仕事のこと

2014年08月24日

出張&夏&遺言&産業医

今回はダウンタウンにホテルが取れず、ヘンピな場所に滞在したため、ホテルとオフィスとの往復しかないつまらない出張だった(いつもの出張は何なんだという謎も)。まあ何度も行っている場所なので、観光はまあいいかとも思うが、アメリカ映画で強盗に襲われる定番のような寂れたスーパーしかないような場所だったので、まともな買い物すらできないのがストレス。せめてモールでお買いものくらいしたかったよね。

なぜホテルが一杯なのかと、空港から乗ったアルメニア人のタクシー運転手さんに聞いたら、(どうでもいいけど、アルメニア人は歴史的にトルコ人を憎んでいて、必ずすさまじい悪口を言う。トルコ人にはトルコ人の言い分もある)

・フェスティバルをやっていて、パレードがある週
・豪華客船も寄港している
・軍隊も来ている(パレードとかイベントのため)
・夏休みで一番混む

…。フェスティバル?

シーフェアと言って年に一度のお祭り。マラソン、パレード、軍隊の観覧会、ブルーエンジェルスのエアーショウとかトーチナイトとか様々なイベントが2か月に渡ってあるのだけど、私の行った週がメインイベントな感じ。

何でそんな時にこのカンファレンスを?
あ、参加者の中国人、インド人、日本人などに素晴らしい祭りを見せてくれようとして?と主催者に尋ねると、「え、何のこと?」って。気づいてすらいない。本人も興味ないらしい。「旅行客じゃないし」って。

…思いやりとか細かさを一般的なアメリカ人に期待していたら、振り回されてばかりで疲れる。単に思いついたからその時期に強行。ホテルも高いし、道路も混雑。でも普通はそういう時期は避けるよね。

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夕方到着したので、ルームサービス食べながら、パレードの生中継見た。ルームサービスは、ちょっとサルサチップスとルッコラのサラダとサーモン食べたかっただけなのに、すごいボリュームだった。でも、美味しかった。

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荒れ狂う飛行機。持ち手の人たちが張り切り過ぎて、もう少しでコントロール不可能になるピンチ。

アラスカエアーはシアトルが本拠地らしく、このフェスティバルのスポンサーにもなっていた。前回、LAへの出張はシアトルからはこのエアーだった。メインスタンドのお客さんも、さすがにこの時はスタンディングオベーション。

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州旗と軍服登場。制服フェチとしては個人的なシャッターチャンス。

ぎゃー、装甲車まで登場(スイス製のピラーニャをベースに開発されたストライカーですかね。戦車より軽いので輸送機で運べて短期間に展開可能←オタクの目が輝く)。フランスの独立記念日のパレードみたいですね(規模は小さいけど)。

DSCN5660お色気担当。たぶんシアトルシーフォークスのチアの皆さんでしょう。





DSCN5653受賞チームの登場です。

シアトル下水道&ゴミ収集&清掃チームだったかな?



DSCN5657キャラが「食べた後のリンゴの芯」「魚」「落ち葉」と「凹んだ空き缶」で、「リンゴの芯」は「ゴミ回収」、「魚」はきれいな水を海に帰そう「下水道」、「落ち葉」は綺麗に「清掃」、「空き缶」は「リサイクル」をそれぞれ象徴しているらしい。

ゴミをキャラにするのはとてもユニークですねと解説者は語っていた。

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良く判りませんが綺麗なハワイアン衣装で馬に乗ったチーム。もう一機、飛行機チーム。ブルーエンジェルスがアクロバット飛行やると聞いたので、そのチーム?こういう空中浮遊系は日本のパレードで余り見ないのは、やはり電柱とかがあるからかな?あちこちぶつかっていたし。

DSCN5666アメリカ人はフリーダムでちゃんと整列もできないのかしら、パレードもフリーダムだわねえと思っていると、ちゃんとこのようなきちんとしたチームもあります。確かワシントン大学のバンドチーム&OBも総動員。


DSCN5665わーギャー明るい大騒ぎの中に突如現れる、戦死者のバナー行列。イラク?

遺族や関係者、このプロジェクトの賛同者がバナーを持っているとのこと。悲しい事に、戦死者が皆若い。本当に若い。スタンドは軍関係のチームとこのバナーの時には全員スタンディングオベーションで大拍手。ああ、アメリカらしいなあとつくづく思った(良い意味でも悪い意味でも)。

たぶん、日本の自衛隊員がどこかに機雷処理にでも行って命を落としても、例えば開港記念日のパレードでこんなバナー行列はたぶんしない。絶対に。観客も拍手で迎えたりしないし、遺族も誇らしげに犠牲者のバナーを掲げたりしない。警察も自衛官も消防士も、殉職した人の顔を出して公衆の面前で称え続けたりしないし、プレート残して写真飾ったりもしない。だって公務だもんね的な。

文化の違いで、どちらが良いとか悪いとかではない。日本は日本で、死者への敬意の表し方が違うだけ。


DSCN5697シアトルのタワー、スペースニードルが良く見える。天気も良くて、一年で一番良い季節。サマータイムだからか、10時くらいまで明るい。

でも、ホテルとオフィスを往復するだけ。坂も多いし、朝も早い。

「クリミナル・マインド」という、FBIのなんちゃってプロファイリングのドラマがある。そのファーストシーズンの第一話が確かシアトルでの連続殺人。雨が降って暗くてシャビーな感じ。アメリカ大陸の北西部はそんな感じ。同じ北西部のバンクーバーも、夏のごく超素晴らしい一時期を除いたら、雨ばかり。だからノースウエスタン民は夏になるとテンションが上がり、やたらに日の下に出たがる。これだけ紫外線の害が語られているし、白人の方が皮膚がんのリスクが高いというのに。

ところで、「仕事終わって、会社の仲間と飲みに行くなんて日本くらい。欧米では家族と過ごす時間を大切にします。だから日本人は会社人間なんです」…なんてよく聞く。

まあヨーロッパの一部家庭ならそうかもしれないけど、今の会社も、その前の前の会社も、仕事終わってから職場近くのバーで、同僚と皆飲みまくる。確かに、上司とは飲みに行かないけど、同僚からは毎日飲みに誘われた。別に私達ビジターが来ているからというのではなく、毎日の習慣的な感じ。ちょこっと飲んで帰る人。ずっと飲んでいる人。でもまあ、8時くらいにはお開きで、それから家で家族と食事なのかもしれない。車通勤が多いから単に飲んで帰れないだけで、公共交通機関が発達した町では結構飲んで帰る。NYでもそうだった。会社の噂をネタに延々と飲むだけ。つまみはない。何か食べたりもしない。アルコールだけ、ビール4,5杯、その後ショットもガンガン行く。アルコール消化酵素の遺伝子が違うとしか思えない。どんなに飲んでも次の日ケロリとしているから、白人のペースで飲んではいけない。

まあ「海外ではこうなんです、それに引き換え日本は~」みたいに批判めいた人の発言は大体当てにならないと考えていい。上っ面の綺麗な面しか見えていないか、自分の意見をバックアップする側面の物しか意図的に出していない。その逆もまたしかり。

あと、ちょっと驚いたのが、シアトルはリベラルな街。弊社もベンチャーでリベラル。本社にもゲイはたくさんいて、珍しくもない。特にある部なんかは、子持ちのおっさん一人覗いては全員ゲイ(男女ともに)。それなのに、バーに女性カップル(一人はフェミニン、もう一人は男性みたいなファッションで宝塚の男役っぽい)が入ってきたら、皆、見る見る。「あれ、男?」「いや、女だろ」「でも、胸ないよな」等々、遠慮なく見る見る。見るだけじゃなくヒソヒソ。店の全員が注目。結構大きなバーで、雑多な人種が入りまじっていた。人種に対しての偏見はないのかもしれないけど、酔っぱらうとゲイに対する態度はこの程度。失礼極まりない。

日本でなら、その場ではじろじろ見ないで、後からこっそり「あれ、女同士だったよね?」「たぶんゲイかも?」「そうだね」と確認する程度。まだ当人たちがその場にいるのに、ざわざわしたりしない。居心地悪いのか、その二人はそそくさと出て行ってしまった。皆と同じように楽しもうと思ってバーに来ているのに。誰に迷惑かけている訳じゃないし、その人が誰を好きであろうが、自分には関係ないのに。まあ、こういう露骨な排他的&侮蔑的態度があるから、自分達を守るためにゲイ運動とかが盛んなのかもね。ゲイ狩りとかで実際に殺されちゃったりもするしな。

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こういう野菜の多いランチを欲していたのです。ドイツみたいに肉グチャじゃなくて。

DSCN5671そして私は、アメリカの、1つ買うと、今なら2セット目がフリー!的なマーケティングが大好き。こんな物、2セットもらってどうするんだ?だったら半額にすればいいのにと突っ込みながらつい見てしまう。



DSC00415今回は「進撃の巨人」という日本のアニメのグッズをお土産に買ってきて欲しいとのリクエストが本社アメリカ民から異常にあり(自分用や息子用らしい)、よく判らないままにTシャツやら小物やら買って持っていった。大人気らしい。

現代の日本のアニメは人気でクールなイメージで良い事ですね。私が子供の頃なんか、日本人が関連するアニメと言えば、出っ歯で細目でメガネでチビの「山田警部」しかなかったよ(そもそもそのアニメは日本製じゃなかった)。日本人のイメージなんて長年ずっとそんな感じ。でも柔道が強くて大男を投げ飛ばすし、首からぶら下げたカメラが特殊武器で、事件を解決する良い役。たぶん今では差別的だと放送禁止だろう。

DSC00418シャビーなミニ・スーパーしかないので買えたお土産は、プリングルスとか。でもピザ味やハラピーニョ味はたぶん日本にないので、若者向けのお土産に。

そのスーパーは凄かった。「バッグやナップザックは正面において行け」との張り紙が(つまり、売り場にバッグを持ち込むな→それ使って万引きするから)と。

万引きと間違えられて撃たれたら嫌だなと思って、バッグ置いて行くんですかね?と尋ねたらバイトの兄ちゃんは「いいよー」と適当な対応。こんなルーズな店は強盗にも狙われそうだったので、さっさと買って出る。やっぱ日本はいいよ。コンビニで銃で撃たれるかもなんて緊張感、絶対ないもの。

シアトルのお土産だと、スターバックス一号店のマグとか、シアトルマグとか。シアトルマグはデザインも可愛い。でも、MADE IN CHINAなので、どうかなと。

See'sキャンディが空港に売っているのでよくお土産にもらうが、カリフォルニアのなのでシアトル関係ない。さらに最近は日本でも買える。元々お値段もそこそこなので、持ち帰る手間など考えたら大した差はない。

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お勧めはこちらのリバティオーチャード商品。ワシントン州がオリジナル。Aplets & Cotletsというキャンディ(ターキッシュデライトのような?)が有名。フルーツを煮込んでゼリーにしてナッツ入れて固めた感じ?自然のフレーバーで、アメリカのお菓子にしては甘すぎず、ナッツも美味しい。色々な種類はあるが、この箱はフレーバーが6つ入っているもの。糖尿病の患者向けのシュガーレスなんてのも最近できた様子。空港で最後に買うのがお勧め。

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その他には野球と花火。

当然のように負けるし。でも花火があったから良いとするか。


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そしてまた花火。花火の合間に仕事、仕事、仕事。

あとは、遺言の作成と遺言執行者を、昔実家の顧問をしていた弁護士の先生にお願いしてきた。ささやかだが保険やら不動産、株などがあるので、もし母が残されたら何が何やら判らずに困るだろう。弟を当てしたら可哀そうなので、前から片づけてしまいたかった。家の事情を全く知らない弁護士より、知っている弁護士の方が良いだろう。配偶者も子供もいないので、母が単独の相続人になる訳だが、お世話になった親戚に少し分けたり、車は大切にしてくれそうな友人に譲るとか、希望も少し入れる。

でも、顧問の先生も、母より少し若いくらいだから、結構お爺ちゃんになっていて、失礼なんですけど、遺言作成まではいいけど、実際に私が死んだ時に先生は元気で遺言執行者できるのか?という不安がふと過った。人生なんて本当に何があるか判らないもの。引き継ぐ弁護士を紹介してもらいたいけど、「先生が私より先に死んだ時のために」とは言えないので、微妙。一応、9月中に必要書類を揃え、10月の頭くらいには公証役場に行って遺言作成は終了。

まあ、母より長生きしてそんな物を使わないで済むのが一番なのだけど、万が一のために。病気に追い詰められると、誰でも体力と気力がなくなり、正常な判断もしにくくなる。自分はシングルなので、頭と体が元気なうちに、出来る事は自分で済ませておきたい。

産業医の先生にも面接しておいた。久しぶり。そろそろ使える薬がなくなってくるのと抗がん剤に戻るかもと報告。がん研出身の先生なので、抗がん剤治療には詳しい。抗がん剤始まったら、在宅でいいんじゃない?それか時短か。白血球下がったら電車通勤なんてダメだよ。何でも猫目さんの好きにすればいい。サポートするよ。と、言ってくれる。ありがたい事。けど、毎日ミーティングあるし、在宅では無理。まずは跡継ぎを育てねば。産業医が味方になってくれるので安心してお仕事。そして、在宅やら時短は、本格的に体調不良になったら考えよう。


DSC00412そうこうしているうちにセミも、アブラゼミ&ミンミンゼミ→ツクツクボウシ&ヒグラシの割合が増え、夜には虫の音も聞こえるようになった。まだまだ暑いけど、秋の気配も感じる。

明日は通院だ。
フェソロが使えないと確定すると、また抗がん剤に戻る。今までの所に加えて、背中やら脇腹やら、痛い箇所があちこち増えて来て、良くなっている実感はない。実際どうなのかは、先週撮ったCTの結果で判る。

でもまあ、とりあえず恒例のハワイへは行けるだろう。考えても悩んでも病気は治らないから、その後でいいや。

まだまだ毎日暑いので、具合が悪くてボーっとしちゃうのか、疲れてボーっとしちゃうのか、単に暑くてボーっとしちゃうのか判らない。水分、睡眠をしっかりとって、適度にストレス発散して、元気で夏を乗り切ろう。


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2014年04月11日

別れと出会い

DSC00194春は桜。

春は出会いと別れの季節。
でも、それって、日本での自分の入学や卒業、新卒などのワクワクドキドキした季節が変わって何かが新しくなる人生経験とリンクしているから、「ああ、春が来たのねえ」ってしみじみするのだろう。カナダにいた時は本入学が秋だったり、3セメスター制で新学期が4か月ごとに来たから、やたらに出会って別れるし、就職も別に春ではないし、春に人生の岐路も余りない。だから春に咲いていた桜にもそこまでの感動もなく。人生におけるインパクトが小さいと表現すべきか。そして、ソメイヨシノが少ないので、いつまでも咲いている木が多く、花吹雪で一斉に散ってしまってサヨナラという無常感が少なかった。

やっぱり儚さが大事なのかもしれない、桜には。一か月同じように、咲き続けたら、もしかしたらそんなにありがたい気持ちにはならないかも。


さて、今の会社に入って、一番最初の部下。ブログにも以前登場し、私が再発で休職するときにメソメソしていたT君。

社会人経験が殆どない所から天塩にかけて(?)育て、他の部に送り出したのだが、このたび、系列別会社の同じ業務での日本の責任者に抜擢された。積極的に本社に送って作らせてきたコネを活かして、彼自身の努力とも併せて新しいチャレンジの機会をゲットしたのを知って嬉しくなった。おっとりのほほーんとし過ぎて、まあそれが彼の良い所でもあるのだけど、ハングリーさのかけらもないってどうよ?と案じていたのだが、「いつの間に、やるじゃん」みたいな。

アジアパシフィック地域で初めてのポジションの所在地に選ばれたのが、インドでもない中国でもない、日本なので、頑張ってそのままアジアパシフィックの責任者となり、シンガポール勤務とかになったらいいなあ、遊びに行くしね、と夢は膨らむ(勝手に)。将来はすごく偉くなって、私をチームに呼んで頂戴ねと、何十回と一緒に通ったお店でのランチで送別する。

このT君もそうなのだけど、結婚して子供ができると男の子は変わる事が多い気がする。父親としてしっかりしなくちゃ的意識で仕事に熱心に取り組み、すごく伸びた社員が何人もいる。いいことですね。

いつもチームに口うるさく言っているのは「家庭を大事に」。そして「仕事は楽しく」。家庭は、毎日自分が存在する場所なので、持つと決めたら責任持って幸せな物を築いて欲しい。否応なく与えられた「生家」ではなく、自分の意思決定で伴侶を選択して一から築いて行けるものだから。そして、仕事は嫌でも毎日やらねばならない事だから、大変さの中にもやりがいや生きがいを見出したり、出来る限り楽しく取り組んで欲しい。さらに生活の糧でもあるので、どうせ働くなら、会社が与える教育や環境、コネやお金を目一杯活用してキャリアアップして行って欲しい。会社を踏み台として利用して転職し、やりたい事したりお給料上げてのし上がって行くくらいでいい。人生は一度なのだし。


さて、日本企業ではないので、一斉に異動とかはない。しかし、たぶん、人間は春になると変化が欲しくなるのかもしれない。以前、ブログにも登場した頭の回転早い皮肉屋のボストン男が、会社を辞めてしまった。

「外資系」と一括りにされているが、会社によって社内の雰囲気は当然違う。日本進出が古く規模の大きい外資は、福利厚生や文化もすっかり日本企業化していて手厚いが、新しい所はそうでもない。例えば、何年働こうが退職金なんて全くないとか。社内カルチャーも、本社の母国によって当然違う。アメリカ企業とヨーロッパ企業は違うし、同じアメリカ企業でも、東海岸に本社があるような古い企業と、西海岸のベンチャー企業では、これまたかなり違う。

彼はボストンの良い階級出身で、東の良い大学を出て、いつもスーツでびしっと決めているような東の硬い企業に勤めていた。ボストンというのはとても古くて歴史的で綺麗な街。個人的に大好き。そして彼はケープコッドに代々の別荘があったりして(しかも、自分の結婚式に300人招待できるような巨大な別荘)、紛れもなくアメリカ的名家&金持ち。チャレンジしたくて今の会社に転職してシアトルに来てみたが、やっぱり「西海岸が合わない」と言っていた。

そう言えば、以前いた本社がNYの金融系も、そりゃお固かったなあと思い出す。NY本社の人たちは皆ブランドスーツを着て、映画に出てくるようにスタイルが良く(デブは出世できないって本当だ)、女性はメイクや髪や爪の先まで完璧に決めてヒールで綺麗に歩いていた。アイビーリーグ出身者が多く、知性と教養に裏打ちされたような東の英語を話した。ボストンはNYにライバル意識があり、まあ厳密にはちょっと違うんだけど、大きな集合では「東海岸」的で一緒。

DSCN2929それに比べると、西にある今の会社はやたらカジュアルで、ノーメイクな人やジョギング途中みたいにTシャツとか短パンの人とかもいるし、犬まで会社に連れてきたり、変なオタクも多く、感動できるような英語をしゃべる人は本当にごく一部。以前いたオタク帝国もそうだったけど、北西部の新興企業って皆似ている。基本的に大学の延長みたいにダラけている。どの会社にもオフィスにホッケーゲームなんてあるのが良い例。オーナーが若くて起業した会社が多いからか。まあ、所詮ベンチャーだ。会社の組織もフリーダムだし、いる人もフリーダム。

ボストン男は、私の昔の「古き良きアメリカへの憧れ」みたいな物を思い出させてくれたのだった。華麗なるギャツビー的なハイソさ。ウォートンの『エイジ・オブ・イノセンス』の世界的な優雅さ。とにかく英語が綺麗だった。発音も、使う単語もイディオムも、完璧に知性でコントロールされている感じで、皮肉もうわーってなる程、知的で。彼が言うと何でも説得力200%って感じ。(イケメン効果もプラスされたため)

でも、それは私の個人的な印象で、西海岸の連中は彼のお硬さを裏でジョークにして笑っていたりしたのだった。そういうのも、彼がこの会社を嫌になった原因なのかも。テキサス出身の元同僚も、本人も転勤に付いてきた家族(奥さんと子供たち)もシアトルに合わなくて辞めて行った事があった。西の経済が強い事もあってか、そんな彼らを、残った人たちは「ルーザー(負け犬)」って呼んでた。

アメリカが異文化に寛容なんて嘘。そして失敗者や落伍者にはびっくりするほど厳しい。同じ国内で、自国民に対してすら、これ。ちなみにヨーロッパでも同じ。ドイツでも、西出身は今だに東出身をゴミみたいに見下していたし、理想社会であるはずの北欧ですらこんなことは結構あるのを経験した。だからメディアで「日本は異文化に不寛容」とか「閉鎖的」とか「格差が」ってコメントに遭遇すると、「どこの国と比べて?」と謎に思う。都合よく切り貼りしたありもしない「社会」と比較してる気がする。

あーあ、テンション下がる。やっぱり東海岸企業の方が好きかも。
東海岸企業に転職すべきか?とふと迷う。いや、本社出張がさらに遠くなるから嫌だと気づく。止めておこう。


DSC00192そして、テンション上げるべく、最初のお花見は青山墓地へ。

え、墓地?と訝しく思う人もいるかもだけど、お花見には良い。都心で便利だし。

著名人のお墓もあるし、明治時代の外国人助っ人のお墓(造幣局で最初の紙幣のデザインをサポートしてくれたイタリア人、ドイツ人のお医者さんなど)もある。そして、「XX伯爵の墓」など、ノスタルジックな発見もある。

DSC00195何の花か不明だが、可愛い。

背景に墓地が写りこまないように撮影するのが難しい。

去年は、桜が咲いてからも結構寒くて、花が長持ちしたのだけど、今年は、急に暖かくなって、速攻で満開になってしまった。満開は一瞬。しかも肝心の週末が雨で残念。



DSC00205ボケの花。何とも言えない綺麗な色。

本当に綺麗で花持ちがして素晴らしいと思うんだけど、この「ボケ」という発音の破壊力が…。

もっと愛らしい名前がいいのに。






DSC00187いつものタニで、ホワイトアスパラガスを食べたくてランチ。
ソースに桜エビ。すっかり春


ところで、節々が痛く、よく腱鞘炎になる。

簡単な事で。例えば、この間は歯磨きしていて、指がピキーンと痛くなり動かせなくなるとか、頭を掻いていたらまたピキーンとか。そして数日間、そのまま痛い。

ちょっと最近、指が虚弱過ぎ。ゲームのし過ぎとか使い過ぎであるなら納得もできるが、単なる日常動作なのに困る。会社でも名刺出そうとしてピキーンとかあったので、仕方なく湿布を常備することにした。

腱鞘炎と思っていたが、整形の先生曰く「中年女性に多い『バネ指』」だそうだ。

更年期で代謝が悪くなり、あちこち浮腫み(体外に出ていなくてそれと判らなくても)、指の関節の出し入れが上手くできなくなり、ひっかかって痛いのだそうだ。浮腫み、恐るべし。

もう立派な中年女性になっているので、ホルモン治療副作用のせいか、単なる老化で自然の摂理のせいか、判断に苦しむ。

フェソロデックスが一か月終了した。
マーカーは上がり続けている。3月に撮ったCTでは良くなっている所もあるし、悪くなっている所もあった。何にせよ始めて1か月では効果が判らないので、しばらく治療継続。

4月は評価査定の指導とか監査三か所でちょっと忙しそうなので、最初の週に宮島にお花見に行って、美味しい物を食べてきたのだった。それを心の糧に、あとは仕事、ちょっと頑張ろう(ちょっと)。


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nekome1999 at 23:44コメント(0)トラックバック(0) 

2014年03月17日

毎日を普通に:もう3年

フェソロデックスの第一回目も無事に終わって、今日、もう二回目だった。
最初の3回は隔週にあるが、丁度良い感じに、注射の翌週に出張が入っていて6週間、パーフェクトなスケジュール。風邪ひかないようにしないと。すべての計画が損なわれる。

今のところ、副作用はホルモン治療にありがちな、関節痛、こわばり、物忘れ等の一般的老化現象が山盛り。しかし、治療の副作用なんだか、本当に老化なんだか、区別が難しい今日この頃。あとは眠い。ひたすら眠いが、これは忙しいからかもしれないし、春だからかもしれない。

まあ、命に関わらない事を余り気にしても仕方ない。注射や副作用については、次回にまとめを。

DSC00123出張以外の毎日としては、外人連れて、夜の鎌倉を観光案内したり。

鎌倉は夜が早くて、小町通りなんかは暗くなるとさっさと閉めてしまうんだけど、夜の神社も静かで趣があって良いと思う。

DSC00129福寿司でお寿司食べたり。

お友達の同級生のお嬢さんのお家だよと、近くを通る度に大昔から聞いていたが、一度も行った事がなかった。その頃は近くの「スパゴ」などの洋物がお気に入りだったため。しかし年取るとお寿司の方が良くなってくる。「お嬢さん」と言っても同年代なので、お父さんが亡くなった後を切り盛りしていた。美味しかった。別室で、ゆっくりお茶とデザートが楽しめるのが良い。

DSC00134ミッドタウンのモラビトを覗いたり。

昔、ヤナセが輸入代理店やっていて、セールスさんとのお付き合いで親がシーズンごとに何か買わされていたため持たされていた。当時は、デザインがどうにも地味で婆っぽくて嫌いだったが、自分もすっかり婆になったので似合うかもと、また使い始めた。バッグの一つをメンテナンスに出したくて行ったのだが、手縫いなためパリのアトリエに送って三か月くらいかかるとのこと。時間かかるし高そうだし、悩む。さらに、お店にあった色違い&素材違いの新作が欲しくなる。モカ、ホワイト、そして渋い藤色というお洒落な組み合わせ。春っぽくていいなあ。素材も柔らかい皮で使い易そうだなあ。そのデザインは、皮もステッチも好きな色でオーダーもできるとのことだ。でも、ちょっと高いのでこれも悩む。

DSC00138チューリップ。

本当に春だ。明るい色の花が増えるので、お花屋さんを覗くのも楽しくなる。出張がない週には花を買って帰る。








DSC00139お友達へのお土産を買いに行ったついでにDEAN & DELUCAのパン。バナナケーキ、アップルのマフィンと新作のチョコレートっぽいやつ。ちょっと一人では食べきれないので半分に。

アップルマフィンはお勧め。そんなに甘くなく、リンゴはたっぷり。ここのプレッツェルは、本場の物にはかなわないけど、結構頑張っている。

DSC00140ストーンズのコンサートに行っておく。

彼らみたいなお爺ちゃんたちが、今でも元気にスタイルを維持して歌ったり踊ったりして頑張っているのに、もっと若い自分はダラダラと、一体何してんの?と叱咤する良い機会になる。そして、エアロスミスの時にも感じたが、「スター」が体型や恰好よさを保っているプロフェッショナリズムにリスペクトを抱く。

前回のドーム(2006年だったらしい)でも「次はないかも」…(お爺ちゃんのうちの誰かが亡くなって、もしくは自分が死んで)…と思っていたが、8年ぶりにまた見られた。自分もお爺ちゃんたちも元気でいる限りは、また来よう、そして、自分たちももういい加減に歳だから健康に気を付けようと同行友人と誓う。

DSC00142ストーンズの翌日は、始発新幹線で出張。普段見慣れない天気予報図に、遠くに来たんだなあと感じる。

昔、女性の上司や先輩たちが「遊んだ次の日は、這って行ってでも絶対に遅刻するな。意地でも休むな」といつも言っていた。バブルの頃。踊っても歌っても飲んでも、遊んだ翌日は絶対に仕事を休んだり遅刻したりするなという教えは今でも心に(有休取っている場合は別)。あの頃の大人達(自分より上の人たち)は、遊んでいたけどその分仕事もしていて恰好良かったな。と思い出す。

始発と最終新幹線の、静寂が好き。
ハイテンションな観光客もお子さまもいない時間帯。服装も皆スーツ。働く戦友たちという感じの仕事人間ばかりの空間で、聞こえるのは、居眠りしている小さな鼾、ノートパソコンのキーを叩く音。そして、夜、遅い時間の「のぞみ」では、さらにビールを開ける音があちこちからプシュっと。金曜日の夜には、「ああ、これでやっと1週間が終わったなあ」というような深い溜息も。

自分だけじゃない。皆、頑張っているんだなあという確認と、お互いにお疲れ様でしたという労わりフィーリングに満ちた一種独特な空間。昔はオヤジ一色だったが、最近は女性も進出している。

年取って、もしくは病気が進んで、もしくはもうそういう仕事の仕方をしなくなって、いつかはあの空間から卒業する日が来るだろう。でも、出来る限り長くあそこにいたいな。

…とか言って、帰りのビールでお弁当つまみながら幸せまで感じているのは余り良くないのかも。でも、まあいいか。


DSC00160博多駅の前はイルミネーションで綺麗だった。雨でぬれた路面に反射して、とても幻想的。ちょっと寒かった。

いつも九州出張は博多のANAホテル滞在なのだけど、今回はロイヤルパークにしてみた。お風呂も洗い場が別で大きく(大事)、シャンプーなどはミキモト、お茶は辻利、ベッドも良く、色々な備品にもこだわりがあり、皆、基本、日本製で安物の外国製などは置いていなかった。もしかして、みなとみらいにもあるのと同じ系列?と尋ねてみると、同じ系列で「ザ」がついているのはビジネスホテルなのだそうだ。

大阪北浜のブライトンシティホテル以来のヒット。こちらにもレディスフロアがあり、女性に強くお勧め。部屋はそんなに大きくないけど、バスローブ、パジャマ、スリッパ、コスメセット、パックなど欲しい物は全部ある。基礎化粧品を持って行く必要がない。次もまたここにしよう。いいよね、最近は、ビジネスホテルもオヤジっぽくなくて。

今回、九州ではもちろん仕事もしたけど、お友達と会ったり美味しい物を食べたりと様々な楽しい事があった。自分的にインパクトあった事件が二つ。

一つは、九州の人の鶏肉への拘りを知った事。
会社の社食で、「鳥の空揚げを、胸肉からもも肉に変えました!」とものすごい自慢気&嬉しそうなポスターを発見した。…ちょっと待って。この自慢気と嬉しそうさから判断すると、もも肉>胸肉、というカーストなのだな。もも肉の方が良いのね?しかも、「から揚げ定食」というのが定番で毎日あって、それが毎日味が変わるとのこと。から揚げの衣の味が一つではないのだ。から揚げ大好きな様子。

毎日の定番でから揚げ定食?そして、鳥のから揚げの肉の部位なんて、生まれてから一度も気にした事はなかった。

九州人数人に確認してみる。すると、全員が、胸肉の空揚げなんて許せないと、やはりもも肉しかないと。もも肉の方がジューシーなのだと。マジで?から揚げ=鶏肉という事だけが重要で、自分が買う時はささみかひき肉だし、アメリカとかでチキン食べても、殆ど「チキンブレスト」で、胸肉だった。

しかも、腿肉は足とも違うのだと。腿と足って繋がっているよね?どこまでが腿で、どこからが足なのか?謎は深まる。

九州には鶏肉に深い食文化があるのだろう。だからから揚げの部位にまで強いこだわりがあるのだ。知らなかった。

もう一つはカナちゃんに美味しいイタリアンに連れて行ってもらった時、起きた。

二人とも食べるより飲みたかったので、前菜3種類くらいを注文した。白や赤をグラスワインで何種類かづついただいた。おしゃれなお店だ。しかし、シェフがやたら色々話しかけてくる。カナちゃんへのお土産のバッグ(アメリカで買ったビニールの安い買い物バッグ)の模様がすごく可愛いですね、とか。あげく、料理を一品一品、やけに詳しく説明しだした。「これはXXを使って、XXして、XXの感じを出してみました」…みたいに解説して、前菜は一皿づつアラカルトでオーダーしたのに、二人分綺麗に撮り分けて盛り付けてくれたりとか。グラスワインを頼んだだけなのに、5,6種類見せに来たり。ワインも料理も詳しく解説してくれるので、こちらも感想を述べる。プリゼンテーションがいいですね、とか、テクスチャーに工夫されていますね、とか。デザートは何がお勧めか?と尋ねると「メニューにはありませんが、XXがあって自信作です」と。まあ、自信作をいただく。

何となくスタッフ全員の挙動がおかしい。すごくこちらを気にしていて、特別扱いをしている。緊張してピリピリしていると言うか。カナちゃんが知っているお店という訳でもなく、初めて来たとのこと。…この変な雰囲気は、なんでだ?まあ、逆に邪険な扱いじゃないからいいかと思いつつ食べる。美味しかったし、お値段も東京などと比べると安い。あんなに飲んだのに。

帰り際に、スタッフの皆さんは、私の事をミシュランの採点婆だと勘違いしていたのだと知る。

ミシュランがやって来た?
だからピリピリしてすごい盛り付けのを出してくれたのだ。

しかし、なぜ?
福岡にもミシュラン来るかもとの噂があったのが伏線らしいけど、何で? 
もしかして、私、すごくエラそうにしちゃっていたのかしらね?たぶん採点する人はもっと目立たない感じでひっそり来ると思う。カナちゃんと二人で大笑いした。

DSC00162九州出張は毎回、楽しい。食べ物が美味しいから。お醤油も買って帰る。九州のさしみ醤油は癖になる。味がしっかりしていて、色も濃くて、関東の味覚に近い気がする。アゴの出汁も空港でゲット。これでお味噌汁作ると最高。

今回は九州産の素材を使った天ぷらもいただいたし。江戸前のと違ってごま油を使っていない軽い口当たりで春の味覚を楽しんだ。有明海の謎のお魚も食べた。「エツ」というのだそうだ。関東にはないよね。初めて。


DSC00149311の飛行機でサーブされたのは、こんなカップだった。

地震の時間に黙とうした。そして、震災の3年特集番組をホテルのテレビで見た。

被災者の人にとっては、「もう3年」か「まだ3年」か。

元気で普通が一番。
そんな当たり前の事を日々忘れてしまいそうになるけど、思い出すようにしたい。


この間、確定申告で、よく見てみたら、「復興特別所得税」というのを所得から+2.1%、そして住民税も追加で払っているのに気付いた。

あれ?いつの間に?
最近では、東北の物産を思い出したら買う…程度しかできていなかったけど、税金でちょっとは貢献できているのか。

しかし、この「復興税」は25年、続けるのだという。

復興のために増税は仕方ないけど、25年って一体何だろう?
10年後、20年後に、何をするのだろう?そんなに長いスパンでの復興を考えているのだろうか?そんなに先の資金が、具体的に被災地にどんな役に立つのだと想定しているのだろう?ちゃんと考えて設定されているのだろうか???5年くらいで、もう少し大きな金額を集めて、短いスパンでスピード復興する方が良いんじゃないのか?等、謎は深まる。

25年って長い。
震災の時に生まれていなかった子供も成人して払う。四半世紀。
かなりなお金が集まるだろうから、無駄なくきちんと使われて欲しい。業者に丸投げじゃなくて、価格や品質が妥当かどうか、ちゃんと競争入札も、その後の検証もしてほしいし。

政府に任せるだけじゃなく、本当に被災者に役立つ使い方がされるように、被災者の代表者たちや全くの第三者が使い道や価格の妥当性をチェックできるようなシステムがあるといいのかもな。


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2014年02月24日

治療変更:春はすぐそこ

DSCN48702回、大雪だった。

最初の雪の時にはドイツに出張中だったので関係ないかと思われたが、日本からの飛行機がその雪のために遅れて、フランクフルトで待たされた。

フランクフルトから搭乗する人は、出発の遅れを知って時間に合わせて空港にきたようだが、私は国内線乗り継ぎなので、最初に決めた時間に乗って到着するしかない。

ベルリンのテーゲル空港から国内線で乗り継いで、9時間待って、その後12時間のフライト。日本に着いたら、まだ雪の影響のために首都高がスピード制限していてYCAT行きのシャトルバスより、電車の方がいいですよとのことだった。成田着じゃなくて家に近い羽田着にしたのは正解だった。でも、ホテルを出てから家に辿り着くまで、何だかんだ24時間かかり、惨めさ&疲れマックス(「丸一日、旅を続けてた」と表現すると、みじめさが薄れるかもしれない)。

その後、もし一日、帰りが早かったら、大雪の交通マヒのため、空港に缶詰めになっていたらしいと知る。24時間ウロウロした程度で文句言ってはいけない。

次の大雪の時は出張調整休みだったので、自宅でぬくぬくしていた。しかし、メイドさんが雪で来られずお休みだったので、出張スーツケースや洗濯物を自分で片づけなければならなかった。でも、温暖化と言われていたはずなのに、どうしてこんなに寒いのだろうか?


DSC00122先週一週間、本社からアメリカ人が来て連日会議で、さらに東北に日帰りで出張した。なぜなら泊まったら、翌日が雪予想なので帰って来られなくなるかもだったから。そして木曜日からの大阪出張はキャンセルした。

実際には雪は降らなかったので、雪国に住んでいる人から見たら、大袈裟かもしれないけど、電車もバスも止まって機能がマヒしてしまう。特に横浜は坂が多いので、バスは確実に止まる。車のタイヤはスレッドじゃないし、さらにあんなに積雪して坂ならスレッドでも無理と思う。しかし、チェーンも持ってない。

家から歩いて地下鉄の駅まで行けば何とかなるけど、その根性がない。だって、雪が止んだ翌日でも一番上の画像みたいなんだもの。1分以上歩くのは無理。雪に履く靴だって持ってないし。


DSC00121ところで、外人が来たら、出来る限り「クジラ」を食べさせる事にしている。別にクジラがそんなに好きと言う訳ではないし、それほど美味しいとも思っていないのだが、異民族に自国の食文化を否定されるとむかつく。

大抵、最初は「クジラ、オーノー。信じられない」とか何とか言っているので、興味のない人には無理強いしない。でも「じゃあ、私は食べるからね」と言うと、何かモジモジして「でも、日本でしか食べられない物だよね?」とか「歴史があるんだよね?」とか「そんなに日本人が食べたがるのだから美味しいのかな?」とかブツブツ言いだす。

「じゃあ私だけが食べますから。あー、食べないなんてもったいない。人生の損だよねえ」とか言うと、すごい内面葛藤し始める。クジラに対しては何と言うか罪悪感かしらね?別に日本だけじゃなくてノルウェーでもアイスランドでも食べられると思うんだけどね。捕鯨国は日本だけじゃないんだから。

そして、結局、罪悪感なんて好奇心に負ける。外国にいるって解放感もあるしね。そして、実際に食べてみたら、(゚ロ゚)!←こんな顔になって、「マジ、これ?クジラ、サイコー!」という感じになる。そして、写メとりまくったりして「クジラを食べたぜー、ふふん」と、本国の知り合いに自慢し始める。禁断の食に興奮してか、「旨い物は旨いんだよね。だって、日本人はクジラを何百年も食べてるんだぜ」とか何とか、どこまでが嘘か本当か判らない話までしだして得意げ。大抵はこのパターン。

「お箸が使える外人(非アジア人)」の殆どは異文化に柔軟な考えを持っているか、もしくはそういう地域の出身なので、本当の日本食(現地の、ウソ日本食ではなく)を刷り込んで、日本食ラブ&自称「日本食通」にさせて帰らせるのをミッションとしている。もしどこかでクジラ漁の議論になったら、ひっそり日本の味方をしてくれればそれでいい。


2014_ca15_3_feb2/24は通院日だった。

マーカーの全体的な数値はやはり、上昇を続けている(赤線が基準値23)。


2014_ca15_3_feb_pdayしかし、日割りで見ると、違う形になる。8月に始めて、5か月間、全体数値は上昇をし続けたけれど、あきらめないで粘ろうと思ったのは、一日当たりの上昇値が2か月目から減少傾向になっていたからだ。(緑線が増減ゼロライン)

そう見ると、前回から現状維持っぽい。現状維持というのは薬が活躍していると言う事だ。でも、こちらも全体的に上昇ぎみだし、1月末のCT結果が良くなかったので、フェマーラ切り時かなという感じかな。

一年間、よく効いてくれた。とても良いお薬です。これから使う人は期待大で。

次回からフェソロデックス。耐性がついても効くかもとのこと。説明はここが判りやすい。

最初の3回だけ2週間おきに。その後からは4週間おき。
3月から査察月間が始まり、仕事はちょっと忙しくなるが、3月なら自分は二か所だけ行けば良さそう。今年からなるべくスタッフに任せて、自分は最低限にしようと決意。そして、3月半ばにCTとマーカーをチェック。フェマーラの時も効くまでに時間かかったので、そんなに即効性はないと思う。

じっくりやるしかない。なるようになる。


DSC00119お花やさんにチューリップが増えてきて、とても春っぽい。

隣にあるのは、ウィッグでお世話になっているひろみさんからもらった枝を刺して根付いたアロマティカス。使わなくなったコーヒーカップで、大きくならないよう芽を摘みながら育てている。爽やかな香りでペリエに入れるととても美味しい。

DSCN4873DSCN4875
さらに、初ホワイトアスパラ。春はそこまで。


オリンピックホッケー、カナダ、男女金メダル、おめでとー。カナダの友人達も皆発狂しています。まあ、アイスホッケー国ですから。スタンレーカップでカナダチームが負けると街を破壊するくらいだし。

子供の頃は、ソビエトのアイスホッケーチームの美しい連携プレーが好きだった。綺麗なフォーメーションで、スティックに吸い付くようなパック回しで揃ってオフェンスが上がって来る。パックを完璧に技術でコントロールして相手ディフェンスを崩して切りこむスタイル。昔は伝説のゴールキーパーもいたし、本当に無敵だった。西側の野蛮な選手達にどんなに挑発されてもラフプレーされても、ソビエトの選手だけは乱闘しなかった。じっと耐える姿がまたストイックで紳士的で良かったし、イケメンも多かった(実際には、たぶん乱闘に参加したら収容所送りになる、とかだったかもしれないけど)。CCCPと胸にあるユニフォームもクールに見えた。

それがソビエトの終わりの頃には、パス回しが北米スタイルの個人パワープレイに寸断されて、ゲームに勝てなくなり、あげくソビエト選手までもが乱闘にも加わるようになって、何だかなという感じになった。

北米のホッケーはパワーがメインで、打てるところならどこからでもガンガン打ち込んで来る。肉弾戦のような感じでぶつかって押し除けてパック奪う。パス回しの美しさとか、繊細なパックのコントロールとかもないので、正直、ガサツだ。でも、いつの間にかそちらが主流だし、ソビエトの主流選手はプロに流出、さらに複数の国に分かれてしまって選手層も薄くなってしまった。

EUNという名前で出場し、アルベールビルの決勝でカナダを負かして金メダルを取ったのを最後に、所謂ソビエトチームはなくなってしまった。

今でもアイスホッケーは好きだけど、あの頃の、綺麗なパスが芸術的に回るソビエト的チームプレーがまた見たいなあと時々思う。きっと失われた物に対する懐かしみなのかもしれないけど。


DSC00127いつの間にか、梅が満開。
寒いけど、春は来ている。

気分が重くても暗くても冬なので仕方ない。気持ちや体調が滅入っていても、何となく停滞していても、それは自然の摂理だから。春には何もかも活動的になる。自動的に。

だから、なるようになるのだと気楽にしていれば良いだけ。誰にだって落ち込む事や、うまくいかない時はある。

誰にとっても、春はすぐそこ。



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2013年12月25日

クリスマスも仕事

クリスマスイブも仕事で、そして明日のクリスマスは始発新幹線で出張。
そんな毎日で、仕事が溜まって家に持ち帰って夜中までやってみても終わらないので、現実逃避で最近ブログを。

最近、余りに忙しいのは、今月がビジネス的に繁忙期というのと、予算的に今月末までに、すでに枠があるお金や増員人員を各部で取り合いして決めるタイミングなため。そのための説得資料を集めたりまとめたり。家に帰るのが同日なら良い方。毎年のこと。

リソースのパイの大きさは変わらないので、誰の取り分が大きいとか小さいとか、修羅場な争いが繰り広げられる(大袈裟)。駆け引きや根回しも必要。

アメリカには仕事納めなんてなく、31日まで普通に働くので、日本も同じく。しかし、アメリカはクリスマスは休むが、日本は平日だから休みではない。

でもまあ、お給料もらっている社会人だし、これくらい働いている人は世間では別に珍しい訳ではないので、この程度で文句は言えない。むしろ、再発してるのに人並みに元気で働けているのだから、ラッキーで有難いと思う事にせねば(よく忘れて文句を言いたくなってしまうが)。

せめて気持ちだけでもクリスマスっぽい画像をアップ。

DSC00473恵比寿のロブションに行ったのは11月だったが、クリスマスの飾りがすでに。





DSC00475有名なバカラのデコレーション。

いつ見ても別に普通。一度、話題のネタに見ればよい。これだけを目当てに見に来ると、「これだけ?」とガッカリ感が漂うかもしれない。一つ一つのパーツが高価だなあと思うと、また違った印象があるのかもしれない。

周辺に娯楽施設がたくさんあるので、ついでに見に来る感じでいいと思う。


DSC00025新宿ヒルトンのクリスマスツリー。

サンクスギビングのお食事に行ったのだが、もうクリスマスのデコレーションだった。

昔は12月の半ばくらいからクリスマスデコレーションだったように思うけど、最近ではもう11月に始めるのだそうだ(世間的に)。そうすると、クリスマス期間までが長くなって関連グッズがたくさん売れるからなのだそうだ。マーケティングやる人は頭がいいと思った。ちょっと季節感ないけど。

DSC00039新横浜プリンスのツリー。今年はブルー系。











DSC00455こちらは去年。定番な感じ。












タニで一足先にクリスマス・ランチをしてきた。

DSC00060DSC00059DSC00058
アミューズはシーフードのスープといいうかクリームと言うか。濃厚なシーフード味。たぶん甲殻類がベース。

七面鳥のコンフィとポルチーニ茸のサラダ

オマール海老・ラングスティーヌ・ホタテ貝のタルト仕立て アメリケーヌソース

いつもながら、何もかも美味しい。タルトのサクサク感と軽さが素晴らしく、中身を引き立てる。

DSC00057鴨胸肉とフォワグラのソテーの盛り合わせ

皮がパリパリ、お肉はジューシー。付け合せのロマネスコなども甘味が出ていて絶品。



DSC00056DSC00055
そして、クリスマスでイチゴのサンタ。今日はマカロンにミニカヌレも付いていた。

大満足。12月は別のお友達とも行ったので、計二回。
次は今週末の家でのランチとお節への配達をお願いしてある。ここでばかり食べている気がするが、飽きないので、全然OK。

DSC00062DSC00063
年賀状は基本的に出さないので、クリスマスにカレンダーやカードを送る。今年はシアトル出張の時に、クリスマスカードを何枚かゲットしてきたのを送って、何枚か残った。ちょっと可愛い。ゾウがツリー持っているのはクリスマスと判るけど、鳥が花に傘さしているのもクリスマスを意味するのね。この鳥と花に何か意味があるのかしら?謎は深まる。

DSC00482DSC00469

寒いですが、風邪ひかないように、楽しいクリスマスを。


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nekome1999 at 01:43コメント(6)トラックバック(0) 

2013年10月26日

出張ですの:秋を感じる国内

電話会議だけでは済まない用事というのが、やはりある。国内出張三連発で、さらに来週また中部出張。季節外れの台風やら色々な事件発生でやたら忙しく。

私の部が暇なのが一番平和で良いのだけど、入社以来、暇だった事はない。

秋を感じたり浸ったりする余裕がなかったので、写真で振り返り。

DSC00441大阪出張で立ち寄った市営地下鉄の淀屋橋駅。蛍光灯を縦に使った照明がレトロな感じで素敵。

60年代か70年代のビンテージ感がある。
初めて降り立ったが、とても広々して綺麗な駅。






DSC00442最近、会社の指定ホテルに加わった北浜のブライトンホテル。女性好みのお洒落なカフェ風味朝食。グランマーブルのパンが、小さく切って提供されるので、食べ過ぎないで色々な味が楽しめる。良いアイデア。

さらにお風呂も、よくビジネスホテルにあるようなユニットバスではなく、洗面所、洗い場、浴槽と独立タイプで、のんびりくつろげる。レディスフロアにはそれなりのアメニティもあり、使える。ホテルの前がセブンイレブンなので、お水買ったり便利。北浜の駅に近い。今回は行けなかったが、周辺に美味しそうな飲食店も結構ありそう。

関西出張は大阪に着いてからの移動に時間がかかるために、いつもやたら忙しく慌ただしくなって、指定ホテルもオヤジっぽいビジネスばかりで気分が滅入りがちだったが、ここならちょっと楽しみになりそう。

DSC00438ハロウィーンですね。




DSC00440







野球シーズンも終わり(日本シリーズ関係ないし)。

横浜スタジアムは、JR関内駅、東横日本大通り駅、市営地下鉄関内駅と、非常にアクセスの良い球場。すぐ隣は中華街なので、テイクアウトの焼き豚などを買って(頼むと薄切りしてくれる)ビールのおつまみにすれば良い感じ。

浜風が良く通って気持ちがいい。上の方の席からはみなとみらいの夜景も綺麗に見える。正面にはランドマーク。たまに友達と行って、大声出して応援してすっきりする。春までまたね。

横浜の夜景もこう見ると綺麗。
オリンピックに野球を取り戻そう運動。

この日は青い中にいた。阪神ファンもノリノリで、球場が一体化。
東京にオリンピックが来る時には、特別種目であるといいですね。

野球観戦は大リーグより絶対日本の方が面白い。アメリカでスポーツ観戦するなら、アメフトの方が面白いと思う(個人的に)、寒いけど。


あちこちで秋。

DSC00434
金木犀。

今年も香りの季節。
色々な事を思い出す。
しかし、余り堪能できずに終わってしまった。(散るのがいつもより早かった気が)






DSC00420黄色の彼岸花。

彼岸花というか、リコリスかな。










DSC00421生の落花生。大きい。

(サイズ比較のためのコイン)

いつも千葉まで買いに行っていたのだけど、今年は近所の農家の即売所で売っているのを発見。やはり生を塩ゆでして食べるのが、ほくほくして一番美味しい。





DSC00423サンマ定食。







DSC00449栗のお菓子。







DSC00462ヒルズ周辺もライトアップ始めた様子。






DSC00454可愛い花発見。

紫の実がついていた。

DSC00455






ケイトウの一種らしい。


DSC00465最近ではいろいろな菊が出回っている。可愛らしいのを見つけたのでトイレに飾ってみた。

この花器は剣山なしでも花が直立し、一輪挿しでスタイルが決まる工夫があるすぐれ物。長谷の一の蔵さんのオリジナル。

こちらの製品はそれぞれ工夫があり、とても丁寧に作られているのにお手頃価格。カップや茶碗なども愛用。大仏や長谷寺も近いので、観光の途中で立ち寄るのがお勧め。

DSC00466菊の葉っぱごと活けると仏壇っぽくなるので、葉っぱは取ってしまってオリーブの枝と併せてみた。

何の花だか判らないテイストになった。

でも、菊は花持ちするし丈夫なので良い。二、三日の出張で放置していても、健気に元気だ。




DSC00431リンドウもそのままひょろーんと活けると、和風で良いのだが、仏壇っぽさが漂う。

短めに切って、葉っぱは払ってしまってアレンジすると、深いブルーが映えて全く別物な感じのパワフルなアレンジになる。

葉っぱから水分が蒸発したり痛み始めるので、こうするとお花が長持ちするような気もする。



DSC00468まだまだ出張は続く。

最近お気に入りの出張のお供なスタバのエナジードリンク。

グリーンと二種類あるが、赤い方が美味しい。見かけたらお試しを。飲んだ翌日でも、治療副作用の倦怠感もすっきり元気に。頑張らなきゃならない時に。

↓神奈川の観光地巡り(?)
地元なので、やはり知っている場所ばかりだけど、こんなにゆるキャラがいたのかと驚いた。でも、皆、ノリが良くて楽しそう。たくさんの人たちが一つの事を心を合わせてやっているのを見ると、見ている方まで元気になれる気がする。



日本全国で、この曲に合わせて地域別のプロモを作成するのが流行っているらしい。こういう軽快な曲で気分をアゲていくのがお勧め。

寒くなり転移箇所が痛みがちな時期ですが、風邪などひかずに皆さん元気で。

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nekome1999 at 22:24コメント(10)トラックバック(0) 
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