免疫力アップ

2013年06月08日

画像診断:フラワー祭

5/27:
二か月おきの通院。
今回は、前の週(5/20)にCTと血液検査を済ませており結果はもう出ているので、比較的待ち時間短く。

・マーカー下がっていた
→後日グラフをアップするが、約2割くらい数値がダウンしている。(128.3→106.8、上限値23)

・画像でも腫瘍の縮小傾向見られる
→12月に撮った画像と比べてみると、ぷっくりしていた腫瘍が扁平化したり、胸膜前側に大きく育っていたものがかなり小さくなったり、多数の腫瘍に縮小傾向がはっきり見られる。フェマーラ、かなり良い感じで確実に効果を発揮している。

・相変わらず中性脂肪(284、上限値50)と総コレステロール(235、上限値150)は高い。その日は特に高い。

検査の前日、何を食べたっけ?と思い出そうとするが、その前の週の日曜日の話なんてよく覚えてはいない(トホホ)。確か土曜日熱海に日帰りで出かけたから、帰りにいつものように駅近くの山六(店頭で試食できる:カワハギ味醂干しが特に美味しい)で干物買ってきて焼いて食べて、お味噌汁、野菜&豆腐料理、発芽米等で、のんびりと健康的な食事をした筈だった。中性脂肪とコレステロール値は食べた物に左右される事もあるとも聞くけど、血液検査のある日は朝から何も食べないで行くし、翌日が通院日な日曜日は外出しないで家で粗食という決まりだ。

しかし、このように検査の度にいつも高いと、もはや食べ物は関係ない恒常的な症状だと思われる。

会社の健康診断のデータは病院のように「総コレステロール値」ではなくて、いわゆる「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」に分かれて測定されている。ちょっと手元にデータがないのではっきりした値は不明だが、「閉経しちゃったっぽい」と仮定した翌年から、「善玉」が3分の1くらいになっちゃって、悪玉ばっかりに変化していた。

・試しに血圧も測ってみたら130くらいだった。点滴をしていた頃の最高はいつも110くらいだったのだが、最近全然測っていなかったので、その日だけ高くなったのか、全体的に高い傾向になってしまったのか分からない。通院も二か月に一度になっちゃったので、血圧測定器でも買って、定期的にチェックした方が良いのだろうか?

コレステロール、中性脂肪、血圧などが高いとか全く縁がなかった体質だったので、ちょっと悲しい。これも老化のなせる業か。

薬剤閉経人工婆になっちゃったんだから、こういう更年期関連の副作用はもう仕方ない。むしろ、セオリー通りで、薬の効果的にはナチュラル反応なのだと思うようにしよう。

ちょっと年齢的に早くない?ああ、薬のせいなんだ、つまりが皆、この病気のせいなんだ、すべてがそこから始まるんだわ…とかネガらないで、むしろ体調の変化を気にせず面倒な対応もなく出張し放題でラッキーと思うことにする。「薬の副作用」とか「薬害」とか書くと、何だかすごいネガティブで忌まわしい事に感じられるが、「ナチュラル反応」とか「自然の成り行き」と書くと、ロハスで地球にやさしい気分にすらなってくるかもしれない。

最近では40代でもどんどん閉経するらしいし、むしろ老化時代の先端を走っているという事にしよう。男性を羨んだ事はないけれど、以前は、月に一度、体調や気分の波をコントロールしなければならないのが非常に面倒だったので、この件に関してだけは一生関係ない体を羨ましく感じていたのが、これで念願がかなったということか。

子供の頃、まだ性別がどうでもいいような乳幼児期は、男女の肉体の差というのは余りない。しかし、成長すると生物機能的に全く別の生き物となり、社会的期待値や役割も異なってくるが、年老いるとまた性を超越し、男女が限りなく同じ生き物に近づいていくのかもしれない。


念のため、主治医の先生に、「コレステロールや中性脂肪がちょっと気になるんですが」と訴えてみたが、「僕の数値より全然マシですよ」の一言で却下されたので、生きて行くのには大した問題ではないのだと思われ、気にしない事にした。

フェマーラを始めたのが去年の夏、8月。それからもマーカー上昇しちゃって「あーあ」みたいな感じだったのが、12月のCTではちょっと画像で変化が見られ、その後マーカーも下がり始めた。しかし、半年。そろそろ効かなくなってくるかねえ?フィーリングだったのが、思いがけず良い結果だったので、先生に、

「何か(体に良い事)しましたかネ?」

と、尋ねられた。

…。
うーん。
仕事も忙しかったし食事も不規則だし、部下のしでかしでトホホな目にも遭ったし、体と心に良い事など全く心当たりはない。むしろ、「いかん。こんな生活は」と思って、いつも休みは疲れて家でダラダラしているだけなのだが、気分転換な遊びも積極的に取り入れ出かけてみた。

記憶に残っているのは、パワースポット・宮島に行って食べたあなご飯が美味しかった事と、あちこちでお花をたくさん見た事くらい?

もしかして、広島パワーか?
そして、花も免疫力アップに良いのかもしれない。
皆さんの免疫力もアップするように、花のおすそ分け。

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トレジャーガーデン。芝桜が目当て。
本当はこんなはずだったのが、今年はちょっと咲くのが早かったらしく、すでに終わりかけ状態だった。芝桜も単にピンク一色ではなく、「多摩の流れ」という珍しい花もあった。

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青のガーデンというのもあり、青い花と紫系の芝桜が咲いていた。本当はこんな感じだったらしい。

手入れは大変そうだし、花のタイミングもあるので、事前の計画で行って一番綺麗な瞬間を見るというのは、本当に難しい。思い立ったら行く、くらいのフットワークの軽さが必要かもしれない。

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拾い敷地に、四季折々何かお花が楽しめるらしい。
大自然っぽくフリーダムな所と、「お庭」っぽい所があり、ガーデン好きな人にはとてもいいかも。

こういうガーデンの良い所は、観光地で観光バスが多数つき、観光客であふれているのに、面積が広いためにばらけてしまって人口密度が下がり、あまり人出を感じない所だ(休憩所やお食事する所、そしてトイレやお土産屋さん等は大変な事になっているが)。

近くにガーデンがあったらお勧め。
日常であまりこのような広々した風景を見る事がないので、良い気分転換にもなる。広い大地に比べると、自分の小さな悩みとか、クサクサしている事などが、一時的にでもどーでも良くなる。「植物の生命力って素晴らしい。自然の美しさって偉大。ああ、生きているって素晴らしい」というように、妙なハイテンションにもなれる。

その感覚をイメージとして自分の中で培養し、オフィスの中でウザい事態に遭遇してもそれを再現して、一人で切り替えて精神的にエスケープできるように修業中。この技をマスターしたらストレス無敵になって、すごいと思う。(あの人は、人の話を全く聞いてないとか言われそうだが、まあ仕方ないさ。がん患者だもの)


今月は、最初の週末に介護ストレスなマダムPを箱根に連れ出した。そして、その週は、先月来た外人ビジターその1にも手伝ってもらって来年度のチーム編成を決めたので、ヘッドカウント申請書類を作って出して(ばーんと人員増員予定、私が楽するために。承認されるかどうかは別)、その後、関東奥地出張した。

来週は、月曜の朝一の朝礼で説教しなきゃならないため、明日の日曜日から関東奥地出張その2と、その後は外人ビジターその2(監査部門の同僚)対応。お供の連中が、ナッツアレルギー、甲殻類アレルギー、魚は食べない、お寿司ダメって、一体、何食べさせたらいいのか?焼き鳥の塩味だけ?

週末は、のんびりテラスの草手入れと服の整理(今シーズン着なかった冬服は全部捨てる。本気)する予定。そして次の週は、年に一度の胃カメラ。その後、お友達とディナー。半期振り返りレポート作成に、さらに関東奥地その3(部下に任せてサボろうと企み中)。その週末はタニで別の友人の快気祝い(子宮筋腫の手術をした)。そしてびわ狩り。その後、最終週の東北出張で、すべての監査が終了する。それをまとめて報告上げたら、来月は有休取りまくって平日温泉に行く。もう決意した。

夏休みに行くので早くとリクエストいただいている香港ツアーとタイツアーの記事もアップする。たぶん。そのうち、すぐに。夏にまたハワイに行くので、せめてその前に。

半期振り返り報告書のネタを考えていて、ふと気づいた。
今年も、もうすぐ半分終わる…。
早い。何もしてない。
ヤバい。


梅雨入り宣言した途端に、お天気で、空梅雨?

今年の夏も暑そうだ。
今のうちから体力蓄えて備えましょう。


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nekome1999 at 23:01コメント(10)トラックバック(0) 

2013年05月26日

ベージュ@銀座:たまにはグルメ

オーストラリアから元男上司が里帰りしてきたので、日本にいるその上の元女上司達も一緒にランチ。私がその会社を辞めただけなので、皆、いまでも同じ会社に勤務している(オーストラリア在住元男上司は現地法人に転勤&移民)。

元男上司が総支配人のドミニクさんとお友達で、シャネルの上のレストランでランチすると聞き、行ったことがなかったので興味があり、オマケとして付いて行った。

バケーション帰国な元男上司以外、午前中仕事してきて職場から集合。元女上司(50代後半二人)、どこかのブランドのお洒落なワンピースにブレゲやピアジェのダイアぐるり時計に、二人とも揃ってバーキンで、手帳までエルメス。それにシャネルやエルメスの女優風サングラスで、セレブのような装い(職場でデフォらしい。相変わらず派手でバブリー)。元男上司も、たぶんどこかブランドのシャツとパンツ。皆さん、銀座の専門店でお買いものがお似合い。

現場から来たので、ROSSで買った30ドル上着にパソコンバッグ。そんな私は、近所のスーパーでお買いものがお似合い。まあ、それはそれで、いっそ付き人か使い走りという感じになる格差が清々しい。

DSCN2124お店の裏手に専用の入り口。

エレベーターからシャネルボタンなため、シャネラーの人は胸が高鳴ることだろう。



DSCN2145インテリアはベージュと黒を基調にゴールドをアクセントとしていて、さまざまなテクスチャー素材を使っているのに統一感のあるのが素敵だった。サテンっぽいこのクッションが気に入った。ほよーんと良い感じに背中をホールドしてくれる。平日で満席だったが、客層も年齢が割と高く、落ち着いて食事ができる。

口の中に宝石を咥えている可愛いカエルの置物を発見した。お店の人曰く、ココ・シャネルがカエル大好きのカエラーだったからとのことだ。へー。

男子トイレのドアにはシャネルのネクタイ、女子トイレのドアにはシャネルバッグがかかっていて、あちこちに遊び心がある。しかし、トイレの中はシャネルらしさ皆無の全く普通で、使っている石鹸もどーでも良い感じで非常にガッカリした。トイレチェック魔としては、トイレの中にこそ、ブランドイメージへのプライドや拘りを見せて欲しいものだ。トイレにこそ、インテリアの魂が宿るのだ。

お料理はこんな感じ。メニューはこちら。全体的に軽め。

アミューズにグリッシーニと生ハムと、小さなお魚とゴマだかクルミのソースが出た(いい加減)。バジルとトマトの爽やかさとソースのまろやかさを楽しむのだろう。シャンペンをサービスしていただいたので、あとは軽くグラスワインの白と赤にした。それぞれ二種類あり、さっぱりしていると言われた方の白は葡萄ジュースな感じ。フルーティで軽く、ランチにぴったり。赤二種類のうちの「結構しっかりしています」と勧められた方は、味に深みがありつつ重過ぎず、美味しかった。お酒は基本的に「その人の好み」に大きく左右されるので、プロの勧めを参考に、自分が美味しいと思う物を飲むのが良いと思う。

前菜には、季節ものの花ズッキーニがあったので迷わず、これ。魚はイサキに新玉ねぎ。お肉は子牛の薄切りで生ハム、ホウレンソウ、フォワグラを巻いたものを選んだ。

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シェフの小島さんが鎌倉育ちなため、鎌倉野菜を使っているそう。野菜美味しい。また、花ズッキーニのお皿は、ソースにはバターなどを使わずヘルシーに仕上げているということだった。色も緑が美しく、初夏にふさわしい雰囲気。

DSCN2127このバターナイフがなにげに可愛い。

一見、単にデザイン懲りすぎにも見えるが、持つところが広がっているので、実は非常に握りやすくて使いやすい。どこのかしら?

パンももっちりしっとり美味しく、自家製だそうだ。こんなに美味しいのにショップがないので、購入不可とのこと。残念。

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デザートはこんな感じ。
チョコレートとマカロンはデフォで付いてきて、それ以外に一点デザートを選べる。このレストランはアラン・デュカスとシャネルの「コラボレーション」で、シャネルが経営するレストランではないため、余りデザートにでかでかと「C」というのはないらしいが、唯一、このチョコレートにひっそりとシャネルマークが。

しかし、テーブルの上のメモと鉛筆は何のためにあったのだろう?筆談?

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一番上左の金箔を使った「カレ・シャネル」というチョコレート菓子はコラボレーションの象徴として一押しだそうだ。ナッツがシャリシャリしたプラリネも、さほど甘くなく、ナッツのアイスクリームとよく合う。大人のデザートな感じ。

その下が、「ババ」というサバランのようなお菓子で、これもココ・シャネルが好きだったらしい。モナコの有名ホテルのレストラン「ルイ・キャーンズ」と同じスタイルなので「モンテカルロ風」。季節が変わっても必ずメニューに入れるのだとのこと。

ブリオッシュのようなスポンジを、その場で切ってラム酒を振りかけクリームを乗せる。ふわふわしたスポンジとラムとクリームとが口の中でとろけるようで美味しい。銀の蓋が付いた大きな器で来るので、一体何が始まるのかと驚かされるが、中のスポンジを温かいままサーブするためなのだろう(たぶん)。

一応、この二つのデザートが定番っぽく、その他はイチゴのデザート。このあたりは季節によって色々変化するのだろう。イチゴの(サブレの上に載ったとの、メレンゲにソース)は、まあ普通だったので、イチゴ好きなら行くべきだが、そうでないならお勧めは定番。

BlogPaint食後には、屋上(?)のテラスを見せてもらう。

オープンエアで素敵だが、日本人は屋外があまり好きではないから使われないんだよねとドミニクさん。その日も、外国人が一組いただけだった。

ここでお茶も素敵かもしれないし、右側には東京タワー、左側にはスカイツリーが見えるので、夜景も素敵かも。もしかしたら、花火大会なんかも見られるのでは?ムード大事な人にお勧め。

DSCN2149壁にはこれでもかとシャネル。

ちょっと笑える。ネタ的にこれは撮影せねばなるまい。

料理もまあ普通だったし、デザートは良かった(マカロン以外の普通の)。ハウスワインの白も赤も良かった。あえて言えば、もうちょっと付け合せ野菜多めが好みなんだけど、立地が銀座の良い場所ということも考えると、トータル的にコスパは良い方なのではなかろうか?

サービスも良い。「特別感」を演出してくれる。色を絞って素材の組み合わせで微妙なアクセントを出しているテキスタイル使いやインテリアも参考になる。そして、シャネル好きな人やシャネル好きな女性とのデートには強くお勧めできる。バーキンブラックもバーキンオレンジ(元女上司その1とその2。二人とも何個か持ってるらしいので、他の色バーキンを持ってきた時には名前が変化する。戦隊物的に、今後はバーキンブルー、レッド、イエロー、グリーン、ピンクなどの登場を希望)も、別に二人は初めてじゃなかったのに「やっぱりシャネルよねえ」「ほら、このテーブルとか素敵なのよねえ」とテンションあがっていた。

その後、バーキンブラックは、連日深夜まで勤務&土日は遊び歩くため、こんな日じゃないと宅配受け取れないから指定したのだと速攻帰っていった。バーキンブラックはもう凄く偉い人だから楽なのかと思っていたが、やはり誰でも大変なのだ。

DSCN2156お芝居見て帰るという元男上司とバーキンオレンジとブリックスクエアまでお散歩して帰る。

中庭は、バラが満開だった。


DSCN2154巨大かつレモンメレンゲっぽい不思議な色と形(結局、心惹かれるのは食べ物)。






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ブリックスクエアのエシレ(バター屋)の斜め前にあるジョー マローンでコロンを買って帰る。

クリーム色と黒のパッケージも可愛くお洒落だ。伊勢丹で通販もできるのを発見した。香りにバリエーションが多数あって(たぶん20種類)、自分にハマる物が見つかると非常にうれしく、価格も手ごろなので、お勧め。

バーキンオレンジ曰く、ここのボディクリームの香りが長続きして何とも言えず素敵なのだそう。会社で何とかさんの香りにくらっときて「何つけているの?」と聞いたらこれだったのよ!絶対ゲットすべきよ!!と力説されたので、かなり心が動いたが、先日、メイドさんによって納戸からボディローションやオイルが大量に発掘されて順番に消費せねばならなかった事を思い出し、クリームはぐっと我慢し、今回はコロンだけにした。

店員さんにお勧めされたブラックベリー・ベイ(ベリーとローリエのさっぱりした香り)と、自分が気に入ったネクタリン・ハニー(フルーティで美味しそう)、ザクロ(甘く奥深い)の三種類をゲット。コロンなので、気軽に使える。


DSCN2157もたもた東京駅まで歩いて帰る。

夕暮れの東京駅、雰囲気ある。





DSCN2152美味しい物を食べて、楽しいお喋りをして、綺麗な花を見て、良い香りグッズをゲットして、のんびり過ごして幸せ。

普段、ミーティングのスケジュールが分刻みとか、外出したら忙しくて立ち食いソバとか、帰宅11時とか、地方出張でオヤジ社員達と一緒にビジネスホテルとか(普通のホテルが存在しない街)、物質的にも精神的にも貧しくカリカリやっているから、その反動というかコントラストで、そうでない時をより幸せに感じられるのかもと思う。

最近、周辺で早期退職=アーリー・リタイアメントが流行っている(50代の人の)。去年も数人隠居したし、先月、一人退職して毎日遊んでいるし、来月、もう一人退職して、船旅にでも行くと言っている。高給取りだった金融関連業界の人が多い。しかし、経済的に、誰よりももう仕事なんてしなくてもいいじゃん状態のバーキンブラックは、「隠居しちゃったら、昼間のダラけたシャンペンとランチをこんなにエンジョイできなくなると思う。だから、このギャップを楽しむために、毎日アリみたいに働くのよ」と。

この忙しさとのギャップは麻薬のような物なのかもしれない。ギャップを感じる喜びのために働いていると言うか。(バーキンブラックの場合。普通の人はお金も要るから働く)

やはり人生メリハリが大事なのかもしれない。
元気で働けるというのは、本当にありがたい事だ。
アリ人生も、そんなに悪くないのかも。ギャップを楽しむために、また働こう。

日本で初めてまともに「会社員」として務めたのは、バブリーなアメリカ金融企業で、彼らが直属上司とその上のマネージャーだった。女性の管理職が多く、皆生き生きと綺麗で、かつスタイルも良くお洒落で、当たり前のように仕事もできて、毎日ニコニコ&バリバリと働いていた。そして、非常識でバカだった私を可愛がってくれて、おおらかに優しく時に厳しく育ててくれた。今、仕事をしていられるのは、社会人としての基礎を彼らに築いてもらったおかげだと感謝しているし、ロールモデルとして、ずっと憧れて尊敬している。きっといつかはああいう大人&管理職になりたい、いつかは追いつきたいと思っている間に自分はすっかり婆になってしまったのだが、彼らはまだずっと遠い先にいて(当たり前だけど)、相変わらず仕事には厳しく、そして人生を楽しんで今も変わらずキラキラしている。一歩でも近づけるよう、これからも頑張ろう。

まずは明日、月曜日に、先週撮ったCTの結果診断と診察。
フェマーラがまだ頑張ってくれているかチェックするため。去年の8月から、そろそろ10か月。一般的には効果が続くのは半年くらいと思われるので、何か変化あったら治療法も変更になる。

今までの経験的に、手ごたえあるように感じても実際には効いてなかったり、こりゃダメだと思っていてもなぜか効いていたり、感覚は余りあてにならない。そして、何か一生懸命考えたとしてもCT結果は変わらないので、「どうなんだろう?」とドキドキしたり悩むのは損だ。いつものように普通に病院に行くだけ。

その後、また外人ビジター接待週間で、週末は熱海の温泉行って、翌週と翌々週はちょこっと出張。合間に別の外人グループも来る。連中は複数で何度もだけど、対する私は一人。「面倒だから、もう来ないで。電話でいいじゃん。もしくは全員まとめて一回で済ませてください」と言いたい気分だけど、それだけ皆が日本の業務を大切に考えてくれているという事なのだろうから、ウザいじゃなくてありがたいと思って優しく接しようと決意。

お友達とのランチや遊びも、勿論疲れない程度に散りばめたい。
良い意味で適当に、無理しない程度に。


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nekome1999 at 21:47コメント(6)トラックバック(0) 

2013年02月17日

一石四鳥なバスボム

はづきさんよりリクエストいただいたので、昨日のバスボムの型の紹介だけ。

スマイルのやつは、こちら。もともと氷を作るもの。
これで黄色で作ると、本当に可愛い。FRED アイストレー ハブアンアイスデイ

アイス用は、IKEAなどでも色々な形のものが安く売っているけど、あまり形が複雑だと、型がシリコンで柔らかくて使いやすくても取り出すときに壊れる。ハートくらいがちょうどいい感じ。星は角が取れてしまって結構難しい。

お花の形のはこちら。お菓子用。貝印 HeartForYou シリコーン型 フラワー FP-5059

DSC00022型はお菓子用のシリコン型、マドレーヌなども便利なのだけど、「バラ」のように余りに繊細な形は、取り出す時に割れやすいので、注意。

貝印やパール金属で、とても可愛らしいチョコレート型を出しているので、大き目な物なら使える。表面に素敵な細工があるようなタイプはとっても素敵なのだが、ボムはそのように固まってはくれないので、玉砕する。シンプルイズザベスト。

アイス用やチョコ用は、ちょっと小さいので、お風呂では2個セットで使うと良い感じ。

最近試したのでは、パッドに平たく固く敷き詰めた後、クッキーの抜型を刺して、その型ごと乾かすというのも、なかなか綺麗にできた。余ったまわりの部分はそのまま乾かして、適当なサイズに割って自宅用に。

DSC00024バスボムは大好きだが、WEBで見るとコーンスターチや片栗粉をつなぎに使ったり、やたら面倒くさい。

Ruban Roseさんのレシピは一番簡単で、かつ小さくてもかなりのシュワシュワ感が楽しめてとても良いと思う。

春っぽいけど、まだまだ寒いので、バスボムは簡単なギフトにとても喜ばれる。可愛い型だと、さらにキャーキャー喜んでもらえるし、自分で使っても楽しい。

新しい色、お肌しっとり素材追加、オイルの配合など、実験気分で熱中していると、仕事や日々の煩わしいことを忘却できて、良いストレス解消になる。かつ、やっている最中にはアロマでリラックス、さらに終わってから楽しい製品までもができあがる。そして、お風呂で使う時に、さらに幸せになれる。まさに、一石四鳥。また週末、ちょこっと作ってみましょう。

DSC00022春の香り。
本当に何とも言えない良い匂いがする。

あとは、フリージアとか、梅、沈丁花。春の花は見た目はおとなしいけど、素晴らしい香りで人を惹きつける物が多い気がする。春は、すぐそこまで。


さあ、明日からまた月曜日。
皆さん、一週間頑張りましょう。

火曜日はまた雪らしいので、足元注意で。



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nekome1999 at 23:53コメント(2)トラックバック(0) 

2012年12月15日

いまさら夏休み@ハワイ

もうすっかり寒くなってしまって、いったいいつの話よ?と思うのだが、「お正月に行くので、早くアップしてくれ」というご要望が一部であったために順番に。(ハワイ→香港→タイと続く…予定)

8月の終わりから9月にかけてハワイに行ってきた。
ハワイといっても、いつもオアフ島だけ。

DSCN3371基本的に自分の旅行記録は、自分が後から見て、そんな事もあったと思い出すためのものだが、さらに、そこに行くことがある人が見たら、「次はこのお店に行ってみよう」と参考になる物か、行った経験のある人が見たら、「そうそう、そうだよね」と楽しい思いが共有できるものか、色々な事情で行けない人が見ても、「楽しそうだなあ」とか「綺麗だなあ」とか実際に行った気分になれるような物にしようと心がけている。

食べ物記録も同じで、「こんなのを食べました!」だけではなく、行ってみたいと感じられるような美味しいお店の紹介になればいいなあと願っている。事情があって行けない人も、季節を感じたり、美味しさを感じてもらえればいいなあと(文章力がないので、目的を果たしていない可能性があるが)。だから、二度と自分が行かないであろう美味しくなかった&コスパに見合わずショボかったお店は、極力紹介しない。

ハワイ旅行記では、ハワイののんびりさとか、いい加減なアロハさを感じていただきたいものだ。しかし、今回は、何もせずだらけていたので、余り紹介する内容がないかもと気づく。


DSCN3338出発前、成田、ANAのスイートラウンジの方で、おでん食べてみたけど、いまいち。レトルトかな?

残すのも悪いので完食したが、どうせお腹一杯になるのなら他の物を食べれば良かった感に苛まれた。これはお勧めしない。

ANAのスイートラウンジとUnitedのファーストラウンジの比較は、2011/11の記事を参照に。オヤジ気質がある人にはANA、食べ物重視で放置好きタイプにはUnitedをお勧め。

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機体が新しくなっていたが、何となく居住空間が狭くなった印象がある。隣の座席との間隔も狭まったような。

友人Tと並んで真ん中席にしてもらったのだが、真ん中席は飲み物置く場所が片側しかないので不便に感じた。

コレステロール低い特別食を予約しようとしたのだが、なくなっていた。、Unitedがコンチネンタルにマージされてしまって以来、色々なサービスも劣化しているのだそう。(しかし、マイレージでのチケット予約はオンラインでやりやすくなっている)

ところで何となく多くの写真がサムネイルで見るのが丁度良いくらいにピンボケしているのは、カメラのライフが風前の灯だったから(後ほど壊れる)。

DSCN3342前菜にお寿司も加わっていたがパサパサしていて、「わーい」と思えるほどには美味しくなかった。

日本から積んだ機内食は美味しいという信念が覆された。もしかしたら、経費削減のために、日本で作っていなくて、どこかから持ち込んでいるのかもなあ。

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スープ、サラダと続いてメインは魚にしてみた。(和食は去年、一昨年と全く同じメニューだったので)

これが、白身の魚の上に、ソテーして薄味をつけた薄切りのシイタケがみっちり山盛りになっており、その上に千切りの長ネギ。和風っぽく蒸した感じになっていて、なかなか美味しかった。

デザートはいつものバニラアイスクリーム巨大2スクープに、ナッツやらチョコやら生クリームやら、お好みな物をトッピングするサンデーだったが、余りの巨大さ(しかも2つ)にパスする。

DSCN3350到着前の朝食。

大昔は日系エアラインも乗っていたが、近頃はずっと外資系だった。しかし、最近、久しぶりに日系のビジネスクラスに乗ってみて、誰かが言っていた「外資のファーストのレベルが落ちて、お料理は日系のビジネスクラス並み」という言葉が現実性を帯びてきた。

「外資」と一口に言っても、食べ物に執念を持っているエールフランスやアリタリアは違うのかもと思うけど、アメリカ系はコストカットの波をくらって毎年ショボくなっているような気がするとTとも話した。

ってか、最低でも3年間、メニューに全く変更がないって手抜きじゃないだろうか?(もしかして、もっと前から?)

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宿泊先はいつものイリカイコンドミニアム。

ヒルトンの隣でアラモアナにも近く、便利だ。写真の子供は一瞬裸に見えてびっくりしたが、よく見たらちゃんと服を着ていた。ママのタトゥーがすごい。

去年と同じ、ハーバー&中庭ビューの部屋だった。

DSCN3363フルーツや野菜が安いので、とっても健康的な朝食を、ラナイで食べる。(ハワイ語でベランダのこと)

そこになぜか、「子供に警戒してください」という日本語の張り紙が。

「警戒」というとすごい言葉で、子供の空き巣&強盗団でもいるのか?とも受け取れるが、たぶん、ベランダで子供が一人で遊ばないように気をつけてくださいとかいう意図なのだろう。

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友人宅の近所。
山が近く、よく虹が出ている。そしてビーチまで歩いて数分だ。和む。

Waimanaloの辺り。
ビーチに殆ど人もいないので、静かに寛ぎたい場合にも、子供や犬連れて遊びたい場合にもいいかも。皆、フリーダムな感じで好き勝手にのんびりしている。

しかし、こんなに自然に恵まれたところにずっと住んだら、きっと毎日ふにゃふにゃ暮らして、メイクもしないしTシャツしか着なくて、仕事なんてするのが嫌になり、ボケボケしてしまうに違いないと思った。危険なので、自分には、たまに自然に親しむくらいがちょうどいいのかもしれない。

DSCN3390タコス、タコスと騒いで毎年作ってもらうタコス。

メキシコ人が多い地区で育った友人は、メキシコ料理が上手だ。グアカモレも本当に美味しい。メキシコ料理は、野菜が多くてヘルシーなのではと思う。

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誕生日を祝ってもらう。
「グアバ・シフォンケーキ」だから、スポンジもピンク。日本人的には微妙な色ではあるが、なかなか美味しい。最近は、ストロベリースポンジケーキなどもあるから、それほど抵抗もないか。

DSCN3402食べ物ばかりではなく、綺麗な夕日も楽しんだ。

ぼーっと、ラナイに座ってサンセットを眺める。

日本では「日没」をしみじみ眺める事もないし、そもそもぼーっとする事も殆どないので、とってもくつろいで自由で、そして時間をすごく贅沢に使っているようで、優雅で幸せな気持ちになれる。

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そして暗くて、出かけるのが面倒だったら、近所のレッドロブスターへ。チェダー・ベイ・ビスケットは美味しい。レシピはこちらに

カロリー高そうだ。(作る時に最初から全く考慮していないというべきか)


飲茶も忘れずに。

DSCN3412焼き物ワゴン。中華風クレープと大根もちの担当。いつものLegend Seafood。間違いなく美味しい。お勧め。

日本でも昔、新橋にワゴンの飲茶があって、結構美味しかったんだけど、閉店してしまった。お料理を見ながら、わいわいオーダーできるのはやはり楽しいかも。テンションが上がる(オーダーする品はいつも決まっていたとしても)。

DSCN3413こんな感じでスタンプ押してもらってお会計。これは、すぐに合計金額が分かって便利。




DSCN3424Ruth’s Chrisで別のお友達に誕生日を祝ってもらった。日本にもあるみたい。知らなかった。

お花とシャンペンはお店からのサービス。

DSCN3429DSCN3428DSCN3432





サラダもオニオングラタンスープも美味しく。スタッフドマッシュルームも食べた。

ここのサイドは別のお皿でたっぷり来るので複数人で分けるとこじんまりとちょうど良い。焼きトマトとマッシュドポテト、スピナッチにした。

お肉は「肉」という感じ。
和牛のように口の中でとろける感もない。肉、肉、肉と存在感を主張するような肉。肉食動物になったと実感できる。しかし、たまにはいい。

DSCN3433こちらもお祝いのデザート(サービス)。燃えるイチゴ。

周囲の席のお客さんたちが、「あれ何?あれ食べたい」と、一瞬騒然とした。

訛りから、どうもテキサスあたりから来たと思われる巨大白人大家族が興奮してこちらを見ていた。燃え盛る炎に、アメリカ人魂を突き動かす何かがあるらしい。(たぶん)

DSCN3445さよなら。またね。






DSCN3448帰り便、私は成田行き&Tはアメリカ本土便へと分かれたので、一人。

さーて、いつものようにゲームやりながらご飯でも食べるか。フォトも撮影するか。と、思っていたら、この後、カメラが壊れて撮影不可能になった。

この機のフライトアテンダントさんは金髪白人なのに細やかに気が利いて(偏見)、「デザートいつも食べたいと思っていますが、ちょっと大きいですね」と言ったら、スクープ1つで小さいのを作ってくれたり、珍しく若くて美人で感じの良い人だった。(通常は体も心も太い感じの、かなり世代が上の方たち)

しかし、預けたスーツケースは、インスペクションが入って、閉めるのに失敗したらしく鍵ぎの部分が破壊されて、インスペクション模様のガムテープでグルグル巻きになって成田のターンテーブルに出てきた(TAS対応なのに)。インスペクションで壊れた物は飛行機械者の免責になるので、自分の保険で直すしかない。保険も免責になることが多いので注意。

なぜか、毎回、スーツケースにインスペクションがかかる。
今回はガムテープで判明したが、スーツケースの中にいつも「検査したよ」と紙が入っているのだ。

別に怪しいスーツケースではない。普通の安物のスーツケースだ。ステッカーなども貼っていないし。もしかして、コーヒーを買ってくるからだろうか?(麻薬密輸は臭いを隠すためにコーヒーを入れるという…)


お土産&買い物

いつものROSSで。
ROSSについてのこの考察が、ちょっと古いけどいまだにその通りで面白い。確かに掘り出し物的楽しさがある。洋服もそうだし、文具や食料品もある。しかし、半日くらいかけて、じーっと探していく必要があり、発掘調査のような根気強さがいる。

DSC00332今回見つけたのは、BCBG MAXAZRIAのロングカーデガン。

ちょっと変わったデザインと繊細な薄いグレイが綺麗でステキ。(服が素敵というのと、自分が着てみたらどうか?というのは全く別)

今回、初めて行ったのは、クレージーシャツのアウトレット

クレイジーシャツは至る所にあるが、季節はずれのものやもう製造していない物、普通に通常価格でお店に売っているけどサイズが極端な物などが、破格の値段で買える。

もちろん、お勧めはTシャツだ。
ここの「染め」は、普通の染めとは別に「ティートゥリー」「ラベンダー」というような植物的な物から、「ビール」や「ワイン」などの飲み物、「チョコレート」などの食べ物、変わったところでは「お札(たぶん粉砕処分したお札のインク色)」「火山灰」などもある。こちら

微妙な色合いがステキだし、素材も縫製もしっかりしているので、お友達へのお土産や自分用にも便利なのだが、Tシャツにしてはやや値段が高い。だからアウトレットがナイスだ。(ハワイだけではなく、サンフランシスコなどにもお店あり)

さらに、地元友人のお勧めで、Saversに行ってみた。日本語での紹介はこちら。

救世軍のバザーみたいな感じで、寄付された色々な中古品がおいてある。アロハシャツのビンテージ物を探している人には良いかも。しかし、よく探すとまだオリジナルのタグもはずしていない未使用の物もある。そしてROSSよりも安い。友人は、ここで未使用のウンガロのジャケットを見つけたという。

しつこく探して、新品でラルフローレンのセーター、リズ・クレイボーンのカーデガンなどをゲット。いずれも10ドル程度。サイズが合えば超お得。

DSC00329ROSSでゲットした知らないブランドのグリーンのバッグ。別の店で、GUESSのSALEのバッグ。

このブルーのバッグは、どちらかと言うとグリーンの部分が気に入って買った。デザインも珍しいし、ブルーも綺麗だなあと。中布もブルーのポピーの模様でかわいらしい。現地で嬉しげに使っていたのだが、日本に持ち帰るとちょっと派手すぎて「違うんじゃないか?」というフィーリングが。

あれ。
例えば、沖縄で飲んだオリオンビールがすごく美味しくて、こっちに取り寄せて飲んでみたけど、全然美味しさが再現されず、「あれ?」と謎に思うのと同じ。

美味しさは、「その時の、お休みののんびりした雰囲気」とか「南国の暑さ」とか、色々な要素があって演出されて感じたものなので、それだけ切り離して、あくせくした日常の寒い部屋なんかで飲むと、全く味が違うとすら思える。それと同じように、南国のバケーションで買ったバッグを日本に持ち帰っても、その時と同じ「これ、いいかも?感」は蘇らない。

以前もあった。
タイでシルクの上下を買った。長めのスカートと上着。金の刺繍が綺麗。パーティにいいかも、と。日本に帰って見たら、「こんなギラギラのどこにも着て行けない。無理」状態。

海外で、その場のノリで服や物を買ってしまって、日本に戻って見ると「とほほ」になってしまった経験は、きっと誰にでも多々あることだろう。何と言うか、魔法が解けてしまったような。

そう、TDL内では無敵だったミニー耳のカチューシャを付けた観光客が、そのままの格好で帰りの京葉線内まではまだ何とか魔法を保っていてハイテンションでいるが、東京駅にまで着く頃になると、単なるプラスチックになってしまった物体を静かに外し、こっそりしまうのと同じフィーリングだ。きっと。

「自分へのご褒美として、たまにはいいか、こういう色(柄・型)も」というようなお買い物をする時には、本当に日本に戻ってそれが使えるかどうか、今一度熟考する事を強くお勧めする。


DSC00330今回も、ホールズ。

日本にホールズはあるが、形状が違うし、味のバラエティがこんなにない。値段も手ごろで珍しがられて、ちょこっとしたお土産に便利。

DSC00331Bath & Body WorksのAnti-Bacterialシリーズは、色々バリエーションがあるのだけど、お土産に便利なのは、これ。

PocketBac:ポーチやバッグにちょこっと入れられるような小さなサイズ。手のばい菌消毒に使う。香りが良いので気分転換にも良い。

抗がん剤治療で白血球が下がってきた時や、これから風邪など流行ってくると活用してもらえると思う。一つ1.5ドルでさらにまとめ買いセールをよくやっているので、大量買いしていく日本人観光客の姿がよく見られる。(含む自分)

ただ、結構香りが強く、さらに日本人は苦手かもと思えるような香り(パンプキンシナモン系とか)もあるので、注意しつつサンプルで確認してから買うべき。手で温まり劣化したとしても大丈夫そうな香りが良い。濃厚甘い系はちょっとキツいかも。

DSC00273定番以外に、今回買って良かったのがこれら。

ハワイアンホスト(チョコレートで有名)の新作のマカデミアナッツにコナコーヒーグレイズ。

このコーヒーキャンディのほろ苦さが絶妙。

下はマウナロアのマカデミアナッツの「オニオン&ガーリック味」。これが絶妙な塩味具合で、非常にビールに合う。甘党じゃない人へのお土産に。

オニオン&ガーリック味はハワイアンホストも出しているが、袋入りで大きく、味も少しパンチがないように感じるので、こちらがお勧め。

DSCN3372-----
今年も色々楽しかったけど、帰国したらその週末から香港研修でその準備とかもあるなあと思いつつだったので、すっきりオン&オフを切り替えるのが難しかったのと、その前、数ヶ月間、ずっと下腹部ゲリラ活動だったので、体力が落ちているのを感じた。


でも、ハワイはいい。
あの空気が、何とも言えずのんびりする。

また来年、元気で遊びに行こう。
お正月、行かれる方は気をつけて楽しんでいらしてください。
(日本人が多いと安心してしまうが、一応アメリカなので銃も普及しているし、危ないエリアもあるので注意)


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nekome1999 at 21:59コメント(6)トラックバック(0) 

2012年05月05日

疲れた&ホテルでのんびり

親友Tと、かなり前から「どこかホテルでのんびりしたいよねえ」と話していたが、お互い忙しくて全然機会がなかった。

ザ・プリンスのさくらタワーも気になっていたが、急に思いたって、GWの前半をパークハイアットで過ごす事に。

今年に入ってから、本当に忙しかった。
GTも効かなくなり、ハラヴェンに換えるタイミングも重なった。

プロジェクトだらけ等の肉体的な疲れは、まだ気力充実で乗り切れられるのだが、精神的な疲れやトラブルはキツい。特に人事関連やグチャグチャになっている他人のプロジェクトや予算管理の後始末はウンザリで、何となく命を削っているようなフィーリングになるほど嫌だ。胸も頭も痛くなる気がする。

そこに、出張で移動の負荷がかかるのが、さらに疲れを倍増させるのだろう。

しかし、そういう仕事でお給料を貰っているので、仕方ない。サダメだ。
今から別の仕事を一から始めるのは、もっとパワーと才能が要るだろう。


だから、久しぶりの休みは、何もしない。
PCも持って行かない。緊急時の会社携帯だけ持参。
そして、美味しい物食べて、よく寝て、DVD観たりして、ゴロゴロするだけ。

DSC00074DSC00079






部屋はパークデラックスツイン?
さすがにGWだからスイートは一杯でダメだったらしい。

街を見降ろすナイスビュー。
オペラシティが見える。富士山も見えるはずだったか、もやもやして見えず。スカイツリーは見えた。

部屋も、クローゼットルームやバスルームが広々して、いい感じ。

DSC00076でも、このホテルは、いつも思うんだけど、デコールが本当に残念だ。

エレベーターの中の変な動物のオブジェとか、バスルームの不気味な絵とか。部屋のデスクの横の幽霊みたいな子供の絵も、ちょっとどうかと思うし、客室に向かう廊下の「ウソ図書館」みたいなのもインテリアとして意味不明だ。

韓国のパークハイアットも、同じくデコールが微妙だったらしいし、部屋にあった「世界のパークハイアット」みたいな写真を見たら、どこのパークハイアットも微妙だったので、全世界、微妙な感じで統一しているのかもしれない。もったいない事だ。

DSC00080GMのフィリープはTの友人で、イケメンのフランス人。ガトー・バスクが大好き。

ガトー・バスクはバスク地方(フランス)のお菓子。フィリープに教えられるまで、バスク地方ってスペイン領かと思いこんでいた。

Tへのメッセージを残してくれていたが、字が余りに下手で、何だかはっきり読めないというオチ。私にはそんな字の汚さも「可愛いは無罪」と思えるのだが、Tは「汚い字だわねー、何ヨ、これ?読めやしない」と、非常に冷たい。フィリープはTの好みではないからだろう。

そんなフィリープのインタビューを発見した。

そうだった。このホテルは、映画に使われていた。
次回はジムに行ってみよう。


DSC00081差し入れのイチゴとお茶でダラダラする。

部屋にあった「オーキッドジンジャー」というお茶が、「ほうじ茶+シトラス+ショウガ」のブレンドでとても良い感じ。

他のお茶は下のショップで買えるのだが、これは売っていない。ルームサービスに頼むと10個セットで買える。

DSC00101アメニティはオーストラリアのイソップ

オーストラリア在住の元上司が帰国する際に、よく買ってきてもらう。

アロマな感じで香りが良く、ジュリークよりこちらを頼む事が多い。最近では、日本にもお店があるようだ。


DSC00083チェックインした日は、おしゃべりしたりダラダラしていて遅くなった。

下のデリでサンドイッチやスープ、ラザニアとサラダ等を買ってお部屋で適当に食べて終わりにしようとしたら、ルームサービスのようにしてスープやラザニアを温めて届けてくれた。

素晴らしいおもてなしの心だ。


翌日も、面倒臭くてダラダラしたい気分だったので、朝ご飯はルームサービスにしてみた。

DSC00085DSC00086






「ヘルシーリビング・ブレックファスト」というメニューが、非常に健康的で量も多過ぎなかったので良かった。

スムージーやジュースがどれも魅力的で悩みに悩む。

「バランス スムージー」に惹かれたが、免疫力をアップしそうな「イミューンシステムジュース」にしてみた。他のレシピも、参考になりそう。

DSC00090こんなメッセージも付いていて、細やかな心遣いをさらに感じる。

イラスト化がまた可愛らしく、摂氏と華氏で表示してあるので、外国人にも判り易いだろう(特にアメリカ人)。


DSC00093DSC00096






ランチはマダムPやタイ駐在員を呼んで「ニューヨーク・グリル」でホリデーブランチ。

スパークリングワイン、前菜とデザートはビュッフェ。メインは肉や魚から好きな物を選ぶ。前菜ビュッフェ写真中央の、桜エビとソラマメのキッシュが、春らしく美味しかった。

メインは二人はラム、一人は肉、私は魚。シニアソムリエさんとワイン好きなマダムPに、魚にも合うフルーティな赤ワインを選んでもらう。

ホワイトアスパラが食べたくて、別ディッシュで作ってもらった。ホランデーズソース。付け合わせのレモンをローストしてあるのが、ちょっと珍しいと思った。酸味が穏やかになるとか何か意味があるのだろうか?


DSC00100デザートも食べて来たのに、さらにお部屋でお茶を楽しむ。

散々喋って終わった。



夜は、TがDVDにハマる。

「Nip/Tuck」というアメリカの整形外科のドラマで、オーストラリア在住で、帰国時にジュリークやイソップを買って来てくれる前述の元上司(ゲイ)が、「彼(主役の一人)ってすごいセクシーで、きっと猫目も好みだと思うから観て!」と、昔、ファーストシーズンを貸してくれたのを気に入って、セットで買ったものだった。

以前、家でPたんに見せたら、同じくハマった。
手術シーンは、「これって、本物みたい」とPたんですら感心するくらいリアルだし、ドラマがいかにも「豊に病んだアメリカ」な感じでストーリーや構成が素晴らしい。ありとあらゆる細かい伏線が、きちっと回収される。

かなり面白いので、手術シーンが平気な人にはお勧め。


その翌日から、ちょっと活動的な気分になり、朝ご飯は「ジランドール」で、ビュッフェ。メニューはなかなか良い感じ。

DSC00102DSC00103






ここのスモークサーモンはニューヨークグリルのスモークサーモンとは、産地が違う感じ。燻製が強くてこちらも美味しい。

卵はオムレツや目玉焼きでも良かったのだが、エッグ・ベネディクトにしてもらう。

ハムかサーモン。基本的に下の台はマフィンなのだが、お願いすれば丸くくりぬいたライ麦パン等でもやってくれる。ソースが絶妙でお勧め。本当に美味しい。

DSC00105ダラダラ朝食した後、下のコンランショップをウロウロして、疲れて帰って、前日いただいた美味しい焼き菓子をもりもり。

差し入れのハーブティは、喉に優しいブレンドだそう。カモミールと柑橘かな?

コンランショップができたのは1994年だった。丁度、バブルが終わる頃。オープンすぐに行った。インテリアも小物も、高かったんだけどやたらに欲しい物ばかりで、わくわくした記憶がある。もっと広かったような覚えがあるんだけど、勘違いかも。場所が不便なのと、その後、日本を出てしまったので、それ以来行っていなかった。20年ぶりくらいという事か。

現在の自分は、当時の自分よりお金を持っているハズなのに、欲しい物は何もなかった。

内容がショボくなったのか、自分に物欲がなくなったのか、趣味が変わったのか。

家のダイニングとリビングに採用した北欧デザイナーの照明が売っていたので、自分の趣味が大きく変わったと言う訳ではないかも。しかし、その照明も、デザインは素敵なのだけど、その複雑な形がゆえに、夏に明かりに集まって来た蚊などが、下のくぼみに落ち込んで死んでしまっても掃除ができず、汚らしくなってしまうという欠点があるのだ。

だから、素敵な家具や雑貨を見ても、「どこに置くのかしら、これ?」とか、「使ってボロになってしまった状態」とか、「埃まみれで邪魔になってしまっている状態」等が簡単に想像され、イマイチ、何も買う気にならない。

もしかしたら、購買意欲というのは、恋愛と同じで、『若さ』に大きなドライブがあるのかもしれないとふと思った。(自分の場合)


DSC001043晩過ごして、やった事は、

・食べる
・寝る
・お風呂入る
・コンランショップに行く
・DVD見る

これだけ。
時間を決めてやった事はマダムP達とランチだけ。
後は気分で、好きな時間に起き、眠くなったら寝て、お腹空いたら食べた。ひたすらダラダラ。

普段はなぜかいつも時間に追われているので、この「何も予定がない状態」ときちんと掃除された素敵な部屋が『超・非日常』で、本当にのんびりしてくつろげ、また仕事頑張ろうという気分になった。(そして、自分の家も掃除しようというモティベーションにも)


しかし、パークハイアットは本当にサービスが素晴らしい。
いつでも誰でも、特別な気分にさせてくれるきめ細やかな心遣いがある。
遠くまで外出しなくても、近間で簡単に「非日常」な気分になれる。

「おもてなしの心」を学ぶために、社員研修として「ここに泊まる」というプログラム開発もいいかもなあと思った。


GWの中日は、一日はお休み。一日は仕事。
チェックアウトしてからウィッグのお手入れに行って、夜は新横浜のイタリアンでお友達と食事。楽しくてつい遅くなってしまった。

翌日は朝一で本国本社に新規採用されたパートナーと電話会議。予定していなかったミーティングに呼ばれたり、これでもかとバタバタして帰りはまた11時過ぎ。

こんな連休の中日に働いている人って、そもそも働くのが好きな人か、仕事がたくさんで休めない人だから、顔を合わせると何だかんだと相乗効果があって益々仕事が増える気がする(お互いに)。

次の日は、つい疲れてダラダラ。
やらなきゃいけない事がたくさんあるなあと思いながら、その翌日も、雨のせいか例の「喉&胸痛」などもあって、目一杯ダラダラ。

GW後半も終わりになって、ようやく晴れやかな天気になった。
さて、掃除&洗濯でもしよう。

月曜日は通院&点滴でもあるし、「お家バカンス」が楽しめるような快適な空間作りに、今後はちょっと時間をかける事にする。


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nekome1999 at 12:00コメント(6)トラックバック(0) 

2012年03月18日

わらしべ長者

DSC00466DSC00467












安物の義理チョコが、ゴディバになって帰ってきた。
素晴らしい費用対効果。アフタヌーンティーのカップのセットも、ガーリーでドリーミー(?)で可愛い。ティーバッグと模様がセットになっている。

年に一度のわらしべ長者気分炸裂。
職場の皆さん、いつもお心遣いありがとうございます…な気持ち。

しかし、本人が相当マメだったり買い物好きである例外を除いて、大抵は本人ではなくて奥さんのセンスが感じられる。ゴディバはブランド好き奥さまからだし、ピンクのアフタヌーンティのカップのセットはお姫様系の素敵な奥さまからだし、シロガネーゼ(?)奥さまからは、ショコラティエ・エリカが来た。

しかし、これらを自分で食べると太るだけなので、女子チームに恩着せがましく分け与えた。皆、一つ一つ見て「これ、誰からですか?」「わー、やっぱり」「えー、うそー」などとキャーキャー嬉しげにコメントしていた。こういう所でも、なにげにチェックが入るので、単なる義理チョコのお返しも大変だと思った。

そう言えば、昔、自分が若かった頃も、職場のおじさまたちにチョコをあげて、お返しが素敵だと、「さすがXXさんの奥さまよねえ、センス良いわねえ」とか話して、おじさまの株が急上昇だったのを思い出した。大抵、仕事できるおじさまの奥さまは素敵な方で、職場女子に対する配慮もきちんとしてくださっていたものだ。

そのような素敵なロールモデルがあったために、自分も、配偶者がチョコをもらうようになったら、彼に恥をかかせないように、女子受けするお返しをせねば、と心に決めた物だった。

「XXさんの奥さま、大人の女性って感じでステキ…って思われるためには、ラッピングにも気を使わないとね。どこのお店がいいかしら?でも、あんまり素晴らしくて、女子のハートをゲットしちゃうと、万が一、不倫に発展してもいけないから、節度のある感じで、かつ、お洒落さのレベルを落とさないってお返しがいいわよねえ。どんな趣味の女子にでも喜んでもらえそうな物?ああ、難しい。どうしたら良いのか悩む…」

…と、色々考えては苦悩したものだった。

しかし、その頃に付き合っていたのは、かなりの変人ばかりだったから、もし誰かと結婚していたとしても、職場の女子にハブられて、チョコすら貰えない境遇なために、そんなシュチュエーションは存在せず、早い段階で野望は潰えていた。しかも、結局、結婚しなかったので、決意も悩みも無駄に終わった。

そして、走馬灯のように昔読んだお話が。
「昔、杞という国の人が、きっと今に空が落ちてくると怯え、悩み、恐れて暗く暮らしていました。(中略)そのような事を『杞憂』といいます」(適当)

やはり、物事はなにごとも、実際に直面してから悩んだり考えたりすれば良い。それまではしない。結局、時間が無駄なるし。…という自分のポリシーは、その頃の経験も生かされて形成されてきたものだろう。


そうね。
初発の時は、ステージ進んでいたから、きっとすぐ再発しちゃうんだろうなあと思ったけど、もしかしたら、結構長い間再発しないかもしれないと、余り考えずに生きてきた。

再発した後は、肺だし、胸膜に播種もあるし、きっとさっさと死んじゃうんだろうなあとも思ったけど、もしかしたら、そう簡単には死なないかもしれないと、また余り考えずに生きている。

心配すると、恐怖を呼ぶため、結局、正常な判断力が損なわれるように思える。

「自分はどうなってしまうのだろう?」は、患者の誰もが感じる疑問かもしれないけど、それを考えても誰にも判らない。専門家の主治医にすら判らない。腫瘍は芽生えるかもしれないし、芽生えないかもしれない。薬は効くかもしれないし、効かないかもしれない。

自分の将来なんて、ガン患者以外でも、実は誰にも判らない。その疑問を、「わからない=どうなるんだろう?」にしてしまうと、患者には「ガン」というエッセンスが加わって、恐怖心が芽生えてしまう。

「わからない物」を土台として芽生えた恐怖をコントロールするのは、とても難しい。

状態も、成り行きも。時間も。
何もかも判らない基盤の上に、生命を脅かす物に対する非常にプリミティブな「恐怖心」が剥き出しになって置かれて、育つ。

それは、どんな人でも上手に対処なんてできる訳がない。
自分をネガティブに縛り付け、ひたすら落ち込ませるだけだ。

だから、もう考えない。
怖くなってきたら、考えるのを止める。
考えても何も解決しない。

悩んでも泣いても、事態は改善されない。

だったら、その時間、美味しいお茶を飲もう。
綺麗な花を見よう。
好きな事をやろう。

本当に直面しなければならない日は、来るかもしれないし、来ないかもしれない。

悩むのは、その時が来てからでも遅くない。
嘆いたり、落ち込んだりする時間は勿体ない。

特に初発の患者さんは、再発したら?なんて恐怖は捨てよう。
今、やりたい事をやりたいようにやる。楽しんで、普段はガンの事なんて忘れる。ガンに自分の生活を左右なんてさせない。ちょっと人より健康だけには気を付けて、無理せず心穏やかに毎日を楽しむ。

きっと皆さんは大丈夫。
ラッキーなグループに入って、びっくりするほど長生きできます。
30年くらい経って、ああ、あんな事あったよねって、懐かしく思い出せる日がきっときます。


-----
そして、久々に美味しい物を。
お店が暗くて写真が美味しそうじゃないのが難点だ。

お店は渋谷駅近くのミヤマス。まだ新しいのだが、結構、満席になる。週の後半は、予約を入れて行った方が良いかも。

お通しは鳥レバーのパテ。
ふわふわで、全くレバーの臭みもなく、軟骨がコリコリ入っていて美味しい。

DSC00461シャルキュトリーの盛り合わせ。要するにリエットやパテ、ハムなど、加工肉料理。

まずは、黒ビール&スパークリングワイン。お酒が進む。


DSC00462お店の人に勧められたベルギービール。Moinette Biologique。有機栽培の原料のみで作られたビールらしい。

あれ?Biologiqueってフランス語?あ、そうだ、ベルギーの半分くらいはフランス語使っていたよねと思い出す。

麦がビール飲んでるラベルのデザインが可愛らしい。

口当たりも爽やかで、少しフルーティで、何となく「麦のスパークリングワイン」のような感じ。苦みも少なく、とても飲みやすく美味しい。一本がワインの瓶のように大きいので、皆でシェアできる。と、言うより、結構、普通のビールよりどっしりしているので、一人で一本は重いかも。

あと気になったのが、スパイシーでどーとかというビール。他の人達が赤ワインに行きたがったので飲めなかったが、今度はそれを試してみよう。

DSC00463DSC00464












このお店はグリルがお勧め。
野菜のグリルはビーツソースで。
これは真似できそう。ビーツを細かく切って、オイルで炒めて塩こしょう。ちょっとガーリックとアンチョビー入ってる?

グリル野菜は特別な物はない。キャベツ、長ネギ、アスパラ、エンドウ等、簡単に手に入る春のお野菜。でも、野菜本来の甘みがすごく出ていて、びっくりするほど。グリル担当のシェフに尋ねたら、ゆっくりじっくり火を通すのが秘訣だとのこと。家でも試してみよう。

えぞじか&豚のソーセージ。
えぞじかがシーズン最後で、しかも最後の一本だと言う会話を小耳に挟み、速攻注文。臭みもないけど、こくがあり、ジューシーな仕上がり。回りにはとてもクリーミーなマッシュドポテト。

さらにお勧めは「フリッツ」。
単なるポテトフライなんだけど、くせになる美味しさ。お塩であっさりとがお勧め。

パスタやサラダ、魚料理は普通。
ここは、グリル系と肉料理がお勧めだ。

ちょっと立ち寄って、美味しいつまみに美味しいお酒が欲しいなあという時に良い。駅から近いし。

ギリギリで予約したので、カウンターしか開いていなかったけど、ここ、禁煙席ないのだろうか? 遅い時間になったら、周囲がスモーカーばっかになってしまって、ちょっと大変だった。

次回からは禁煙席ないかどうか聞いてみよう。

DSC00465-----
梅が満開。
清楚で甘く、何ともいえない良い香りだ。

この時期、梅と沈丁花。そして秋のキンモクセイが楽しみ。甘くてほんわか、幸せな気持ちになれる。

昔の実家で、ライラックが大量に育ち、花の時期に毎年、何とも言えない香りが立ち込めていた。香水にもするくらいだから、香りは結構強いのかも。この辺りでは余り見かけないのだが、北海道では、ライラックの香りで季節を感じたりするのだろうか?

ライラックは英語。リラはフランス語。
と、調べたら、5月中旬に札幌ライラック祭りなんてあるらしい。

この間、CT優先してキャンセルした北海道出張を、そのタイミングにできないかと画策開始。


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