免疫力アップ

2011年11月13日

ハワイ:観光&帰り&まとめ

ハワイ特集ラスト。
過去に撮った写真なども一緒にまとめて、ちょっと観光っぽくしてみる。

カメカメハ大王。DSCN2378
ハワイ諸島を統一し、ハワイ王国の初代国王となった英雄。

毎回、何かのイベントですごいレイがかけられていて、大王のちゃんとした姿を見た事がなかったのだが、この時は自然な姿だった。

最高裁判所にあるこの像が一番有名。

DSCN2377反対側がイオラニ宮殿。

アメリカには王族がいないので、これが「国内」にある唯一の宮殿だそうだ。

でも、元々ハワイは独立国だった。植民地政策で遅れを取り、猛烈な巻き返し中だった当時のアメリカによって、フィリピン、グアムなどと同じように併合された。

アメリカから白人商人たちがたくさん入って来て、パイナップルプランテーションやサトウキビプランテーション作って、現地人やアジア系移民から搾取して散々儲けて(パイナップルで有名なドールを筆頭に)、さらに自分たちを保護するという名目でアメリカ軍を引き込み、女王を幽閉して独立宣言し、白人商人がハワイの大統領になっちゃって、アメリカが併合する条約を作っちゃったという、メチャクチャな成り行き。それが1898年。

そんなハワイ州が正式に成立したのは、戦後しばらくして1959年。

1941年のパールハーバー・アタックについて、アメリカ人が「日本がアメリカに攻撃してきた」とかギャーギャー言うと、子供の頃はシュンとして聞いていたのだけど、大人になって歴史を勉強すると、当時のハワイはまだ準州だったし、現地人を騙して掠め取った島だし、むしろアンタ達がそこにいなかったら、皆が平和だったんじゃない?って感じ。

チャイナタウン
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ユニバーサルにどこのチャイナタウンのお店もこんな感じ。(日本のは除く)

サンフランシスコでも、ニューヨークでも、バンクーバーでも、南アフリカでも。そして勿論、中国本土でも。

もうちょっと小綺麗にすればいいのにと思うけど、余計なお世話なのかもしれない。

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赤い飾りに描かれているおじさんが嬉しげに持っている物は、「元宝」と言って、中国の昔のお金みたいなもの。船の形をしていたのだそうだ。今でも「財産」のアイコンらしく、金運アップのためか、中華圏にいくと、必ず金色のこの派手な飾りがあるはず。

謎の漢方屋さん(右側)のショーウィンドウの奥にも、トカゲの干物(?)や怪しい骨みたいな物など、様々な中国4000年の歴史的漢方材料と一緒に、光り輝く元宝が鎮座している。

日本でも、商売をやっている場所では「福をかき込む熊手」とか「お客さんを呼ぶ招き猫」などを飾ったりはする。しかし、お金の直接的なアイコンをぶら下げたりはしない。例えば、昔のお札や小判をぶら下げたお店があったら、かなり驚く。

中華圏と日本との、お金に対するダイレクトさの違い。文化の違いなのかもしれない。

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この野菜は、芥蘭。チャイニーズブロッコリーとも呼ばれている。茎はホクホクと甘くて食べ応えあるし、葉はわずかに苦みがはあるけど癖がなく、オイスターソースで食べると最高。栄養もある。でも、日本ではなぜか余り見かけない。栽培されていないのだろうか?青梗菜なんかより、よっぽど美味しいのに。

ドラゴンフルーツ(右画像)はしっかり熟すと甘い。でも、日本できちんと甘いのに遭遇した事がない。保管や輸送が難しいのだろうか?

同じようなフルーツで、カクタスペアというのがあり、カナダにいた頃に好きだったんだけど、たぶんこれと同じサボテン仲間なような気がするのだが真相は不明。

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ヒルトンビレッジで、元王族も招いて行われたイベント。

伝統衣装に伝統楽器。古典フラ。
本来は宗教的意味合いの強い物で、荘厳な感じがする。派手さはない。日本の神社などで奉納されるような「舞い」に近い。

観光用に派手な衣装で踊ったり、日本のカルチャーセンターなどでおばさんが習ったりするのは、新しいフラらしい。

DSCN2394ダイアモンドヘッドの夕暮れ。

ヒルトンビレッジの隣のラグーン。

花火もある
金曜日の夜。シーズン中は土曜日の夜もだったかな。

でも、花火自体の美しさは、花火先進国の日本人からしたら何これ?単なる火花?というシロモノ。しかも、あっという間に終わってしまうので、場所取りしたり、楽しみに待機したりするような物でもない。しかし、音は凄い。爆撃でも始まったのかと思ったほど。小さい子供は怯えるかもなので注意。

DSCN2291ノースショア。

絵葉書みたいで綺麗。




DSCN2826大きな虹。






DSCN2885帰りの空港で、ちらりとダイアモンドヘッドが見える。






DSCN2887DSCN2886






ラウンジ。
以前はファーストラウンジがあったのだが閉鎖され、今ではビジネスと一緒で、しかもかなりショボい。マフィンと飲み物、ヨーグルトとトーストくらい。それも余り美味しそうではない。


機内食。
こちらも去年と全く同じ。

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お肉の付け合わせのマッシュポテトの中にナッツというのは、いいアイデアかも。これは、マカデミアナッツがそのまま入っていたけれど、クルミやカシューナッツでも、香ばしく炒って砕いて入れたら、結構美味しそう。

前菜のカニ肉&クリームチーズ春巻き+カレーソース(もっと長くてファンシーな名前がちゃんとついていた)も、おつまみとしては美味しいかも。今度試してみよう。


もう亡くなった有名なハワイの歌手の「Somewhere over the Rainbow(虹のかなたに)」。T曰く、余りの太り過ぎで普通に仰向けに寝る事ができなくなり(窒息してしまう)、じきに死んでしまうと判ってから、子供たちの前で「自分は死んで行く。皆は、こうならないように、体重管理をちゃんとしよう」等、講演などもしていたらしい。この人の兄も心臓発作で亡くなっているし、ハワイのネイティブには太り過ぎで病気になる人が、本当に多いらしい。



「虹のかなたに」は、元々「オズの魔法使い」でジュディ・ガーランドが歌った曲だが、クラプトンやレイ・チャールズなどもカバーしている。

オズの魔法使いはカンザスの話だったけど、実際に虹がたくさん出るハワイにこそ、この曲はふさわしいのかも。素晴らしい声とアレンジ、ハッピーなPVで、お勧め。ハワイの独特なのんびり空気が簡単に再現される。(意訳:猫目)

Somewhere over the rainbow, way up high
And the dreams that you dreamed of once in a lullaby, oh

虹のかなた、高い空の上に
あなたが昔、子守歌を聞きながら願ったような夢がある

Somewhere over the rainbow, blue birds fly
And the dreams that you dreamed of, dreams really do come true

虹のかなた、青い鳥が飛んで行く所に
あなたが願った夢が、すべてかなう場所がある

Some day, I'll wish upon a star, wake up where the clouds are far behind me
Where trouble melts like lemon drops, high above the chimney tops that's where you’ll find me, oh

いつの日か、私は星に願う
目が覚めると、雲は遠くに去って
色々な悩みなんかレモンドロップみたいに溶けてしまうような
はるか高い煙突の上に、私はいるだろう

Somewhere over the rainbow, bluebirds fly
And the dream that you dare to,oh why, oh why can’t I?

虹のかなた、青い鳥が飛んで行く所に
あなたが心から願った夢がかなう場所がある
私にもきっと行けるはず

Some day, I'll wish upon a star, wake up where the clouds are far behind me
Where trouble melts like lemon drops, high above the chimney tops that's where you’ll find me, oh

いつの日か、私は星に願う
目が覚めると、雲は遠くに去って
色々な悩みなんかレモンドロップみたいに溶けてしまうような
はるか高い煙突の上に、私はいるだろう

Somewhere over the rainbow, way up high
And the dream that you dare to,oh why, oh why can’t I?

虹のかなた、高い空の上に
あなたが心から願った夢がかなう場所がある

私も、きっと
きっと、いつかそこに行けるはず

では、またしっかり働いて、また来年。



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nekome1999 at 20:05コメント(4)トラックバック(0) 

2011年11月12日

ハワイ:ショッピング

DSCN2835晴れた空にお買いもの。

買い物はいい。
アドレナリンが一気に放出される気がする。狩りの本能なのかしら?


基本は安さ重視。
少し値は張っても、良い物を一つ買って大事に使えばいいんだよねと思うけど、なぜかよく壊す。紛失する。服はどこかに引っかける。バッグは傷つける。手入れもしないので、高い物を持っても、すぐにショボくしてしまう。修理も高い。一生モノ方針は、おそらく自分のようなガサツ人間には向いていないのだ。だったら、機能が良くて安い物でいいや方針に切り替わっている。

そのため、お洒落系ショッピングの参考には全くならない。
衣類やバッグ、雑貨はROSSで。

・BCBGMAXAZRIAのニット上着X3
・知らないブランドカーデガンX2
・ニットタンクトップ
・TシャツX2
・セーター
・ナイキのスポーツソックスX6
・テーブルクロスX2
・ランチョンマットセット
・パソコンバッグ
・トミーヒルフィガーのトートバッグ
・カードボックス(Thank youカードが20枚入っている)X5

これだけ買って、確か200ドル台(2万しないくらい)。

常にお買い得なお店、ROSS。
今回、特に掘り出し物はニット。
それぞれ凝った素材どデザイン。秋から丁度好さそう。一着30ドルくらい。

DSC00207へー、ステキな素材と思って、タグを見たらMAXAZRIAで驚いた。恵比寿に店がある。

…え?
2500円?
マジですか?
みたいな感じで3着買う。

ブルーのは普通のカーデガンっぽく、黒いのはメリハリのあるカッティングでスポーティな感じのショート目のパーカータイプ。グレーのはリボン素材(?)で、一見パーカーのように見えるのだが、広げると全体がぐるっと円形に編まれていて、襟がゆったりと色々アレンジできるようになっている。ベルトもアシンメトリーに結び、ベーシックで品がありながらどことなく新しく、とてもいい感じのシルエットが出る。グレーのブーツに合わせたら可愛いかも。

たぶん、ハワイではこういうニットを着る機会って殆どないから安いのだろうか? おそらく前シーズンの残り物なのだろうけど、同じMAXAZRIAでニットの長めのコートみたいなのも、40ドル以下で売っていた。でも、誰も買わない。

シアトルのROSSでは冬物の良い服はすぐ売れてしまうから、やはりハワイで冬物は狙い目なのかも。でも、ゴチャーっと置いてあるので、一着一着、宝探しをする要領で見ていかないといけない。しかも、一期一会だ。一点ものだったりする。前回、色が気に入って買ったキャリーバッグが、良く見たらリズ・クレイボーンだったりした。ナイス・サプライズだ。

今回は、「半日ずっとROSS」みたいな事ができたので、しみじみとチェックできた。基本はどれも安い。そこになぜか場違いなブランドが入っていたりもする。中途半端なアウトレットなどより絶対に安いので、時間があったらお勧め。

その他にキャリアな方々にお勧めなのは、パソコンバッグ。

好きなグリーンのがあったので、ゲット(これも30ドルくらい)。こんな感じ。

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日本で販売されているパソコンキャリーバッグはオヤジっぽかったり、女性向けだとスリムで、全く小物が入らなかったり。それなりにバルキーな財布とか化粧ポーチとかどーすんの?みたいな作りが多い。かと言って、別バッグを持つのは面倒だ。

そのために、このような機能的なバッグがある。
パソコン入れて、その他女性的な小物もしっかり&たっぷり入る。さらに、後ろのポケットの下がファスナーになっているので、キャリーバッグにも合わせられるというすぐれ物。この手のバッグは日本では目撃されないので、発見したらすかさずゲットだ。

Tも、ケネス・コールのいい感じのを赤黒と二色ゲットした。
とてもグレードが高い感じで、普通のお店で買うと100ドル以上するのだが、ROSSでは2500円。ワンシーズンで壊れちゃっても平気。素晴らしいコスパ。でも、大抵は1点しかないので、見つけたら即ゲット。

その他、いつも買う物は、Bath & Body Worksの商品。
香りが良くてお値段も手ごろで、お土産にも喜ばれる。匂いが強いけど、除菌ジェルとかはとても便利。昔は本土だけでハワイにはなかったんだけど、いつの間にか進出したらしい。今回は手を洗う除菌ハンドソープを大量に買い込んできた。抗がん剤患者は、外出したら、うがい&手荒いを欠かさずにせねばならないから。

DSC00194さらに、ビタミン増量などの多機能ホールズ。美味しいので、自分用にまとめて買ってくる。

お土産としては、スイカ味など、日本になさげな味が珍しがられる。

ただし、中身の個別包装が「紙(パラフィン紙っぽい)」だったりするので、ちょっとびっくりされるし、湿気や高温でベタるので注意。

ここまでは、ハワイで何か特別という感じでもなく、アメリカ本土と同じに、それなりに楽しくお買いものができる。ハワイはアメリカと言っても孤島なので、本土では当然売っている物がなかったり、本土から注文しても届けてもらえなかったり、寂しいフィーリングが漂っている。でも、今では何たって、メイシーズもノードストロームまであるんだから。アラモアナなんて、昔は超ショボくて暗いモールだったのに、ハワイも発展して都会になったものだ。


逆に、本土にはない物もある。
ハワイ特有ショッピング&お土産だと、アラモアナのショッピングセンターにルピシアがあって、ハワイ限定ティーが売っているので、ルピシア好きな人には喜ばれる。イラスト缶も可愛いので、20代くらいのお嬢さんへのお土産はこれで。

DSC00192KCCマーケットでいつも買うドレッシング。小さいサイズのセットをお土産に持ち帰る。

ドレッシング以外にも、チキンやお魚をマリネにしても美味しい。特にマンゴパパイヤシードドレッシングは甘めの味で珍しいので、チキンを漬けこんでグリルし、スパイシーなソースと合わせるといい感じになる。

DSCN2832ここのマーケットは地元の野菜、果物、お花など売っていて、見て歩くのが楽しいのでお勧め。混んでいて、駐車場はアメリカ感覚的には少し大変(日本感覚的には大した事ない)。でも、マウイへのフェリーがなくなってしまって、マウイの農家の出店が少なくなったと地元の友人が嘆いていた。確かに、以前はもっとたくさんお店があったように思った。

入口からちょっと歩いて右手にこのドレッシングの店。いつも人がいるので、すぐ判る。試食もできる。ぐるっと坂を下りて回って来て、左側にあるパン屋さん。ここもいつも大人気なのですぐ判る。ベトナム人らしい夫婦が、バゲットを焼いて売っているパン屋の出店。やり手婆風味の明るき元気な奥さんと、無愛想だけど職人気質っぽい旦那さん。ここは、バゲットだけではなく、個々のパンも皆美味しい。バナナブレッドが特にお勧め。

ベトナムは元フランス植民地だから、本場仕込みと言うか、パンが美味しいのは確か。バゲットにさつま揚げ?みたいな物を挟んだ不思議なサンドイッチをベトナムで、遠い昔食べた記憶がある。まあ美味しかったけど。

マーケット内では、色々食べ歩きもできるので、見て歩きながら、色々試食したり、買い食いして歩くのも楽しいかも。KCCは、確か土曜日だけ。タイミングが合ったら、パン、フルーツ、野菜などは、是非こちらで。価格も安い。新鮮でオーガニックなベビーリーフが大きなビニール袋一杯で4ドルとか、余りに安くて、かつ新鮮な野菜が豊富で、ちょっと羨ましくなる。


その他、お菓子のお土産は、ハワイアンホストのチョコレートが有名で、キティとコラボのチョコも売っているので、キティ好きにはそれ。甘党じゃない人には、オニオンガーリックのマカデミアナッツが珍しくてお勧め。ビールに合うと、男性に非常に好評だった。

さらに最近の人気は、ホノルルクッキーカンパニーのクッキー。パイナップルの形で可愛らしい。ショートブレッドみたいな感じで、好きな人は好きかも。

今回は、買ってこなかったけど、以前、主婦な友人には、フードランドムスビ保冷バッグが異常に喜ばれた。(ブログのは単なるバッグ、確か2,3ドル。保冷バッグは、4ドルくらい?)

フードランドは、外食も面倒くさくなっちゃった時に、それなりのテイクアウトもたくさんあるので、抑えておくと便利。

あとは、カハラ・モールのホーツ・フーズもお洒落でいい。ここは、やはりお金持ち地区のモールらしく、落ち着いた雰囲気が漂い、オーガニック系のお惣菜のテイクアウトが非常に充実している。ソープなどもノースショアのローカル物が量り売りしているので、もしお土産に困ったら、ここに行けば、必ず何か見つかる。お土産など関係なくても、ハーブティやサプリなども充実していていて、一度、足を踏み入れてしまったら、必ず何か買いまくってしまうという恐ろしい魔界だ。

モールの中にはアヴェダの出店もあるので、ちょこっと立ち寄るのに便利。こちらのハンドクリームやフットクリームは秀品。トラベルサイズが良いお土産になる。自分用にも便利。ドラッグストアのロングスもあるので、ホールズも買える。ちなみに、手軽にプチメキシカンを楽しめる素晴らしいファーストフード店、「タコベル」(サウンド注意)もある至れり尽くせりなモールだ。

アラモアナは単に広過ぎて疲れてしまうが、ここのモールは適度にこじんまりしていて、かつ良い品を扱っているので、ゆっくり見て回るのに向いているお勧め。


今回は、食べて買い物して終わり、一度もビーチにもプールにも行かなかった事に気付いた。まあ、元々濡れるのが余り好きじゃないのに、さらにウィッグだし、のんびりした風に吹かれてダラけて、好きな物を買い歩けただけでもリラックス&ストレス発散できたので良しとする。


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nekome1999 at 10:30コメント(2)トラックバック(0) 

2011年11月06日

ハワイ:食べる

DSCN2777去年はマウンテンビューというか、ストリートビューだったんだけど、今回の部屋はオーシャンビューというか、ヨットハーバービュー。

そしてまたもや虹が。

ずいぶん低い位置に虹が出るのね。

DSCN2791DSCN2787DSCN2790






美味しい点心はマスト。
今回はTのお勧めLegend Seafoodへ。お姉さん達が回ってきて、欲しい物をもらうスタイル。

チャイナタウンのセンターの中にあるのでアクセスも良い。食事の後、腹ごなしにチャイナタウンをぶらぶらするのも面白い。

Navy Exchange(軍隊の人用ショッピングモール)に連れて行ってくれたおばさま(お婆様)達に連れられてTony Romaへ。

DSCN2798DSCN2819







Tony Romaは久々だったんだけど、やはりあのソースの味は癖になる。エキストラでソースを追加してもらって、さらに幸せ。

コンドの近くにもあったので、つい、もう一度行ってしまった。エビグリルもチキンも美味しい。ついでにパンも美味しい。今回は、この付け合わせのいんげんのガーリックソテーにハマった。家でも作ってみよう。


Navy Exchangeは軍人用モールで、無税だ。値段も安い気がする。アメリカは何だかんだ言って、軍人とその家族に対して非常にサービスが充実している。日本には、自衛隊専門モールなんてないし。

そこには、基本的に軍人とその家族しかいない。従って軍服率が高く、軍服オタとしてはつい挙動不審になってしまう。ブルーの迷彩の上下が、とてもお洒落で可愛い。軍服が視界のあちこちでチラチラするために、買い物に集中できず、非常に困った。


おばさま達は、一番年上の方は80代。ご主人達は米兵。
いわゆる「戦争花嫁」というのだと、教えてもらった。

マジで?
歴所の教科書に出てきたな。

彼女達がこちらに来た頃は、人種差別もひどかっただろう。日本人は有色人種で、日本は敗戦国でもあったのだし。

第一、アメリカでは有色人種である「黒人」に公民権なんてなかった頃。国民で、兵隊としてこき使っても選挙権あげないって、ある意味凄い。さらに戦後60年代くらいまで、リンチされて殺されても、被害者が黒人で犯人が白人なら放免されていたような時代。逆に犯人が黒人なら、裁判も受けられずに、拘留されている留置所が焼き打ちされてリンチされちゃっていたような社会。リンチで首つりさせた黒人の死体の前で、暴徒だけじゃなく、白人の「奥さま」や「子供たち」までも誇らしげに笑っている写真を見て、結構びっくりした事があった。かなり有名な事件だ。

残酷だと言う気はない。当時は、黒人だけではなく、日本人や他のアジア人も含む有色人種に対する扱いは、そんな物だったのだ。日本などの一部の国を除いて、有色人種の国は殆どが白人の植民地=有色人種は奴隷扱い、だったのだから。

アフリカ系アメリカ人にも公民権が認められ、アフリカ、アジア諸国も独立し経済力を得てきた。それに従い、有色人種に対する認識も態度もずいぶん変わった。人権に対する意識も変わってきた。国際機関でもオリンピックでも、白人以外が活躍できるようになってきた。でも、60年前に敗戦国から来た日本人花嫁に対する扱いが、現在程度にフレンドリーでフェアだったとはとても思えない。きっと苦労があっただろう。

昔習った英語の先生の一人が、戦前の女学校出で、英語ペラペラの人で、戦後しばらく、基地で通訳していた経験があった。日本人の健康な男性は殆どが戦争に出てしまっていたために、適齢期の男女数のバランスが異常だったらしい。さらに、日本人は貧乏で痩せていたが、アメリカ人はお金持ちで背が高く体格も立派で、格好良く見えたと言っていた。彼女のようにスキルで身を立てた女性もいたけれど、貧しくて、家族のために、食糧のために、アメリカ兵に体を売る女性も多かったと聞いた。それでも飢えるよリはマシだったと。

すっかり豊かになった日本なので忘れがちだけど、そんな時代もあったんだよね。お婆さん達には元気で楽しく、長生きして欲しい。


以前、美味しいと教えてもらって行ったカフェ・カイラ

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案外口コミの評価が低くなってる。現地の人も「微妙」とコメント。

以前はフリーだったフレンチトーストのベリーのトッピングが微妙に追加料金になっていたりしていた。

さらに、いつも混んでいるので、確かに待つし、サービスは「?」だけど、アメリカ基準では普通以上に美味しいのでお勧め。料理を全員、一緒に出してくれようとするので、先にできたのが冷めてたりもするので評判が悪くなってしまうのかも。でも、ここの卵のケサディアは、朝食らしく、プチメキシカンなもったりと優しい味で大好き。(写真手前)

日本のガイドブックに載ったのか、観光客が増えていた。

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Big City Dinerでのブランチ。

チェーン店なので各地にあるらしい。
カフェ・カイラがお洒落系なのに比べて、こちらはコテコテのアメリカン・ブレックファーストな感じ。カリカリベーコンに卵、ポテト。でも、嫌いじゃない。むしろ美味しかった。パンケーキも美味しかった。パイナップルの切れ端にハワイアンを感じる。

ハワイでパンケーキと言えば、Eggs'n Thingsかと思ったけど、原宿にお店ができて日本でも食べられるようになったらしい。生クリームてんこ盛りが好きな人にはいいかも。


DSCN2841その名もメキシコ・レストラン

ソフトタコス大好き。中身はカルニータス。グリーンペッパーにチーズ入れて焼いたおなじみの料理と、アボガド好きなのでグアカモレをプラスしてもらった。

ところで、日本は食べ物も美味しくて良いのだけど、唯一の悲しみが「タコ・ベル」がない事だ。手軽にメキシカンを食べたい。タコベルの、タコスプリーム食べたい。

DSCN2843マーケットで買った野菜等で、朝ご飯を自炊してみた。

と、言っても、適当にブレッド切って、フルーツと野菜を盛っただけだけど、やはり南国は野菜やフルーツが美味しい。

マーケットで買った皮が緑の巨大アボガドがナイスな熟れタイミングで、かなり美味しかった。果物のナイスタイミングって、やはり現地の人に確認してもらうのが一番だ(スイカの熟れタイミングに関しては、日本人が得意だし)。しかし、日本では余り巨大グリーンアボガドって見ない気がする。

パイナップルは剥いて切ってから、塩をかけて洗い流すと、食べた時の口のピリピリ感がなくなると教えてもらった。やってみたら、確かに刺激感がなくなる。不思議。化学的に何かあるのかしら?


写真はないけど、今回、初めてRed Robsterを初体験した(テイクアウト)。

Tも私も、「シーフードのファミレスでしょ?」と馬鹿にして、海外でも日本でも行った事がなかったのだが、最終日、一日コンドでダラダラして、夕食は近くのRed Robsterでテイクアウトしてみた。クラブケーキ、色々シーフードのグリル(ロブスター、ホタテ、エビ)など。付け合わせのワイルドライスのピラフもなかなか。

びっくりするくらい美味しかった。
期待値が低かったからそう感じたのかもしれないし、単に空腹だったからかもしれないし、新鮮な食材で本当に美味しかったのかもしれない。


でも、とにかくRed Robsterは侮れないと心に刻まれた。
日本でも、同じように美味しいのかは不明だけど。


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2011年11月05日

ハワイ:ラウンジ比較

DSCN2815人は「旅行」で、脳からアルファ波が出てストレスが軽減されていくとか何とか特集したテレビ番組を昔、観た記憶がある。

男性は例えば目的地の温泉に行って、実際に温泉に入ったりお酒飲んだりを開始するとアルファ波が出るのだが、女性は何と、もうその目的地に行く途中の待ち合わせ場所やら乗り物の中から、いや、プランニングの段階からすでにアルファ波が出始めるという。

この違いは、何だろう?
非日常性に対する期待感&解放感が違うのだろうか?

という話を元勤務先同僚にした所、「男性は物が大事で、女性は過程が大事」という違いがあると、どこかで読んだとのこと。

例えば、誕生日のプレゼントをあげる行為にしても、男性は、その「物」に対して嬉しいという感情を抱く。その物を得るまでの経過は問題にならない。

女性は、「プレゼントを選ぶのに、一人でお店行ってくれたのかな?似合うと思って買ってくれたのかな?このために貯金してくれたのかな?」等と、その途中経過を自然と妄想し、それを評価して喜ぶのだそうだ。「気持ちが大事」って奴?だから、物がショボくても嬉しさには変わらない。

従って、男性へのプレゼントは「本当に喜ぶ物」をあげないと意味がない。それに付随する気持ちはプライオリティが低いのだ。だから、逆に男性からもらったプレゼントに対しては、「その物」がどんなに便利でステキで気にいったかを褒めると喜ぶ…らしい。

逆に女性へのプレゼントは、「寒い雪の日に、買いに行ったんだよね。それ、最後の一つでさ」みたいに、「プレゼントに至るエピソード」を演出する事が大切。そして、同じように、女性から貰った物に対しては、「いかに配慮を重ねて苦労してその物をゲットしてくれたのか」等をありがたがると喜ぶ…らしいのだ。

…ふーむ。
なるほどと思わない事もない。

自分は「物」が嬉しく、欲しい物は自分で買うし、要らない物は貰っても嬉しくないという自分勝手な人間なのだが、そんな自分にすら、確かに、どんな「え?ナニコレ?」という物でも、「わざわざ自分のために選んでくれたのね」等、その「物」を得る過程で自分に対して使ってくれた時間や思いを評価して感謝する気持ちはある。


そう言えば、昔、「男は火星から来た。女は水星から来た」というを読んだ事がある。男女の恋愛本で、結構有名な心理学の先生の本だ。火星(マース)は、ローマ神話では同時に「戦いの神」でもあり、水星(ビーナス)は「愛と美の女神」でもあるから、上手いタイトルだなあと思いながら。

この先生は、男性と女性は、そもそも考え方から違うのだから、女性感をどんなに発展させても男性の心は理解はできないよ、みたいな感じで恋愛についての色々を語っている。

まあ、確かになあ。
女性は「気持ちに寄り添って欲しい」というような曖昧な精神的で抽象的な表現をよくするけど、男性は「だから具体的にナニして欲しいの?」って感じで唯物的で現実的なので、平行線な事が多い印象がある。

例えば、側にいてくれて、黙って優しく肩でも抱いていてくれればいいというシチュエーションなのに、「大丈夫?何したい?自分に何ができる?」とか言葉で畳みかけてきたり、「どこか行く?何か欲しい?」とか、とにかく何かアクションや物につなげようとするので、微妙な女心を理解しないウザい奴だと感じる事もしばしばだろう。

さらにスキルアップしてくると、「そうか、こういう時は言い返さなければいいんだな」とか「黙って座っていればいいんだな」と、なぜそれが必要なのか本質を理解していないままに「不作為」を対処アクションとして習得し、嵐が過ぎゆくまでの逃避行動を取るため、さらに女性の怒りに油を注ぐ結果ともなる。

でも、それが男性の本質なのだ。その人が女心を理解しないトンチンカンなのではない。こちらが男心を理解していないだけだ。

しかし、こと「夢」に関しては、個人的に男性の方が曖昧で精神的で抽象的だと思う。

「それって、現実的なの?」って思える事でも、「夢なんだよなあ」と感覚的な精神論で決着してしまう。女性は、まずその達成に至る実際のステップを現実的に考えようとする。

例えば、「将来はヨットハーバーに面した家から、ヨットで通勤したいよなあ」だったら、「じゃあまず、(その家を買う)最初のステップは、貯金からだよね」と決着するのが当然のように思えるが、「余りに現実的過ぎる。女には夢は判らないよな的なリアクション」が来て、しばしば驚かされる。

逆に、お金もないのに候補地を見に行ったりするのは、単なる妄想発展で、全く非現実的で意味がないように思える。中学生とかならいいかもだけど。そして、せめて頭金でも溜まってからなら、現実性があるから別だけど。さらに、実現が無理なら無理で、別の選択肢を考えようとするのだが、男性はやたらと非現実的な夢を熱く語り続け、どう考えてもドリーマーなように思える。(自分の回りだけ?)

「少年よ、大志を抱け」とは言われるけど、あくまで「大志」であって「妄想」や「幻想」ではない。

…という話を知人(男性)にしたら、

「女の方が非現実的。自分の回りの女は『スイーツ(甘い物が好きで頭の弱い女性の名称らしい)』ばっかりで、自分はナニサマ?あのー現実って見えてます?みたいな夢ばっか語ってる」

と、大反論された。
いきなり真剣にまくし立てて、ちょっと怖かったんですケド。
たぶん、会社で回りの女子とか、自分の彼女とかに振り回されているのかもしれない。

まあ、確かに昔の友人(彼氏なし女性)に、皆が男性を紹介してあげようと思って、「どんな人が好み?」と尋ねたら、「まあ、この頃のブラピなら付き合ってあげてもいいかな」などと言って、「『あげてもいいかな』、なんて次元じゃなくて、そもそもブラピは、あなたなんか絶対相手にしませんから」と皆に大突っ込みされていたのだが、本人は真剣だった。(しかも、「リバーランズスルーイット」の頃の、ブラピ・イケメン人生の中でも、若くて最もビューティフルだった頃のブラピを見て)

…というようなケースも多々思い出したので、夢に関しての男女の態度の違いに関しては、さらなるリサーチが必要になった。


まあ、とにかく、女性は「旅行する!」というプランニングやその途中のプロセスでさえ幸福感に溢れる幸せな生き物らしい。安上がりでもある。

女性であることを享受して、どんどんアルファ波を出そう。
ミニ旅行やお散歩、そしてその計画だけでもOKかもしれない。


さて、今回のハワイ。
すっかりアップするのを忘れてしまっていたけど、少しでもハワイに行った気分になってもらえたら幸い。

今回もUnitedだったのだけど、ANAのスイートラウンジも偵察できる。
こんな感じ。
DSCN2753DSCN2754






ANAのラウンジ入口は、ちょっと工事中みたいな超外れの場所で、「本当にここでいいの?」みたいな感じ。しかも、スイートの手前で、ビジネスラウンジの方を案内されるし。一応、きちんとした格好していたのだが、ちょっと場違いと思われたのだろう。

さらに受付のお嬢さんたちが私語しまくりで、かなり感じ悪い。
バイトなのかもしれないけど、接客業なのだから、せめてお客さんの前だけでも、プロに徹して欲しい。

入ると、綺麗なお嬢さんが案内してくれ、「XX様」と名前で呼んでお絞り渡してくれ、欲しい飲み物を持ってきてくれる。こちらのお嬢さんは、きちんと躾が行き届いた感じ。お絞りに飲み物。ビジネスマン(オジサン)が喜びそうなサービス。

食べ物は和食がメインで大したことはない。その場で焼き鳥丼などの丼物をオーダーできる。シャワーのアメニティは昔はロキシタンだった記憶があるのだけど、今はTHANNに変更されていた。ここに記事が。シャワールームに特筆すべき事はない。

最近、全く日系エアラインを使わない。普通、長距離フライトだと、日系エアラインは、昔は機内で寝間着を出してくれたりしていたのだけど、今もそういうサービスやっているのかしら?

Unitedのファーストラウンジはこんな感じ。
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飛行機が近くに見える。

Unitedのラウンジはセルフサービス。おしぼり手渡しサービスはない。お姉さんが飲み物をテーブルまで持ってきてくれたりもしない。でも、軽食は和食から洋食、中華まで揃っている。

お姉さんのサービスを取るか、食べ物充実を取るか?

ラウンジでしっかり食べたい派なので、Unitedの方が嬉しいかも。
今回はこちらではシャワーを使わなかったので、現在のアメニティは不明。


DSCN2761新型のシート。以前の物よりスペースが広く取られていて、その分、座席が少なくなっている。

ファーストは8席。
ダラダラとゲームしたりできるので、快適。


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お食事。
和食のコースにした。

あれ…?
何か?
デジャブ?
と思って確認したら、全く、去年と同じメニューだった。


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日付変更線を越えて、朝ご飯食べて、早朝到着。

続く。


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2011年11月03日

友人お誕生会@広尾

今日は食べ物とワイン好きな人用の記事。
マダムPの旦那さん「てっちゃん」のお誕生日会で、二人の地元、広尾に。

てっちゃんは自分のお誕生日なのに、私達(タイ駐在員L、T、私)を招待して御馳走してくれ、さらにてっちゃん秘蔵のワインも持ち込みで飲ませてくれるという。

そんな素晴らしい人なのに、私達は感謝するどころか、「てっちゃん、私達呼ぶなんて、よっぽど他に友達いないの?」とか、言いたい放題。ちょっと、人としてどうなの?という感じ(マダムPも含めて)。


さらに、てっちゃんが持ち込むワインのリストが、

・シャンペン
ルイロデレール:ノンヴィンテージ
ルイロデレール:クリスタル(2000年)

・白
クラウディベイ(ニュージーランド)

・赤
シャトーオーブリオン セカンド(2000年)
シャトーマルゴー   セカンド(2000年)

…え?

マジで?
クリスタルですって?
マルゴーの2000年って、すごい年じゃなかったっけ?
しかも、そろそろ飲み頃?


前日、仕事の接待でお酒を飲まなきゃいけないので、連続で飲みたくなかったのだけど、こうなったら、万難を排して行くしかあるまい。

漢方クリニックに行って、渋谷の薬局で刻み漢方出してもらって広尾に。

ナショナル・アザブがリノベーションで閉店するので不便になるのよと不満げなマダムP。ここで美味しいピタが売っているので、私もそれは困る。

さらに、昔、レトロなケーキ屋さんだった所にできたメキシカンが、すごい美味しいと教えてもらってチェック。

サルシータ

外のメニューをチェックして見たら、かなり本格的。タコスにカルニータスもある。メキシコ大使館の人たちもよく来ていて、大使の一押しのお店らしい。

駅からすぐ近く。ちょっと楽しみ。今度、来よう。

…等、話しながら、DSC00243テオブロマでお茶して、キャビアというチョコを買う。

缶も箱と同じ模様で、可愛い。お値段も手ごろで、女性の多い職場にお邪魔する時とか、地方からチョコ好きお友達が来た時とか、ちょっとしたお土産やお礼に便利。2つゲットしておく。

さらに、これは震災支援商品。
ずっと気になっていたのだけど、なかなかお店に行く機会がなかった。

チビチビそのまま食べても美味しいけど、ホットミルクに溶かしたり、色々楽しめる。

キャビアはややビターなので、そのままもりもり食べるなら、こちらの「じゃり」がミルクチョコでお勧め。見た目も楽しくて、女性ウケが良い。お土産に持って行ったり、買っておくととても便利。

こちらのチョコは、どれも丁寧に作られていて良質。
このお値段で楽しめるのはありがたい。


お食事はクリオーゾで。
マダムP夫妻曰く、「知り合いのお家でお食事みたいな感じで、気楽に食べられるお店」。数日前から、ワインを持ち込み、シェフがそれに合ったお料理を考えて工夫してくれていた。お任せで、こんな感じ。

DSC00227まずは乾杯。

洞爺湖のワカサギ。
フリッターっぽく軽くあげてある。

ビールにも合いそう。







DSC00228戻りカツオ。
秋の味覚。
シンプルに塩とスパイスとオイルで。

ハワイのポキに似ている。








DSC00229ルイロデレールのノンヴィンテージとクリスタル(2000年)の飲み比べ。

最初にノンヴィンテージ。(右)
これはこれで、ドライで美味しかった。

しかし、後からクリスタル飲んじゃったら、単なる水のように思えた。

クリスタルは、こくがあるブドウの香りが立ち上ってきて、まるでワインのよう。

いや、フルーツジュースっぽいとも言える。色も何となく琥珀っぽくなってきている。

「芳醇」という言葉がぴったり。
シャンペンもこんなになるんだと、ちょっとびっくり。

DSC00231サバと野菜。
野菜は軽くドレッシングであえてあり、サバにはマスタードソースがかかっている。

少し〆てある。








DSC00232こってりと油の乗ったウナギ。
皮はパリっと。

下には、各種イタリアのキノコをバルサミコなマリネ。
キノコの薄い酸味とウナギの濃厚さがよくマッチして、さっぱりといただける。

このキノコのマリネだけをおかわりするお客さんもいるとのこと。



DSC00233ちょこっとパスタ。

30年物のホッキ貝とのこと。巨大らしい。

赤くて辛そうなスパイスがかかっているが、これは辛くなく、深みのある味わいのもの。






DSC00234鴨のラグー。

赤ワインに合う。










DSC00235お肉。
絶妙な焼き加減と塩加減。











これに、あとチーズを色々盛り合わせてもらった。
ポルトで漬けて灰でまぶしたというのが美味しかった。フルーツはなくて、自家製ゆずのピールが付け合わせ。

「チーズと柑橘って?」と思ったけれど、案外さっぱりしていて良かった。

内臓は抜き。魚介メインで、野菜も多め。ワインによく合うメニューだった。


DSC002375人で、シャンペン2本、白1本、赤3本。

私は連続飲みだし、さらに抗がん剤治療中なので、肝臓に余り負担かけたくないために、本当にたしなむ程度、一杯くらいづつしか飲まなかった。そして、皆、年取ってお酒に弱くなってきている。だから、この程度で済んだのかもしれない。

それでも、調子に乗ってマルゴーを2本開けていた事を発見。美味しかったから、仕方ない。(私たちが1本では足りないだろうと見越して、2本、持ち込んでいたらしい。さすが)


白のクラウディベイ(ニュージーランド)は、白好きな私用に。
非常にフルーティだが適度にドライで余り甘くなく、料理の味を邪魔する事もない。軽い。日本食にも合いそう。今年の夏、マダム家ではもっぱらこれだったそう。しかも、お手頃価格だそうなのでナイス。

赤は二つとも、まだちょっと若い感じがした。
もうちょっとじゃないかしら?

尖っていると言うか、熟成した丸みやベルベットのような滑らかさが、まだ出ていない気がする。温度あげたら開くかと思って色々試したんだけど、まだっぽい。でも、若くても美味しかったけど。

マダムP家では、このマルゴーセカンドを箱買いし、業者さんに預けているらしい。もう少し経ったら、また飲ませてもらおう。


DSC00242てっちゃん、お誕生日おめでとう。

それほど甘党がいないので、ケーキはこれだけ。(モンブラン)

Tは、このタイミングで「お誕生日おめでとう!」と盛り上げ、ワイン好きなてっちゃんへのプレゼントに、オーパス・ワンをあげていた。

私からもタイ駐在員からも、そのタイミングでプレゼントはない。
ムード皆無な私とタイ駐在員Lは、着席するなり、「これ」とか言って、それぞれてっちゃんにプレゼントをゴソゴソ渡して、イベントはとっくに終了していたからだ。

なぜなら、やる事はさっさと済ませて、ワインと食べ物に集中したかったから。

それどころか、プレゼントのオーパス・ワンを見て、次はてっちゃん家でそれを皆で飲むパーティにしよう。ひひひ。…という邪悪な企みすら、私とタイ駐在員Lは、それぞれ一瞬で描いていた。超自分勝手で薄情な連中なのだ。

こんなに邪悪な連中にまでご飯やワインをごちそうしてくれるてっちゃんは、まさに天使のような人と言えるだろう。


お料理もお酒も美味しかった。
ごちそうさま。

11年前のお酒か…。


DSC0025411年前。
2000年。
9・11テロは、まだなかった。
世界はまだもうちょっと平和で。
新しい世紀が始まったんだねって感じ?
あんなに騒がれた2000年問題も、何だ、大した事なかったねって。


私はまだカナダでのんきに仕事しながら暮らしていて、時々真面目に研究もして、楽しく恋愛も遊びもして、そろそろ子供も欲しいし、子育ては日本よりこっちがいいなあ…なんて考えつつ、親の介護で帰国しなきゃならないとか、自分がガンになるなんて夢にも思っていなかった。

介護して、親の片方を看取って、片方は扶養して、家の商売や負債の後始末をして、自分も病気になって治療して、再就職して転職もして、さらに自己破産した弟に経済援助したり、とにかく色々あった11年だった。

誰の人生も、幸せな側面ばかりではない。
サダメだ。

そして、家族は捨てられない。
ダメな人たちだと判っていても、彼らにも他に頼る人がいないのだ。
無視して逃げ出すという手段もあったが、自分の幸せだけを優先し、面倒臭い事のすべてを捨てていたら、おそらく彼らはもっと早くかつ悲惨に破たんして、それに対して何もしなかった自分に後悔し、もっと後味が悪くなっていただろう。

乳がんになった友達や、その他のガン友さんの話を聞くと、やはり何らかのトラブルやストレスを抱えている人が多かった。

でも、そのストレスは、本当にストレスなのだろうか?
ストレスにしてしまっているのは自分ではないのか?
と、考えてみる。

不幸の中にいる間は、自分が悲劇のヒロイン症候群に陥るので、「どうして自分ばかりが」「どうしてこんな目に」「自分は何も悪い事はしていないのに」と、現状の不幸に関してグルグル思い悩むだけで、もっとグレードアップされた不幸の想像ができない。

まるで「不幸のスポットライト」に自分だけが特別に当たっているように思えるのだ。でも、世の中には、決して他人事ではないのに、自分が想像できないような不幸だってある。

次々と降りかかるトラブルを、何となくでも対処できている事。対処をしなくても、受け流せている事。自分だけの力であったり、誰かを頼ったり。それでも、毎日続けられている。精神力、判断力、経済力…等、クリアするスキルが、今まで自分が築いてきた、もしくは生まれつき恵まれていた資質によるのだと気付いた時。食べる物にも住み所にも困らない。

何があっても、それでも自分は幸せなのだと気付いた時に、その人の不幸は終わる。逆に、気づかなければ、いつまでも終わらず、自分と回りとを不幸にし続ける。


自分を不幸にしているのは、自分だ。
他人ではない。

成人で、責任能力のある人間なのだから、当然他の選択肢もあった。
現状の不幸な自分を選んだのは自分だ。

では、本当に自分は不幸なのだろうか?

仕事も失い、離婚され、家も失い、実家に帰って家族に頼るしかない。病気のせいで、本当に何もかも失った。私はもうダメな人間だ。…そう言ったガン友さんがいたが、頼れる実家があるのは幸せだ。実家メンバーとそのような関係を築けてきた事も素晴らしい。ダメな人間などではない。


人は自分の不幸には敏感だが、幸せには鈍感だ。
なぜなら、幸せが当たり前だからだ。

凹みそうになったら、客観的に考えて見ると良いと思う。

自分の何が不幸なのか?
何が幸せなのか?

そして、自分を不幸にする負の連鎖の思考パターンから、自分を解放してあげる事が必要だ。それが一番自分をストレスに晒す原因になっている。


…と、言う訳で、自分にも現在進行形の問題はあるし、相変わらず人使いの荒い会社で、間抜けな本社アメリカ人の尻拭いばかりさせられている。

色々な問題を、今の所、自分のやりたいやり方でクリアできている事。仕事がある事。職場の上司やスタッフに恵まれている事。自分を慕ってくれる可愛い部下たちがいる事。そんな幸せを忘れて、時には、「何もかもウザい」と思ってしまう事もある。

でも、仲良しのお友達との楽しい会話、美味しい食事とワインが楽しめる。
こんなに幸せな事はない。

…忘れないようにするためにも、こういう機会は頻繁に設けねば。


次の11年は、一体どのような11年になるのだろう?
きっとまた色々あって、でも楽しい日々に違いない。


皆、元気に長生きして、何十年後に飲み頃になるワインも、また一緒に飲みたいものです。(てっちゃんのおごりで)



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nekome1999 at 11:45コメント(8)トラックバック(0) 

2011年10月29日

上司お誕生会@家

オーストラリア在住上司が、また日本に遊びに来た。
丁度、彼のお誕生日週間だというので、お誕生日の集いにしようと企画した。

私の家のインテリアを少し変えたのを見に来たいとのことで、家でお食事会にした。

しかし、今回は、本当に公私ともに忙しくて、準備で買い物に行っている暇が全くなかった。

仕事の帰りに横浜の高島屋や東急に寄ろうと思っても、いつも11時過ぎじゃ無理だし。従って、近所のスーパー(イオン系、マイバスケット)で手に入るモノしか使えなかった。

だから珍しい食材を仕入れて、何を作ろう?という楽しみはなく、本当にありきたりの物と常備食を使って作った。お洒落にしようと試みたが、居酒屋フィーリングが漂ってしまったのは否めない。

食材は大事なのだ。

例えば、「鮭とネギ」と聞くと、「えーと、石狩鍋か何か?」と思うけど、「ノルウェサーモンとポロネギ」と聞くと、「え?ホランデーズソースか何かかかっていますか?」と、全く違う妄想が展開されるものだ。まあ、石狩鍋も美味しいのだけれと、今回はヨーロピアンお洒落を目指していたので、食材のドメスティック化は大きな障害となった。

DSC00251花の黄色に似合うように、パープル主体のコーディネート(?)にしてみた。(テーブルランナーとナプキンをパープル系にしただけ)

もうちょっと長いテーブルランナーの方が良かったよなあと思いつつも、一応フランフランで買ったので、たぶんお洒落なのかもしれない。だから、一回くらい使う努力をしてみた。

でも、刺繍とか隠れちゃうし、あんまり意味なかったかも。もっと大きいテーブル用か、ランチョンマットを小さくしてお茶用にすべき?

前菜:
ニンジンのアミューズ
アサリの梅酒漬け
キノコのマリネ
ザジキ

お酒は、主賓の元上司がお酒飲まない人なので、食前酒は、ブランデーで漬けた手作り梅酒をちょっと。そして、友人持参の白ワイン1本だけ。お肉嫌い(鶏肉以外)な人がいたので、肉はなし。魚と野菜中心メニュー。

DSC00262ニンジンのアミューズはRuban Roseさんで作ったキャロットラペに似ているんだど、オリジナル。

キノコのマリネにお酢を使うので、こちらは酸味を抑えてオレンジジュースであえ、ドライレーズンとブルーベリーを加える。

アサリの梅酒漬けは、本当はシジミの紹興酒漬けを作りたかったのに、新鮮なシジミも紹興酒もゲットできなかったので、冷凍アサリで家にある梅酒で作成してみた。

レモンバーム入れて、無国籍っぽさを演出してみた。レモンバームの働きは、わりと良かった。

味は、まあ、普通だった。物珍しさはある。
前菜の4種を、それぞれ異なる味わいにしたかったので、まあ良しとする。

DSC00263キノコのマリネは、キノコのピクルスを作るのと同じ要領だが、もっと簡単。

キノコ各種をオリーブオイルで炒め、あればイタリアンパセリを少々。ローリエで香り付け、鷹の爪、塩&コショウ(白コショウ)で味を調え、自分の好きな味で酢&糖分で味を調整するだけ。前日に作っておくと味が染みて美味しい。

ザジキは前日からヨーグルトを水切りしてその場でできる。キュウリのシャキシャキ感と、美味しいオリーブオイルが決めてかも。パプリカを振る。

DSC00261スペインで食べられる「白魚(本当はウナギの稚魚)のオイル煮」を、ニンニクたっぷり入れてドライな感じでいつも「シラス」で作る。イタリアにも同じような料理があるのだそう。

今回はシラスさえなかったので、常備のちりめんじゃこで作ってみたら、さらにドライでおつまみ感溢れる居酒屋テイストな一品になった。

オリーブは手作り(私ではなく、ハーブ屋さんの)。

箸休めな感じの、カマンベールチーズ。

これにVironのバゲットを1センチに切ってもらった(冷凍にしてあった)ものを、オーブンで軽く温めて出して、わいわい喋りながら完食。

DSC00253いつも作るお刺身のサラダ。

ハワイのアヒ・ポキにインスパイアされたもの。
乾燥岩ノリで海の風味を出す。

でも、今回は「わさび菜」「三つ葉」「クレソン」など、いつも使う香味野菜がないので、近所のスーパーでシソとカイワレをゲット。フリルレタスの上に敷いて、お刺身サラダを乗せる。

お刺身も新鮮そうで美味しそうなサクとかないから、切ってある赤みのお魚を二皿。さらに、オマケとしてイカも足してみたら、まあ味は美味しかったんだけど、見た目が何となく虫っぽくなっちゃって、ルックス大失敗だった。次から、注意しなければ。

DSC00259冷凍サーモンがあったので、キッシュにしようかと思って、ほぐすために仮焼きしていたら、サーモンの形を活かした方が面白いかもと思いついて、タマネギを入れたキッシュ生地をスパニッシュオムレツみたいにポテトの上に流して、その上に焼いたサーモンを並べてさらに蒸し焼き。

サーモンは、冷凍は臭いが気になる場合もあるので、プロバンス風ハーブをたっぷり使った。

簡単な割には何となく豪華。
お魚ごと切り分けてほぐして食べてもいいし、別々でもいいし。温かくても、冷めても美味しい。

DSC00250バターチキンカレー。

綺麗なのでお豆も加えてみた。

これに成城石井でゲットしてあったハート型パスタを茹で、プチトマトとルッコラを加えて軽くソテーしたものを添えて、お食事は終了。






DSC00248_s.JPGサプライズのケーキ。

近所で美味しいと評判のケーキ屋さん。
フルーツタルトなので、まだまだ食べられる。

ヒマラヤ無農薬のダージリンといただく。


さらにおしゃべりが進んで、フルーツ(ラ・フランスと巨峰)も出してみる。完食。

ちょっと食べ過ぎ。でも、楽しかったから良しとする。


おめでとーございます。

私達は、彼が管理職になっての初めての部下たち。
私たちにとっては、社会人としての基本や、仕事に対するプロ意識、お客様に対するサービスマインドを教えてくれた大事な元上司。

来年もまた楽しい一年で、また、皆、元気に一緒にお誕生日を迎えられますように。


ところで、上司はとても50歳に見えない。
30代って感じ。歳を取らない妖怪っぽくなってきた。

童顔で毛がフサフサという事もあるけど、ジムで体を鍛えていて贅肉ないし、シミやしわすらない。前にちょこっとできたシミはレーザーで取っちゃったし、ボトックスなんかもやっているし、日本から持って行ったパナソニックの最新の美顔器でお手入れしている。勿論、加齢臭なんて全くしない。さすが美意識の高いゲイだ。

私達はずぼらなので、女性なのに一方的に「美」で負けつつある。美顔器も放置したままだし。夏にできたシミも目立ってきた。

何とかせねばなあ…。(一瞬思うだけ)


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