕事で戻り、「この週、暇なんだけど、どう?」という誘いがあったので、つい行ってしまった。

以前は毎夏行っていたのだが、転移してから、夏はハワイ行きになったので全然行っていなかった。久しぶりに本場でタイ料理食べたく、あちこち連れて行ってもらってお世話になったLの運転手さんにも会いたく、ジムトンプソンでクッションカバー買いたく、タンの化粧品も欲しく、急遽、無理やり入れ込んだのだが、やはり仕事の調整がキツくなり、忙しい一ヶ月であった。

そして、12月は…。

12/1:元同僚と忘年会
12/3週:CT&忘年会
12/10週:診察、忘年会第三弾&第四弾
12/17週:忘年会ダブル、メイドさんクリスマス休暇帰国
12/24週:クリスマス会、南熱海温泉忘年会

12月は出張もないし、外人も来ないし、忘年会が7回入っている程度なので、のんびり仕事できるような予感。人付き合いは悪い方なのだが、転職が多かったので、「元同僚と忘年会」となると、最低7回になる。そこの「元上司」や「元部下」や、さらに現在の職場のもあるし、もうちょっと増えそうな予感。新年会もあることだし、飲むのは最低限にしようと決意。

去り行く秋を惜しんで秋特集。

DSC00297こういうお料理の秋らしいプリゼンテーションとか。









DSC00337近所のお宅で丹精こめられた美しい菊だとか。









DSC00324綺麗なヒスイ色の銀杏とか。

(電子レンジで簡単に調理できるのを聞いて、今年は結構食べた)







DSC00320定番のサンマ定食とか。





DSC00285マツタケや松の実を使ったお料理だとか。









DSC00370塩瀬のお饅頭だとか。










DSC00290栗を使ったお菓子ですとか。










DSC00372和室に秋らしいてぬぐいを飾ったりとか。

濱文様、えてぬぐい「猫と和傘」。

こちらの絵てぬぐいは、芸術的な物が多く、つい額に入れて飾りたくなる。



楽しい事がたくさんあった。
良く食べたし。

DSC00367次はこちらの準備かな。

かまわぬの「クリスマスの宴」。

鳥獣戯画なんだけど、よく見るとクリスマス。違和感なくマッチしていて、可愛らしい事この上ない。


クリスマス、年末、年始も、楽しく、美味しく、元気で盛りだくさんやれるように、体調管理に気をつけましょう。


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nekome1999 at 19:25コメント(2)トラックバック(0) 

2010年10月31日

ホルモン治療:リュープリン副作用2

「リュープリンの治療を受けられる患者さんへ」
武田薬品、熊本大学・岩瀬先生監修

10/29の続き

リュープリンの主な副作用

1)エストロゲンが低下することによって起こる更年期様症状
・ほてり、熱感、のぼせ
・肩こり
・頭痛
・不眠
・めまい
・発汗など

2)注射部位の異常
・赤く腫れる
・痛みを感じるなど


特に注意すべき副作用

・間質性肺炎(空咳、息切れ、疲労感、発熱)
・アナフィラキシー様症状(呼吸困難、全身紅潮、唇&舌&口内&瞼&顔&首などが腫れる)
・肝機能障害、黄疸(全身倦怠、食欲不振、発熱、皮膚や白目が黄色くなる)
・糖尿病の発症&憎悪(口・舌が乾く、体重の急激な減少、疲れやすさ、手足が痺れる、物が見えにくくなる)
・下垂体卒中(激しい頭痛など)
・更年期障害様のうつ状態(体がだるい、不眠、気分が沈む)
・骨塩量(骨に含まれるカルシウム量)の低下
・投与初期に一過性の間接痛や骨疼痛

*リュープリンは注射した後も薬剤がそこに留まるので、異常を感じた場合には主治医に相談


注射後に注意すること

・リュープリンは注射すると、薬剤がそこに留まり少しづつ溶け出して効き目が続く。
・薬剤は、体の自然な反応によって回りを組織に取り囲まれる。そのため、注射部位に触れると「かたまり(肉芽腫・にくげしゅ)」として感じることがある。
・このかたまりが、赤く腫れたり、痛みを感じたりし、まれに「膿傷・潰瘍化」する可能性もある。そんな場合には、すみやかに主治医に相談のこと。注射部位を擦ったり、触ったりしない。

・注射部位の「かたまり(肉芽腫)」は、薬の量が多く、より長期間投与された部位に留まる3ヶ月タイプ(12週間)の方が1ヶ月タイプ(4週間)より現れる傾向がある。
・薬は3ヶ月タイプ(12週間)の場合、12週間で徐々に分解・吸収されるので、それとともに「肉芽腫」も縮小し、やがて消失していく。

*肉芽腫・にくげしゅ=体内に入ってきた異物などを取り囲んだ細胞の集団
・人の体には異物をブロックしようとする働きがあるので、自然の成り行き。
・注射を刺される時は、針が細いので痛くもないけど、中の液体が入って行く時の方がやや痛い感じがする。
・打たれてすぐは熱を持ったり、時には数日内出血っぽくなったり硬くなったりもする事もあるが、次第になくなっていく。
・打たれた場所が潰瘍まで起すようだと、含まれている薬剤にアレルギー的な反応をしている可能性もあるので、そのような場合は「ゾラ」に変えると平気だったり、当然、その逆もある。
・注射部位を擦ったり、揉んだりしてはいけない。ウエストの脂肪揉み出しなどもやらないこと

治療中に気をつけること

・妊婦または妊娠している可能性のある場合、授乳中にはリュープリン治療はNG

・治療中は避妊する。避妊の方法はピルなどのホルモン剤ではなく、それ以外の方法で


…とのこと。

1ヶ月タイプと3ヶ月タイプの副作用の違いについて見てみた。

1ヶ月タイプでも3ヶ月タイプでも、投与して4週間でエストロゲンのレベルを閉経レベルまで下げる。1ヶ月タイプはそのタイミングで追加投与して、そのレベルを維持する。3ヶ月タイプはプラス8週間そのままエストロゲンを低下させ続けるので、薬が切れる12週目に追加で投与し、エストロゲンを低いレベルに保つ。

つまり、1ヶ月タイプでも3ヶ月タイプも、エストロゲンレベルが下がるタイミングは同じなので、それによって生じる副作用(更年期様症状)には、おそらく差はない。(両方とも、最初の4週間で急激に下がって、その後、そのままのレベルで維持されるので、物理的に体に起こっている事は同じ)

となると、1ヶ月タイプと3ヶ月タイプの副作用の大きな違いは、薬の量の差異によって発生するものとなる。1ヶ月タイプより3ヶ月タイプの方が薬が多いので、注射した場所にできる「かたまり」がより大きくなる。


さて、気になる副作用のデータは、
「臨床検査値の異常を含む副作用が認められたケース」

4週間タイプ:
1)承認までの調査では、100症例中64例(64%)
2)市販後の調査(2000年12月時点)では、292症例中34例(11%)

12週間タイプ:
1)承認までの調査では、93症例中90例(96.8%)
2)市販後の調査 N/A
3)海外の調査では、294症例中280例(95.2%)

これを見て判るのは、
・リュープリンの臨床試験は基本的に日本人を対象としている。
・4週間タイプの方が副作用が少ない
・4週間タイプの承認までの調査と、市販後の調査に余りにばらつきがある。調査方法や基準が一定だったか、謎。
・12週間タイプの市販後の調査例はまだない。
・外人の方が副作用が少ない。

…というような事だったので、具体的にここにある「副作用」とは何だったのだろうか?と調べてみる。

12週間タイプで副作用に苦しんでいる人が、もしかしたら4週間タイプでは我慢しなくても良くなるかもしれないからだ。


武田のサイトによると、

・国内臨床試験において安全性が評価された93症例中90例(96.8%)に臨床検査値の異常を含む副作用が報告されました。

・自他覚的副作用については低エストロゲン症状、注射部位障害等が重点的に調査され、主たる副作用は、熱感・ほてり・のぼせ72例、頭痛・頭重45例、発汗・寝汗18例、注射部位障害 42例(主として軽度の硬結)、悪心・嘔吐21例であり、1例は熱感・頭重感・悪心により、1例は注射部位硬結・痛みにより中止されました。

・また、主たる臨床検査値異常は、γ-GTP上昇16例、ALT(GPT)上昇14例、AST(GOT)上昇11例等でした。
…となると、低エストロゲン症状は、4週間でも12週間でも結果は同じなので、改善できる可能性のあるものは、「注射部位障害 42例(主として軽度の硬結)」「注射部位硬結・痛み」の場合かな?

そのような悩みを持つ患者さんは、主治医と相談して4週間タイプにしてもらうと、楽になるかも。

ついでに、海外の内容も見てみる。

・海外臨床試験において安全性が評価された294症例中280例(95.2%)に臨床検査値の異常を含む副作用が報告されました。

・主たる副作用は、ほてり245例、体重増加234例、多汗228例等でした。


…はい?

それだけ?
それって、低エストロゲン症状だよね?

じゃあ、外人さんは、注射部位障害なんかは全く発症しないし、気にしないってこと?


何でなの?
皮膚がタルタルで痛みを感じにくい?
脂肪が多すぎて硬結が感じられない?
だから、ゾラみたいな太い針でも平気?

それとも、実際にはあったけど、記載されてないだけ?

…さらに謎が深まってきた。

102410_flower9-----
ススキじゃないし、何か不思議な植物。
秋っぽい。これで猫をワサワサ擽ったら、面白そう。(^m^)

すっかり冬。寒い。床暖フル稼働。
爽やかで清々しい秋は、一体どこに行ってしまったんだろうか?

明日から関西に行ってきますので、しばらくお休みです。
関西病院に行って、ついでに京都で花吉兆に、さらにファラフェルとお麩料理を食べてきます。錦市場で色々買ったり、栗蒸しとか栗関連のお菓子なんかも楽しみです。(食べることばっかり)


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nekome1999 at 15:23コメント(2)トラックバック(0) 
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